ホームこたつ、やぐらこたつ、こたつ、時代や地域によって呼び名はいろいろある電気こたつ。
1964年(昭和39年)の東芝電気こたつのパンフレットが出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b6/52a8a9da4b7d86c8e4fc2b7eedf1da95.jpg)
赤外線ランプとシーズ線加熱、ダブル加熱がこのこたつの特徴。
東芝がアピールしてるこたつの拡大図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/97/9975b720fca7305a699e344bd9413043.jpg)
KY-48形 400ワット 4,980円
当時の初任給は19,000円位。
4,980円の商品は、初任給の1/4の値段の商品。
現在の初任給は20万円位なので、その1/4は約5万円。
給料で考えたら、現在の5万円位の商品。
当時、家電製品は割高な商品だったんや。
そのこたつがあった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/26/366204c0190f69b1398ce2f595237534.jpg)
昔、使ってた古いこたつの型番をみると「KY-48形」と表示がある。
買ったんや、このパンフレットを見て。
昔、このこたつの前で、白黒テレビを観てた。
「やぐらこたつ」「ホームこたつ」「家具調こたつ」違いは分からない。
ダブル方式
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/9e/7b87f4ab1fc00df4169117e0ece376e3.jpg)
説明によると、
赤外線ランプは「特許の内面ツヤ消しと、上部内面反射鏡でキキメは通常の2倍以上」
シーズ線は「熱の広がりが大きく、ヒザ元の暖かさは2割もアップ」
ダブルの安全装置、サーモスタットと温度ヒューズがあると書いてある。
が、しかし、問題があった。
当時、温度ヒューズが何度も切れて、何度も何度も温度ヒューズを交換した。
けど、改善しない。
修理に出したら、サーモスタットの不具合が原因だった。
裏面
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/7d/7a99305c562f020ad55c828f544de5a0.jpg)
裏面には「バラ色の光で暖める」タイプ等、色々な機種があり。