日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

若杉ざんざこ踊り

2013年08月16日 20時19分56秒 | 写真日記

カメラ EOS 5DMarkⅡ f 7.1 1/400 ISO 100 70mm(18~105mmズームレンズ使用)

「若杉(わかす)ざんざこ踊り」は、兵庫県養父市大屋町若杉(わかす)集落に伝わるお祭りです。
ここ数年、この祭を写真に残そうとしているのですが・・・・・・。

兵庫県の北部に伝わる同様の祭(ざんざこ、ざんざか、チャンチャコなど数種の呼び名)が、16ヶ所もあるようです。
この若杉集落は、ご他聞にもれず、過疎が急速にすすんでいるところです。「中央で舞う少年」が、この集落で生まれた最後の子供です。
以後子供が生まれていません。
この現実を聞いて、写真を残したいと思いました。もちろん、少年に渡すため(A4額入り超高画質)に毎年訪れることにしているのですが・・・・。病気がちの古希も過ぎた身にとっては、心配の方が多い。妻の同行が条件なんですから・・(運転の交代)。

寺内ざんざか

2013年07月23日 14時02分49秒 | 写真日記
兵庫県北部で舞われる「ざんざか踊り」については、16ヶ所もあるらしい。「ざんざか」、「ざんざこ」、「ちゃんちゃこ」など名称は多様だが・・。
毎年訪れている養父市大屋町の「若桜(わかさ)」や「大杉」のざんざか踊りは、お盆の時期だが、ここ「寺内」は、一番暑い時期の7月第3日曜日だ。


絞りf4 シャッタースピード1/100 ISO 300 ズーム105mm (canon EOS5D markⅡ 24-105mmF4L IS USM)

神社へと登る道に設けられた鳥居は、いわば神域への結界だが、うっそうと茂る木立の前で二つの明るさと暗さが対比される見事な構図となる。
そして、暑さのために堪える老体は数枚の写真をものにしたが、老妻に帰宅を促される始末で、汗を拭きふき・・長い長い帰宅の道を戻った。


大避神社 輪越祭

2013年07月01日 11時27分42秒 | 写真日記
6月30日 赤穂市坂越の「大避神社」に行った。
非常に由緒ある「懸社」であるが、近年には「舟祭り」(神輿の舟渡御)で有名である。

輪越祭には、少ない人出であったが、2、3歳の女の子が、背負い人形(昔の・・昭和30年頃までの「追い子」のような、背負うために加工された人形)を負ぶってお参りしているのが、強く印象に残ったのでパチリ。


Canon EOS 5D MarkⅡ 絞りf4 露出時間1/80秒 ISO 250 ズーム88mm (レンズ24-105mm F4L IS USM)リサイズ加工

沙羅双樹

2013年06月24日 16時11分06秒 | 写真日記
平家物語の・・・沙羅を見に「沙羅の寺」に行った。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
 おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
 たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ」

琵琶法師が語る口調は解らないけれども、「沙羅双樹」を見に行った。


これが、沙羅双樹というものらしい。(インド原産)
釈迦入滅のときに、この花が落ちたとか色が変わったとか・・・・・。


日本で育たない花なので、朝に開花して夕方に散るという儚さになぞらえて「夏椿」を沙羅のはなになぞらえたようで、ピッタリだ。
兵庫県福崎町「応聖寺」は、見ごろであった。
夏椿というけれど、椿に花は似ているけれども、その幹は百日紅のようにつるつるであった。椿のような「照葉樹」ではなかった。
その、日本での「沙羅」とは、


canon7D レンズEF70-300mm F4.5-5.6L IS USM 絞りf4 露出1/60 ISO400 ズーム70mm

カメラ同上 レンズ同上 f6.3 1/400 ISO100 116mm
花が、1日に咲き散るということで、多くの花弁が落ちていたが、また、多くのの蕾も開花を待っている不思議な木でもあった。

また、奥の小さな池の上に垂れ下がる木々の枝には、「モリアオガエル」の卵が梅雨の雨にあたって、水面に落ちる寸前(おたまじゃくしになる)であった。

これは、思いのほかの、うれしい出来事でした。

ふるさと写壇展

2013年06月18日 07時31分04秒 | 写真日記
第30回ふるさと写壇写真展終わる。

今年は、写真を撮る機会が本当に少ない。
忙しさを口実にしているが・・・・・・出かけるには妻の同行が必要(運転のスペア?)なので・・・・。

写真展の作品持込と展示が、急に話が進んだ大学のプチ同窓会的な「食事会」と重なり、大阪に出かけたので、先輩に頼んだ。たの人の作品を見る間もなかったので、引き上げる16日にじっくり拝見した。

反省!今年のテーマがあやふやのまま過ごしているので、去年の末に写した「広峰神社」の「御柱祭」の4枚組にした。大きい額縁にA3の写真を4枚配して・・・・。




その作品の一部です。


DATA 絞りf4 シャッタースピード1/15秒 ISO 3200 47mm (Canon 5D MarkⅡ レンズ EF24-105mm F4L IS USM)


DATA f4 1/50 ISO 3200 60mm

クリンソウ咲く

2013年05月31日 19時40分30秒 | 写真日記

DATA f7.1 1/100 ISO100 24mm   5DMarkⅡ(レンズ canonEF24-105mm F4L IS USM)

DATA f4.5 1/125 ISO100 105mm   5DMarkⅡ(同上レンズ)

「クリンソウ(九輪草)咲く」の便り(風の)に誘われて・・・・。

兵庫県宍粟市(難読市町村、しそうし)千種町西河内「天児屋たたら学習館」前のクリンソウ群生地に行った。
やはり遠い。車で途中食事を挟んで、2時間少しかかった。まっすぐ北へ向えば、日本海に達する距離だよ。

ここの群生地は、この場所の間伐が進み、数年前から、この花の好む「涼しい環境」(標高800m)、「日の当たる環境」(間伐)、「湿地」という3拍子揃った環境になったようです。そこで、ほそぼそと生きながらえていたものが、4ヘクタールもの群生地になったようです。

冒頭の写真のような、清楚で美しい仏塔の「九輪」のような姿を誇っていた。感動した!

ルピナス咲く

2013年05月19日 07時04分18秒 | 写真日記
兵庫県佐用町三日月 「味わいの里三日月」に行った。


canon EOSKissX3 レンズEF-S 18-200mm F3.5~5.6IS    DATA f7.5 1/250 ISO100 160mm

明日にも雨が予想(予報ではない。よく外れるから)されるので、「ルピナス」を見に行ったのだが・・・。
ルピナスは、花の期間が長いので、満開には程遠かったが、それでも競うように咲き誇っていた。中には、出遅れて小さい蕾を隠すように大きい葉の下に潜ませていたが、花を咲かせたものは、大きく背伸びをしているので、目立つのだ。

そして、非常に好きな場所・・・・「乙大木谷」の棚田を散歩。 数枚の田には早苗が見られたが・・多くの棚田に苗が植えられ、青々と揃うときに「パチリ」をしたいので、10日から15日後に再訪する予定を・・・・。(田植えを終えた苗は1週間もすれば、その青さを増すからだ。)


朝光寺 鬼追い

2013年05月06日 12時26分56秒 | 写真日記
兵庫県加東市社町の朝光寺の「鬼追い」に行った。

同寺の本堂(国宝)前で舞われる「鬼追い」は、室町時代を起源としているようで、古い形式です。一人の翁と鬼4匹での勇壮な踊りを受け継いでいる。

 
canon EOS7D レンズ EF70~300mm F4.5~6L IS   DATA f5 1/250 135mm ISO100

奈良へ行く

2013年05月03日 17時17分45秒 | 写真日記

おのぼりさん奈良へ!
ゴールデンウィークにも関わらず、奈良へ!1日~2日

それでも数十年ぶりの古都は、覚えていない景色の中へ入っていけた。
この季節、小学生の「春の遠足」の季節なんでしょう。どこでも子供たちの元気な声が聞こえてうれしかった。
古希を過ぎると足腰も弱り、2日間も耐えれるかとの心配もあったが、楽しい旅行であった。
そして、「おのぼりさん」の例外にもれず、ホテルの前で記念撮影とあいなった。
シャッターは、客待ちのタクシーの運転手さんが、押してくれた。

千姫ぼたん園祭り

2013年04月29日 17時25分40秒 | 写真日記
28日(日)姫路城の「千姫ぼたん園」に行った。
今を盛りに咲き誇るぼたんは、見事だった。それに合わせて行われた「千姫お興し入れ行列」は、千姫が大阪城落城後、江戸に帰る道中に松阪で見初めた本田忠刻に嫁つぐ様を表現している。

千姫(1597~1666)は7歳で大坂城の豊臣秀頼に嫁ぐ(まだ家康より秀吉の力が強く人質の政略結婚)後、大坂城落城炎上のとき、秀頼は自害。千姫は火中より逃れるときに「坂崎直盛」に助けられる。家康が「千姫を助けた者に妻として与える」と言ったと伝えられ、千姫が江戸より桑名の忠刻のもとに向かおうとしているときに、その輿を奪おうとした。これも家康は予想していたらしく、なんと直盛の家臣に襲わせて殺害。
落城大坂城より江戸に向かう道中桑名で本多忠政の長男忠刻を見て一目ぼれ、美男と評判の相手であった(千姫まだ18歳)。好きな相手と結婚できるなんて考えられない時代に忠刻と結婚できたのは家康も秀忠も溺愛していたからである。
そして、この結婚が父の本多忠政の出世をももたらした。国替えで姫路城に移ったときに5万石を加増されて、15万石となった。そして千姫(忠刻)には秀忠より持参金としてなんと10万石が与えられた。10万石がいかに破格のものであるか、以前の伊勢桑名が10万石だったのですから・・・・・。

そのぼたん園は、人出が多く「花の写真」を求めて入れ替わり立ち代り、前をふさぐので、バックが暗くスポットライトが当たったように写すために、望遠で距離をおいて瞬間(ひとのいない)を捉えた。



f8 1/640 ISO 320 300mm