日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

隠し砦の三浪人

2006年02月13日 22時25分57秒 | 野球
古田ヤクルト・スワローズにアメリカのベースボール(MLBか3A)に身を置いていた、三浪人が帰って来る。
MLB進出に挫折した浪人とも言える。新庄剛志選手のように、日本球界復帰後水を得た魚のように活躍出来る選手もいるが・・・。
三人の活躍を期待して紹介しましょう。
石井一久投手:'92~'01(10年)ヤクルト・スワローズに在籍。'02~'04(3年)ロスアンジェルス・ドジャース、'05 ニューヨーク・メッツ。MLB通算成績、39勝34敗。'05年は、3勝9敗0S、防御率5.14 。解雇条件6500万円支払いあり。ヤクルトも2年10億円を用意か?
高津臣吾投手:'91~'03(13年)ヤクルト・スワローズ。'04~'05 シカゴ・ホワイトソックス、'05 ニューヨーク・メッツ、MLB通算成績、8勝6敗27S。'05年成績、2勝2敗8S防御率5.20。
木田優夫:'89~'97(9年)巨人、'98ブルーウェーブ、'99~'00デトロイト・タイガース、'00途中より'01ブルーウェーブに復帰、'03~'04ロスアンゼルス・エンゼルス、'04~'05シアトル・マリナーズ傘下3Aタコマ在籍。主に敗戦処理的中継ぎ。MLB通算成績、1勝1敗1S。
石井投手は4年、高津投手は2年、日本球界を離れていたので、ボールの大きさに(日本は小さい)球が良く走るでしょうか?以前そのままに活躍できるでしょうか?(球は走るが、ムービング・ボールはなくなるらしい)大魔神(佐々木)の二の舞は御免蒙ります。
 

松井秀喜を推理する

2005年12月08日 10時21分31秒 | 野球
松井秀喜選手が、私財5億円を投じて完成した「MATUI-HIDEKI BASEBALL MUSEUM」(兄の一級建築設計士、松井利喜氏の設計)の開館式に出席した。
ミュージアム前の松井選手の少年時代の銅像は、右打ちだ。生まれつきは、右投げ、右打ちだったのだ。4歳から習い始めたピアノは、11歳(根上小学校5年生)で、根上少年野球クラブに入部しても続けられ、小学6年生で能美郡野球大会で優勝するまで続けられた。(8年ものピアノ歴)
13歳で根上中学校に入学すると、捕手に転向。15歳(3年生)では、投手に。すでに、身長は172Cmもあった。
16歳で星陵高校に入学すると、一塁手に転向した。
では、写真の銅像は何歳のときのものでしょう?
エピソードで語られているのは、兄も(利喜氏)野球をしていたが、弟が余りにも打つので、ハンディキャップを付け「左で打て」と言ったようだが・・・?
そうであれば、少年野球クラブで練習を始めてすぐの時期か、前の三角ベース時代かハッキリしない。銅像のあどけない顔立ちや、大柄だったことを考えると、ページ管理人は、左打ちは10歳で始まったと推理します。そして、そのことが偉大な打者を生んだ。(右打ちでも、余りある才能は開花したでしょう。)兄弟間で、命令できるのは、草野球時代で、少年野球クラブ時代はコーチもいたでしょうから・・・。

WBC日本メンバーは?

2005年12月07日 10時54分47秒 | 野球
WBC特別ルールに投球制限がある。MLBは、40~70球の間を考えているようだ。王日本チーム監督が猛反発をしているが、大事な選手(総額200億~40億円の選手をレギュラー・シーズンを控えた時期に故障は許されない)を預かる監督(アメリカはバック・マルティネス氏)も大変なプレッシャーだろう。

日本メンバーはどうでしょう?MLB所属選手は近日に発表される。(1月17日までに60人の登録、最終決定は、3月3日東京ドーム、中国対日本戦の24時間前だ。)

日本チーム予想(最終は30人まで)

投手 藤川 球児(阪  神) 7勝 1敗 セーブ 1 防御率1.36
    藤井 秀悟(ヤクルト)10勝12敗 セーブ 0 防御率3.43
    石井 弘寿(ヤクルト) 4勝 3敗 セーブ37 防御率1.95
    上原 浩治(巨  人) 9勝12敗 セーブ 0 防御率3.31
    黒田 博樹(広  島)15勝12敗 セーブ 0 防御率3.37
    渡辺 俊介(ロッテ )15勝 4敗 セーブ 0 防御率2.17
    小林 雅英(ロッテ ) 2勝 2敗 セーブ29 防御率2.58
    杉内 俊哉(ソフトバンク )18勝 4敗 セーブ 0 防御率2.11
    和田  毅(ソフトバンク )12勝 8敗 セーブ 0 防御率3.27
    松坂 大輔(西  武)14勝13敗 セーブ 0 防御率2.30
    大塚 昌則(パドレス) 2勝 8敗 セーブ 1 防御率3.59

捕手 谷繁 元信(中  日)打率 .234 本塁打14 打点65
    阿部慎之介(巨  人)打率 .300 本塁打26 打点86
    里崎 智也(ロッテ )打率 .303 本塁打10 打点52

内野 岩村 明憲(ヤクルト)打率 .319 本塁打30 打点102
    小久保裕紀(巨  人)打率 .281 本塁打34 打点87
    西岡  剛(ロッテ )打率 .268 本塁打 4 打点48
    松中 信彦(ソフトバンク )打率 .315 本塁打46 打点121
    小笠原道大(日本ハム)打率 .282 本塁打37 打点92
    井口 資仁(Wソックス )打率 .278 本塁打15 打点71

外野 多村  仁(横  浜)打率 .304 本塁打31 打点79
    青木 宣親(ヤクルト)打率 .344 本塁打 3 打点28
    和田 一浩(西  武)打率 .322 本塁打27 打点69
    谷  佳知(オリックス ) 打率 .248 本塁打 6 打点36
    イチロー (マリナーズ)打率 .303 本塁打15 打点68
    松井 秀喜(ヤンキース)打率 .305 本塁打23 打点116

26人か。もう4人残っているな。今シーズン絶不調の「谷」はおかしい。大リーグ実績の「田口」や「大家」は必要だろう。そして、メジャーリガーがもっとも嫌うタイプの「赤星」はぜひ加えて欲しい。
なんだか、カナダ、アメリカ、それに中南米のチームを見ていると小粒に見えてしまうなあ。キューバだって最強チームを編成してくるだろう。1次予選(中国、韓国、台湾、日本で上位2チーム)を通っても、2次予選(米国、カナダ、メキシコ、南アから2チーム)と対戦して、準決勝戦、決勝戦だから、道程は遠いよ。 
以下は、夕刊フジのみる、松井秀喜選手の立場。
【夕刊フジ:当初、WBCの出場に大反対のスタインブレナー・オーナーの意向で、ヤンキースからは1人も出場しないのではないかとみられていた。が、一転主力3選手が認められた。アジア出身選手は後日発表とされたが、最大の障害が外れ、松井の出場にも道が開けた形だ。
 しかし、松井の表情はさえない。「コメントのしようがない。(回答の期限は)いつまでにとは言われてないので、これからゆっくり考えたい」と話すにとどめた。報道陣から「チームメートの出場合意で、気持ちは高まってきたか?」と水を向けられても、「…変わってないです」とポツリ。「彼ら(3選手)も正式に出ると決まったわけではないですし…」
 ヤンキースのチームメートの中で、主砲シェフィールドは「おれは出ない。ケガの危険性があるし、国を代表するといっても、WBCは五輪と全く違う、作られたイベントだ。チーム内にも同じ意見の選手が多くいる」と発言したと報じられており、実際今回のメンバーに入っていない。
 松井と親しい関係者は、「松井の本音はスタインブレナーやシェフィールドに近いのだと思う。なかなか公には口にしづらいことですが、目標のワールドチャンピオンと関係ない所で金もうけのイベントに担ぎ出されるのはご免-という気持ちがあるのでしょう」と代弁する。
 ちなみにWBC関係者によると、MLBから委託を受け、3月3日から東京ドームで行われるアジア予選を運営するのが古巣・巨人の親会社、読売新聞社。MLBからさまざまな権利を得るのに十数億円かかったことから、ペイするためにも、グループの総力を挙げてWBCを盛り上げる立場にあるとか。この辺りも、松井にとって微妙な構図ではある。
 ヤンキースの許可、即出場ではないのか-と聞かれ、「そりゃそうですよ。それだけでは決められないです。いろいろなことを総合して考える」とも松井は話す。
 では、出場を辞退すれば、4番を空けて待っている王監督の顔に泥を塗ることにならないか-との懸念もある。恩師の巨人・長嶋終身名誉監督も、「日の丸」に特別な思いを寄せる1人。何より、イチローも井口も出場に前向きといわれる中、ゴジラが背を向けた場合、日本のファンの理解を得られるかどうか。
 いずれにせよ、ゴジラは厳しい選択を迫られている。】
kunio_nikkiは、松井秀喜選手を支持します。よって、WBCに関する日記は、松井選手の態度が決まるまで記事にすることは止めます。

     

松坂大輔投手どうする

2005年12月06日 20時01分53秒 | 野球
ポスティング制度で大リーグ入りを目指す諸君、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の凄いメンバーを見ても、「軽く抑えてやる」と言えますか。
今期目指す、石井弘寿(28)ヤクルト。入来祐作(33)日本ハム。来期目指す、松阪大輔(25)西武、井川慶(26)阪神、諦めかけてる上原浩治(30)巨人、新垣渚(25)、和田毅(24)ソフトバンク。MLBは、大事な(数十億円)選手達を守るために、投手は40球~70球に投球制限のルールを考えている。
よ~く考えよ~!活躍できるかな~!

アメリカチーム(投手王国、バランス抜群、42人)
投手 ロジャー・クレメンス(アストロズ)
    アンディ・ペティット(アストロズ)
    マーク・バーリー(ホワイトソックス)
    ロイ・ハラデー(ブルージェイズ)
    ジョン・スモルツ(ブレーブス)
    ダントレル・ウィルス(マーリンズ)
    チャド・コルデロ(ナショナルズ)
    ビリー・ワグナー(メッツ)
    ジェーソン・イズリンハウゼン(カージナルス)
捕手 ジェーソン・バリテック(レッドソックス)
    ジョー・モウアー(ツインズ)
一塁 デレク・リー(カブス)
    マーク・テシェイラ(レンジャーズ)
二塁 クレイグ・ビジオ(アストロズ)
    チェース・アットリー(フィリーズ)
三塁 エリク・チャベス(アスレチックス)
    チェバ・ジョーンズ(ブレーブス)
遊撃 デレク・ジーター(ヤンキース)
    ジミー・ロリンズ(フィリーズ)
外野 バリー・ボンズ(ジャイアンツ)
    ランス・バークロン(アストロズ)
    ケン・グリフィー(レッズ)
    アダム・ダン(レッズ)
    ファン・ビエール(マーリンズ)

ドミニカチーム(強力打線、破壊力抜群、29人)
投手 ペドロ・マルティネス(メッツ)
    バートロ・コローン(エンゼルス)
    フランシスコ・コルデロ(レンジャーズ)
    ホセ・メサ(パイレーツ)
捕手 アルバート・カスティーヨ(アスレチックス)
一塁 アルバート・ブホルス(カージナルス)
二塁 アルフォン・ソリアーノ(レンジャース)
    ロビンソン・カノ(ヤンキース)
三塁 エイドリアン・ベルトレ(マリナーズ)
    アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)は、米国かも?
遊撃 ミゲル・テハダ(オリオールズ)
外野 マニーー・ラミレス(レッドソックス)
    ラウジーミル・ゲレロ(エンゼルス)
    ウイリー・ベーニア(レッズ)

プエルトリコチーム(走、攻、守、まとまる、22人)
投手 ハビエル・バスケス(ダイヤモンドバックス)
    ジョエル・ビネイロ(マリナーズ)
    ホルヘ・ソーサ(ブレーブス)
    J・C・ロメロ(ツインズ)
捕手 イワン・ロドリゲス(タイガース)
一塁 カルロス・デルガド(メッツ)
二塁 ホセ・ピドロ(ナショナルズ)
三塁 マイク・ローウェル(レッドソックス)
遊撃 フェリベ・ロペス(レッズ)
外野 バーニー・ウィリアムス(FA)
    カルロス・ベルトラン(メッツ)
    ホセ・クルーズ(ドジャース)

ベネズエラチーム(ワールド・チャンピオン投手がいる、15人)
投手 ヨハネ・サンタナ(ツインズ)
    フレディ・ガルシア(ホワイトソックス)
    カルロス・ザンブラノ(カブス)
    フランシスコ・ロドリゲス(エンゼルス)
捕手 ヘンリー・ブランコ(カブス)
一塁 トーマス・ペレス(フィリーズ)
二塁 ミゲル・カイロ(メッツ)
三塁 メルビン・モーラ(オリオールズ)
遊撃 オマー・ビスケル(タイガース)
    カルロス・ギーエン(タイガース)
外野 ボビー・アブレイユ(フィリーズ)

その他カナダ(20人)・イタリア(14人)・メキシコ(23人)オーストラリアや韓国、台湾にも大リーガーがいる。

まず、アジア4チーム(台湾、中国、韓国、日本)の上位2チームに入り、アメリカ等と戦って、また上位2チームに入り、決勝トーナメント(4チーム)に進まなければならない厳しい戦いの連続だ。   

松井秀喜ベースボールミュージアム

2005年12月05日 20時08分09秒 | 野球
【共同:米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜選手(31)の活躍を紹介する「松井秀喜ベースボールミュージアム」が出身地の石川県能美市に完成、内覧会が5日、開かれた。8日から一般公開される。
 ミュージアムは1994年に開館した「松井秀喜野球の館」をリニューアルする形で実家近くに新築。総工費は約5億円。夢をテーマに松井選手の兄で一級建築士の利喜さん(34)らが設計した。
 鉄筋3階建ての建物は西洋風の豪華な造りで、展示室は1階の約310平方メートル。9月に達成した日米通算400号ホームランのボールや、大リーグ通算500安打の記念カップなどが新たに展示品に加えられた。
 松井選手は「ぜひ1度足を運んでいただき、松井秀喜の夢を感じてください」とのコメントを寄せた。開館時間は午前9時半から午後5時で火曜日が定休。入場料は小・中学生100円、一般300円。】
「松井秀喜の夢を感じてください」 そうです、訪ねます。しかし、カーナビゲーションもない、助手席にナビゲーターもいない車で、しかも平成の大合併で、聞き覚えのある市町村名はなくなり、手探りでの道程は不安の方が大きいなあ。雪の季節が終わったら訪ねることにしようかな。

プロ野球は何処へ行く

2005年11月26日 22時01分27秒 | 野球
今日、ソフトバンクの新垣渚投手(25)和田毅投手(24)が、来オフにも「ポスティング制度」によって、MLBに移籍したいと表明した。ソフトバンクはダイエーの時代から、契約について進んでいる。ホワイトソックスの井口選手も、去年ポスティングにより移籍したが、なんと入団契約時に(一定の成績を収めたのち)将来の移籍を盛り込んでいたようだ。新垣、和田両投手も入団契約に条項があるように思われます。
しかし、日本のプロ野球では会社のトップの口約束が反故にされるような、未成熟な社会である。去年の契約更改時に約束を取り付けた西武の松坂大輔投手(25)も反故にされようとしている。もう一人約束を反故にされるのは、ヤクルトの石井弘寿投手(28)だ。社長の約束があったのに、古田監督誕生で約束が破られようとしている。松坂投手も石井投手も社長の約束だが、残念にも口約束だ。それを本人も認めているのに、「まだこの球団に残ってくれ」の言葉で、約束を破ろうとしている。契約に関して未成熟な社会なのだ。松井秀喜選手の契約でも解かったが、代理人(専門家)が細部に渉って明記する必要があるようだ。
他にポスティング制度でMLB入団を希望する選手は、日本ハム、入来祐作投手(33)は、球団が許可した。阪神、井川慶投手(26)は、2年越しの要求も球団が認めないようだ。ファンの間にも経営陣の中にも意見が分かれているようだ。「勝手にせい!」と。西部には、松坂投手とは対照的に、森慎二投手(31)は、すんなり認められた。本人も来期FA権を取得するが、「入札金で球団に恩返しをする」と言っている。球団に金が入るのは今年だけだから。横浜の斉藤隆投手も認められた。ヤクルトの、岩村明憲内野手(28)は、ポスティング制度による移籍希望を、今年は引っ込めるようだ。オフにも渡米して調査すると言っていたのに(なにか球団と約束があったようだが)、古田監督誕生で球団の態度が変わったとみたようだ。巨人、上原浩治投手(30)は、年齢的にも要求すると思われたが、今年の成績(9勝12敗)から、契約更改時には持ち出さないと決めたようだ。

プロ野球ももっとドライに、サッカーのように移籍金で球団が潤うなら、もっと積極的にポスティング制度を活用して、MLBに人材を売り、その金で有望な新人を2~3人育てるようにしたらいい。日本プロ野球がすでにMLBの2軍の様相になっているんですから・・・。以下略。

清原和博に引退勧告

2005年11月19日 20時07分50秒 | 野球
浪人、清原和博君に引退を勧告します。
巨人から自由契約を宣言された。(働きと年俸のギャップが大きくなって)、これだけの実績と人気をもっている選手ではあったんですが、衰えは記録に現れている。誘う球団はないと思っていたんですが、本当に幸いにも、オリックスが「三顧の礼」で迎えようと準備をしてくれた。しかし、清原(元選手)は、巨人を見返したいとかで、セ・リーグの在京球団に売り込んでいるらしい。そして、ヤクルトも横浜も相手にしていないようだ。哀れに尽きる。誘ってもらっているオリックスに余りにも失礼だ。中村監督(前GM)もよく辛抱しているようだ。チーム編成上早く決めて(中村ノリがMLBで使ってもらえなかったので、復帰か?)スタートした方がいい。電話で「もう少し待って欲しい」と連絡したらしいが、嫁の関西行き拒否があるんなら、断りは早い方が紳士的だ。これで、「他の球団に決めました」はもっと失礼だ。
本当は、誘ってもらったときに、間髪を入れず「お願いします」とやったら、関西の「清原ファン」もオリックスファンも、タイガースファンだって、拍手で歓迎したでしょうに。歓迎する雰囲気はなくなりつつある。遅すぎる!失礼にも程がある。よって、引退を勧告します。
(以下の偉大な生涯記録を汚さぬように)
西武  年度  試合数 打数  安打  打率 本塁打  打点
    1986   126   404  123   .304  31    78
    1987   130   444  115   .259  29    83
    1988   130   451  129   .286  31    77
    1989   128   445  126   .283  35    92
    1990   129   436  134   .307  37    94
    1991   126   448  121   .270  23    79
    1992   129   464  134   .289  36    96
    1993   128   448  120   .268  25    75
    1994   129   455  127   .279  26    93
    1995   118   404   99   .245  25    64
    1996   130   487  125   .257  31    84
巨人
    1997   130   462  115   .249  32    95
    1998   116   384  103   .268  23    80
    1999    86   263   62   .236  13    46
    2000    75   216   64   .296  16    54
    2001   134   467  139   .298  29   121
    2002    55   148   47   .318  12    33
    2003   114   341   99   .290   26   68
    2004    40   101   23   .228   12   27
    2005    96   375   68   .212   22   52
生涯成績
         2249   7461  2073   .278  514  1491    

巨人も小久保も悩む

2005年11月05日 09時56分25秒 | 野球
巨人の原監督は、なんと7年ぶりに「キャプテン制」を宣言、小久保裕紀選手を当てる構想をぶち上げた。
今シーズン中に、小久保は親しい仁志選手や上原投手に「このオフには王監督の元に戻るんだ」と打ち明けている。(小久保はFAの権利を持っているが、まだ行使していない)
小久保は、高塚球団社長(当時、ダイエー三点セットを牛耳っていた権力者。後スキャンダルで失脚))との確執(練習中にも呼び出され、社長の行きつけのクラブの女性との握手や写真を・・・)で巨人へ無償トレード。このいきさつが普通にFAできない面もある。
原監督は、小久保を離したくないので、キャプテン構想になったようだ。王監督(GM兼任)は、練習熱心で人格的にも優れている小久保を高く買っているので、将来は後継者(秋山の次か?)と考えているようだ。城島(FAでMLBか)にも尊敬され、秋山(2軍監督)にも尊敬され、そして小久保。王監督は、監督の域を超えている。尾花コーチの巨人入りについても、長い単身赴任を強いた償いに、王監督がお願いしたようだ。
小久保はFAしないように思うので、王監督がトレードを申し込むかも。巨人は失いたくない。表面に現れないかも知れないが、裏では巨人とソフトバンクで綱引きが活発化しそうだ。「落とし所は難しい」

野球を投資にするな

2005年11月04日 20時56分53秒 | 野球
今日札幌で、プロ野球オーナー会議が開かれた。楽天がTBSの株式の筆頭株主となった問題が話し合われた。改善を求める方向で、まとめようとしている。一方、村上ファンド(オリックスが45%も出資)が40%超も所有する阪神電鉄株については、株式上場は認めないが、問題は先送りされる。記者会見はオーナー会議議長のオリックス宮内さんがするという皮肉さだ。

今日、文化勲章受章者と文化功労者を招いた茶会が皇居であった。出席した長島茂雄さんの足元にはリハビリ用の靴が見られた。(写真参照)野球は、まさしく文化であった。

今や野球を投資の対象に辱めている。古来、オランダではチュリップの球根が投資の対象となり、何百万円~何千万円にもなった。日本のバブルは、紀伊国屋文左衛門のみかんや江戸の大火の材木などがあった。そして、土地バブルはついこの間の出来事だったが、株式、ゴルフ会員権、絵画、金・・・と投資の対象を探しまわっている。
新手の投資家は、野球を投資の対象と考えているようだ。残念だ。
野球は文化なんです。人々に夢を与え、生きる喜びさえ与えているとも言える。
小さな空き地で、三角ベースボールで遊び、草ぼうぼうの野原でボールを見失い、昔、赤バット(川上)、青バット(大下)、物干し竿(藤村)に憧れ、王、長嶋に憧れ、村山、江夏に憧れ、一人一人にヒーローはいた。チームではなしに、ヒーローに憧れ、一投一打に胸躍らせたのだ。
野球を投資の対象にするな!
MLBのオーナーやオーナーグループも投資対象とは考えていないよ。

ガンバレ阪神タイガース!

2005年10月26日 09時17分28秒 | 野球
後がない「岡田阪神」阪神がパ・リーグ優勝のロッテに歴史的大敗を記録しそうだが・・・。
1-10、0-10、1-10と日本シリーズでは被得点はワーストだ。得点は、55年前の南海ホークスの0点、0点、1点=1点に次ぐワースト2位だ。チーム打率は、0.174で'91年の巨人(0.198)を下回っている。
3連敗は過去14回ある。引き分けを挟むと16回ある。過去逆転の4連勝は3回もある。’58の西鉄(神様、仏様稲尾さまの4連勝)対巨人、’86の西鉄(引き分け1を挟んで)対広島、’89の巨人(近鉄の巨人はパの最下位より弱い発言があった)対近鉄の3回だ。だから、13回は日本一になっていない。
シリーズ4連敗は、6回ある。’57の巨人(対西鉄、引き分け1あり)、’59巨人(対南海)、’60大毎(対大洋、このとき西本監督は永田雅一オーナーに解任された)、’75広島(対阪急、引き分け2を挟む)、’90巨人(対西武、涙の清原)、’02西武(対巨人)
MLBでも去年の地区シリーズでヤンキースがレッドソックスに3連勝のあと4連敗をしてしまった。シリーズを制しても、ポストシーズンを落とすと「水泡に帰す」だ。「画竜点睛を欠く」最後の一筆を描かないと戦犯扱いだ。優勝のために戦っているんですから。岡田監督のガンコさが裏目にでたかな?バレンタイン監督はネコの目打線(打線を固定しない)で、短期決戦を理解している。
開き直って戦え!ガンコ岡田も頭を柔軟にして、先取点を奪え!打線も固定するな!責任を感じている者を1から4番にならべろ!ヤンキースのA・ロッドは終盤戦2番になった。鳥谷(エラー)、金本(無安打)、今岡(打点王も不発)、矢野(ビックリ箱)・・・と並べろ!ピッチャーは2回を責任回数にどんどん代えろ!