日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

「住基カード」をつくる

2010年03月23日 16時12分15秒 | 残日録
「住基カード」(住民基本台帳カード)を作った。

役所吏員による「のぞき見」、プライバシーの漏出などの悪評もある、大して役に立たないなどの理由によって、その発行枚数が、0.8%程度(全国平均)と普及には程遠い現状だ。
実際ネットで繋がっているので、自分の役所以外の全国(一部のネット離脱市町村がある)のプライバシーが、覗かれる恐れがあるのだ。

今日、実際に作ってみた。
理由は、高齢による「運転免許証」返納などに備えて「写真付きの住基カード」にした。(ほとんどの金融機関や他の申請の身分証明書になる)有効期間は10年である。生きられないだろうが、10年はいい。
ちなみに、運転免許証有効期間は、70歳なら4年。71歳以上は3年である。当たり前だが、ゴールドはない。
相変わらずの無愛想な窓口だった。当然なのだろう、専用の窓口なのに「専従者」はいないのだから。当地の54万人に近い「市」でも1800枚程度の普及なのだから・・・。ほとんど仕事はない。(普及枚数は、市議会での質問の担当者の答弁)0.33%か!

写真(35mm*45mm)と印鑑と免許書(身分証明のために運転免許書を持参)で、申請書に記入。10分程度でカードは出来上がる。読み取りは接触型なので、「書き込み及び読み取り」機にカードを挿入。暗証番号の登録(4桁)を3度押したかな?
出来上がってビニール袋に入れられて完了。

さて、e-Tax(国税)に繋げるには、カードに身分証明情報を書き込むので500円(2年間)が必要だ。3月15日の申告期間が過ぎているので、必要なら来年にすることにした。

当地では、発行代は無料だった。自治体によって、写真なしは無料が多く、写真付き(役所で写真を撮るなど)無料から500円が多い。
これも、無料では文句は言えないが・・・、他のことになるが、「国民健康保険料」といいながら、自治体によって料金に大差があるのは、納得のできることではない。「介護保険料」もだ。「国民年金」と同様に全国一率でないと国の役割が・・・納得できないよ。

それなら、問題の多い成人式に無駄なお金を掛ける前に、新成人全員に写真入りの「住基カード」を渡すようにしてください。運転免許証のない人も「身分証明書」になるし・・・少しだけでも、成人の自覚が出来るだろうに!

かくして、あまり用もないだろうが、「住基カード」を作った。運転ができなくなる日に備えて。