昨日は「紙おむつ」の世話になった。
なんと言うことだ。随分先のことだと思っていたのに・・・・なあ。
朝方は、なんということのない目覚めだったのに・・・・。昼ごろにもなって、お腹が異常をきたしたのだ。お尻が便意を抑え切れない・・・五分ごとに襲ってくるのだ。便器に座っても・・・下痢という範疇ではない。少し固めがあるのに・・・少ししか出ない。回数の多さが、寒さを誘発するし、冷や汗まで噴出す(余計寒さが増す)、嘔吐を催す。
夜になっても状況は変わらない。かくして愚妻の世話になるしかない。夜11時にもなってから「紙おむつ」を買ってきてもらう(自動車で十分程度のスーパーで終日営業)。しかし、「世の中を投げ出してもいない古希」にとっては、この物体の中に放出することが出来ないのだ。かくして、真夜中の便所通いが始まったのだ。寒い夜を乗り切る勇気も湧かない。この便意を抑えてくれる魔法の薬が目の前に現れる幻想だってお願いする哀れさなのだ。便所から居間へは這って帰るという恐ろしいほどの倦怠感や震えが起こる。救急車を呼ぶかどうか聞かれたのにも返事出来ず、かろうじて首を横に振るのみだ。
今日になっても、状況の改善がない。水を飲んでも便意を催すので大変な朝となったものだ。しかし、世の中は捨てたものではない。神への祈りが通じたのか、平生の行いが良かったのか、人体の悪玉に対する不思議な抵抗力が功を奏したのか、少し収まったのだ。
急いで近所の「大病院」へ行く。家で書いておいた「詳しい病状」や「体温、血圧」、「常用している薬」を受付に提出した。・・・・なのに・・・受付のうら若い未熟な・・外科を指示する情けなさだ。・・・内科をお願いしますよ・・・で変更してくれたが、なんなんでしょう?「診察の順を書いたカード」渡され、診察室前で待たされる。(受付番号22番。9時50分だったのに・・・・診察を受けられた時間は12時の少し前にもなっていた)詳しい症状を記していたお陰で、インフルエンザ菌が腸炎を起こしているとの見立てだった、優しい若い男性の先生だったが、今日も10人が同じ症状だったので、高齢者は風邪に十分注意が必要だと聞かされた。お腹の数箇所に対する触診もしていただいたが、所見はやはりインフルエンザによる腸炎。薬は3種、4日分を服用するように指示された。点滴をするかどうか聞かれたので遠慮した。1時間の点滴にお尻が耐える自信がない。そこで、腸の弱っているときの食事の注意や水分の取り方も教えて頂いた。(薬は、とんぷく(下痢止め)と腸炎を抑える漢方薬と腸の働きを助ける薬で、いわゆる風邪薬ではなかった)
これで、昨日のあの悪夢のような現実から逃避できるのだろうか、次回の同じ先生の診察日時は金曜日の午前中なので、長い待ち時間を乗り切って、完治近しを聞きたいものだ。
「紙おむつ」に、なんの抵抗もなく・・・・できる年代に近づいていることの方に驚いた一日であった。
なんと言うことだ。随分先のことだと思っていたのに・・・・なあ。
朝方は、なんということのない目覚めだったのに・・・・。昼ごろにもなって、お腹が異常をきたしたのだ。お尻が便意を抑え切れない・・・五分ごとに襲ってくるのだ。便器に座っても・・・下痢という範疇ではない。少し固めがあるのに・・・少ししか出ない。回数の多さが、寒さを誘発するし、冷や汗まで噴出す(余計寒さが増す)、嘔吐を催す。
夜になっても状況は変わらない。かくして愚妻の世話になるしかない。夜11時にもなってから「紙おむつ」を買ってきてもらう(自動車で十分程度のスーパーで終日営業)。しかし、「世の中を投げ出してもいない古希」にとっては、この物体の中に放出することが出来ないのだ。かくして、真夜中の便所通いが始まったのだ。寒い夜を乗り切る勇気も湧かない。この便意を抑えてくれる魔法の薬が目の前に現れる幻想だってお願いする哀れさなのだ。便所から居間へは這って帰るという恐ろしいほどの倦怠感や震えが起こる。救急車を呼ぶかどうか聞かれたのにも返事出来ず、かろうじて首を横に振るのみだ。
今日になっても、状況の改善がない。水を飲んでも便意を催すので大変な朝となったものだ。しかし、世の中は捨てたものではない。神への祈りが通じたのか、平生の行いが良かったのか、人体の悪玉に対する不思議な抵抗力が功を奏したのか、少し収まったのだ。
急いで近所の「大病院」へ行く。家で書いておいた「詳しい病状」や「体温、血圧」、「常用している薬」を受付に提出した。・・・・なのに・・・受付のうら若い未熟な・・外科を指示する情けなさだ。・・・内科をお願いしますよ・・・で変更してくれたが、なんなんでしょう?「診察の順を書いたカード」渡され、診察室前で待たされる。(受付番号22番。9時50分だったのに・・・・診察を受けられた時間は12時の少し前にもなっていた)詳しい症状を記していたお陰で、インフルエンザ菌が腸炎を起こしているとの見立てだった、優しい若い男性の先生だったが、今日も10人が同じ症状だったので、高齢者は風邪に十分注意が必要だと聞かされた。お腹の数箇所に対する触診もしていただいたが、所見はやはりインフルエンザによる腸炎。薬は3種、4日分を服用するように指示された。点滴をするかどうか聞かれたので遠慮した。1時間の点滴にお尻が耐える自信がない。そこで、腸の弱っているときの食事の注意や水分の取り方も教えて頂いた。(薬は、とんぷく(下痢止め)と腸炎を抑える漢方薬と腸の働きを助ける薬で、いわゆる風邪薬ではなかった)
これで、昨日のあの悪夢のような現実から逃避できるのだろうか、次回の同じ先生の診察日時は金曜日の午前中なので、長い待ち時間を乗り切って、完治近しを聞きたいものだ。
「紙おむつ」に、なんの抵抗もなく・・・・できる年代に近づいていることの方に驚いた一日であった。