日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

沙羅双樹

2013年06月24日 16時11分06秒 | 写真日記
平家物語の・・・沙羅を見に「沙羅の寺」に行った。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
 おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
 たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ」

琵琶法師が語る口調は解らないけれども、「沙羅双樹」を見に行った。


これが、沙羅双樹というものらしい。(インド原産)
釈迦入滅のときに、この花が落ちたとか色が変わったとか・・・・・。


日本で育たない花なので、朝に開花して夕方に散るという儚さになぞらえて「夏椿」を沙羅のはなになぞらえたようで、ピッタリだ。
兵庫県福崎町「応聖寺」は、見ごろであった。
夏椿というけれど、椿に花は似ているけれども、その幹は百日紅のようにつるつるであった。椿のような「照葉樹」ではなかった。
その、日本での「沙羅」とは、


canon7D レンズEF70-300mm F4.5-5.6L IS USM 絞りf4 露出1/60 ISO400 ズーム70mm

カメラ同上 レンズ同上 f6.3 1/400 ISO100 116mm
花が、1日に咲き散るということで、多くの花弁が落ちていたが、また、多くのの蕾も開花を待っている不思議な木でもあった。

また、奥の小さな池の上に垂れ下がる木々の枝には、「モリアオガエル」の卵が梅雨の雨にあたって、水面に落ちる寸前(おたまじゃくしになる)であった。

これは、思いのほかの、うれしい出来事でした。