日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

「九尺藤」を見に行く

2010年05月09日 18時38分23秒 | 気まま日記

今日、突然に・・・・毎日新聞一面のカラーの「九尺藤」の写真に誘われて・・・兵庫県丹波市市島町「白毫寺(びゃくごうじ)」に行った。
高速道路を乗り継いで・・・・。もっと近いかと考えていたが、大阪や京都の方が近いじゃないですか。疲れました。少し前に繋がれた「北近畿自動車道」は、2年前に取り付けられた「カーナビ」が認識しないこともあって、助手席の助言(サイドシートドライバー:助手席から自分が運転しているかのように指図する人)で、次々に「道の駅」に寄り道したのだ。食事をも済ませた「フレッシュあさご」や「あおがき」、「丹波おばあちゃんの里」だ。

「白毫寺への道」は、老体には過酷なものであった。途中の路肩には駐車している車が見え始める。「ここで駐車」との誘惑に負けそうになるが、もっと進まなければ・・・。しかし、車がノロノロ運転にまで混雑しているのを見て、もう負けてしまう。路肩に駐車。そこかしこの路肩、道路端には、ず~!と駐車の車で、見渡す限りだ。高速1000円だけではない、好天と季節の花は人々を吸い寄せるようだ。
長い徒歩の旅が待っていた。「ゆっくりとでも車で進入しよう」という「サイドシートドライバー」の意見が正しいものだったかも・・・。長い道のりは、初夏の日射しが遠慮なく降り注いで、余計に長くなったのだ。しかも、乗り入れた車は、次々と駐車場まで到達していくのだから・・・。

「九尺藤(きゅうしゃくふじ)」の名前に騙されてはいけません。またの名は「紫長藤(むらさきながふじ)」ですから、その土地、気候や日当たり、肥料など好条件が重なった時に2m以上にもなる場合があるそうですが、当寺のものは、長いもので1m程度であった。とても九尺(2.7m)にはなりません。
しかし、L字型に植えられた長さ120mもの藤棚は見事なる景観で、独特の匂いを、惜しげもなく、一面に振りまいていた。


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