日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

子供を守れ

2005年11月24日 22時02分43秒 | 時事
広島市安芸区の小学1年生、「木下あいり」ちゃん殺人、死体遺棄事件の犯人に対する怒りは、このような事件(奈良の児童殺人、死体遺棄や長崎の児童が加害者でもある事件、家庭内での高校1年生同級生殺人事件、女子高校1年生の母親毒殺未遂事件など)が続く社会不安となってしまった。忘れた頃に再発する不安は、幼い子供を持つ親にとって、安心できる環境は家庭にもない。「子供を守る」とは、文字通り保護する面と、加害者にしてはならない両面がある。
奈良事件は、携帯電話やメール、長崎事件は、ホームページのBBSの書き込みに対する反発、母親毒殺未遂は、ブログが・・流行のITが利用されたのだ。それらは、犯罪防止にこそ利用されなければならないものだ。地域でも学校でも、不審者情報がメールやページで送られてくる。しかし、なぜか他人事だ。身近で起こって初めて、予想も出来なかったと驚いても遅いのだ。そして、僅かの間だけ、保護者同伴で登校することになる。あいりちゃんも、1人での下校時に事件が起こっている。集団登下校は必要だ。
近い将来、保育園や幼稚園のように、小学校もスクールバスによる登下校なども増えてくるかも知れない。地域社会でも、セキュリティタウン(囲まれた地域で入場者をチェックする団地、地域内はカメラや他の防犯設備もある)の購入者も増えてきた。
何よりも、中国旅行で出会った純真な子供達のように、にこやかな笑顔に会える社会が消えようとしている。今、子供達が、外国人はおろか、大人を見たら逃げ出す、最悪の社会がそこまで来ている。悲しい時代になったものだ。

【NTTドコモは24日、防犯ブザーや全地球測位システム(GPS)を搭載した子ども向けの第3世代携帯電話(3G)端末「キッズケータイ FOMA SA800i」を開発したと発表した。
 SA800iは子どもを守る「まゆ」をコンセプトに、子どもが親しみやすい、角がないデザインを採用。スイッチを引くだけで100デシベルの音量がなる防犯ブザーを搭載したほか、GPS経由で保護者が居場所を確認できる。ブザーを鳴らした場合はあらかじめ登録した連絡先に自動でガイダンス通話を発信し、現在地情報を通知する。GPSは電源を切っても作動し、端末のバッテリーは専用工具を使わないと取り外しができないなど、故意に使えなくなるリスクを減らしている。
 携帯電話のメニューも子どもに分かりやすい表現やひらがなを使用しているほか、コンテンツも子ども向けのものを用意している。】


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