日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

日本相撲協会殿

2010年01月26日 17時57分30秒 | 残日録
大相撲の横綱「あさしょうりゅう」が・・・・。

横綱審議委員を退かれる「内舘牧子」さんが、幾度も嘆いていたのに・・・。

「日下開山」たる横綱が、5度目の「厳重注意」を受けた。未だ反省の態度なし。
何度も同じ処分をする「相撲協会」に失望した。刑法なら、繰り返される行為は、重く罰せられるのだが。(道路交通法でも)

そこで、もう一方の横綱「白鵬」が、尊敬する双葉山がよく引用した「未だ木鶏たり得ず」(荘子)を、言っていたので、おおいに感心したのだが・・。
おおよそ、「日下開山」なら、相撲道を究めたと同時に人格者へと成長しなければ意味がない。

根本は、相撲協会の甘い体質にある。「強ければ許される」とした体質は、捨て去る必要がある。時に「無気力相撲」でも許される範囲の形というものがある。勝ったあとの立ち居振る舞いに尊敬の念が湧かない。形、立ち居振る舞い・・・人格者に与えられる称号「日下開山」なのだ。

横綱、大関に対しても、大鉈を古い「若い、溌剌とした相撲」から再出発しなければ、相撲の未来は、危うい。
九州場所でも空席が多かった。相撲協会が、もう一方の横綱不在なら、観客が減る(収入が減る)との考えなら、未来は危うい。



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