田園風景が広がり、サラサラ育つ稲穂の美しさをの中に・・・
ポイっと存在感のあるモノが目に入り・・・
自家水の小屋かと思えば・・・なぜか祠・・・?
誰も気づかないようで、石ころのような存在のお地蔵さまや・・・お釈迦様・・・
ずいぶんな時を同じ場所で過ごし・・・姿・形が危うくなるほど風化しても・・・
まだまだ当分の間はその場所に立ち続けるのだろう、そんな予感のする存在感・・・。
道祖神や・・・ある地域では石敢當などが、道端に意味を持って築かれて・・・
人や地域を見守り・・・疫病や得体のしれないモノを寄せ付けない、迷信ではあるのだろうが・・・
誰もその存在を声高らかに否定はしない・・・
妖怪や幽霊となれば・・・気の遠くなるくらい昔から語り継がれはしても・・・
風化もせず・・・新しい魅力を発信し続けています・・・。
上棟した時に飾る幣串や・・・火を使う竈・・・家に福をもたらす座敷童・・・。
井戸にも感謝の祈りをしてみたりと・・・暮らしに中で、信仰と呼ばれる行為や・・・
神様のような存在を感じる場面はたくさんあります・・・。
地域によっては、恐怖を覚えそうな習慣もあるようですが・・・
歴史ある住まいだからこそ・・・霊や神の存在を意識し、継がれて来た歴史がそう感じさせているような気がします・・・。
火や水のありがたさを感じられない暮しでも・・・一旦何事か起きれば、快適な生活は出来なくなります・・・。
毎日・・・すべてに感謝する・・・朝起きて太陽に向かって手を合わせる・・・
そんな気持ちからが始まりなのかな・・・?と、思います。