登って下って・・・折れ曲がって、曲がりくねって・・・
町を歩けば気付く、町の顔・・・。
平坦な場所だと思っていた東京が・・・歩いてみると意外に坂道も多くて・・・
山あり谷ありの真鶴の町が・・・やっぱり坂道だらけだったけれど・・・
迷路の小道に・・・秘密の景色、そこかしこで出会えるステキな場所だったりと・・・
自分の足で出会える時間は・・・まだまだ始まったばかりのような気がする・・・。

隙間を見つける、缶蹴りに鬼ゴッコの小道の探し方に・・・
子供のルールがあったのか無かったのか・・・
自分の世界を使い廻す子供の遊びに・・・好奇心は際限なく・・・
手に入る想像力は誰も彼もを飲み込んで・・・フル回転で遊んだいたような気がする・・・。

古い町は姿を変えて・・・ひと世代前の町は通り過ぎ・・・
新しい町は、人も見捨てた空き家に変わって行く・・・。
好き勝手に暮らしを楽しむにも・・・余裕が無ければそうもいかなくて・・・
何をしても同じなら・・・楽しみながらの暮らしも良いのかと気付き・・・
ひしめき合う迷路の・・・小さく雑多な町を、勝手気ままに歩いて見る暮らしを・・・
もう一度歩いて見たいとくすぐるように・・・手をこまねいている。