暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2023年07月16日 | 古民家
 蜃気楼と歩いて・・・揺らぐ景色に夏の海を重ねると・・・
遠い山も川も・・・くたびれた佇まいも、フラフラと傾きながら過ごした若い夏を想い出し・・・
何もない日々と・・・青い日々と・・・しゃがれて戸惑う日々が交差しながら・・・
いつもより・・・ほんの少しだけ懐かしい夏が迎えに来る・・・。

息も絶え絶えの囲まれた場所には・・・人の吹き溜まりが生まれて・・・
命が撒かれ・・・柵を解かれた自由な場所には、物の怪も住まう勝手気ままな暮らしが集い・・・
自由が怖くて・・・不自由が楽になれば、何も考えない方が上手く進んで・・・
何もかもを受け入れるなら・・・多くの関りの中で、自由が上手く進むのかも・・・。

懐かしむように舞い戻る暮らしに・・・少しの不安と安堵はあって・・・
奮い立つような新しい暮らしに・・・夢と希望と恐れは付きまとい・・・
求められる場所を探すのは・・・些細な事の積み重ねで・・・
生きる場所を探し、さ迷うのは・・・関わりの暮らしに迷うのか、人に迷っているのか・・・。
お互い様の暮らし向きも白々と薄く・・・それでも求める繋がりは無くなる事を許さない・・・
夏の終わりの悲しさに触れられる・・・心地よい時間に迎えられたらと思う。


コメント
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