光る理由を求めなくても・・・どうしてと反復しなくても・・・
持って生まれたカタチをそのままに・・・どこに行ってもどこで生まれても・・・
同じ時間と歩きながら・・・少し解らないくらいに変化して・・・
長い道を歩いているのを忘れるほど・・・自分が誰だか知る前に・・・
いろんな枝葉に分かれて進化して・・・
どんな場所にも合わせて暮らし・・・にじり寄る浪風に体を預けて行く・・・。
色鮮やかは求愛で・・・色とりどりは願いで・・・奇想天外色は欲望で・・・
自然の変化や・・・不可思議な時間の中で、流れるように変化した暮らしの果ては・・・
意味や理由を求めるほど野暮な姿でも無く・・・自由な出口が頷いている・・・。
かしこみと願いを詠い・・・両の手を宙に重ねて見ても・・・
求める全部がチリヂリに・・・降ってわいた重なりに繋がって行く・・・。
人の居なくなった住まいの果ては・・・カタチを変えて次の世代に変化して・・・
求める姿は、願う暮らしに寄り添うけれど・・・
時間の果ての迷い道は・・・願い事の浮世に押されて残され・・・
あるがままに風化してしまうのかも。