笑顔の先を歩きながら・・・愛想良く、穏やかにつぶやくと・・・
当たり前に集い・・・帰るように立ち寄り・・・付き合わす面々は・・・
飽きもせず騒ぎ立て・・・繰り返す言葉のあちこちに・・・
世代を超えた愚痴は踊り始めるけれど・・・
満足そうなシワの深さに撫でられながら・・・
ゴツゴツと夜は更けて行く・・・。
ひと月も会わないと見間違えて・・・
1年も交わさなければ、別人に育ち・・・
幼い成長は思いがけず・・・生まれ変わりの姿は夢を見るようで・・・
田んぼに畑や・・・孫達を、遠く手探り迷っては・・・
振り返る鏡に・・・見知らぬ隣人が立っている・・・。
そこまで変わらないと思い込んでも・・・
年老いた住まいは、いつしか霞んで・・・
家族の影を残しながら・・・世代の境を結び、新しい住み方を探している。