ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

コンセルトヘボウ in アムステルダム

2008-09-23 01:53:41 | 音楽
週末、一泊二日でオランダはアムステルダムへ。
目的は、コンセルトヘボウのコンサート!

土曜日(20日)のお昼にブリストル空港を出発し、1時間15分でアムステルダム空港に到着。ヨーロッパは隣国が近くて本当に便利です。

まずはホテルへ。チェックイン後、すぐに観光へ出発。



アンネ・フランクの家へ行ってきました。入館締切時間まであと20分という中、チケット売り場前は長蛇の列。15分くらい並んだ後、ようやく中へ。

↓赤いひさしと灰色の壁の間にある黒い(実際は深緑)壁の建物(表の家)。


商店として使われていた表の家、アンネの家族が隠れていた裏の家、アンネが使っていた部屋、ひっそりと音をたてずに生活していた様子、裏の家へ通じる隠し扉になっていた本棚、などなど.....実際に見て、いろいろと感じることがありました。

その後、オランダ伝統料理が食べられるお店で夕食。地球の○き方に乗っていたお店なのですが、お店の雰囲気も味もよくて満足できました。特にコーヒーがおいしくて、ちょっと感激。

二日目。

まずはオランダらしさを感じようと花市へ。
色とりどりの生花がたくさん並んでいる様子を想像していたのですが、実際にはチューリップの球根がメインで、多くのお店がお土産物コーナーも併設。ちょっと想像と違っていました。それにしても、チューリップにもすごくたくさんの種類があるのですね。



街中を散歩しながら、次はゴッホ美術館へ。
こちらも長蛇の列でした。ここでも15分くらい待ってようやく中へ。



仕事がなくて画家になったこと、安藤広重やミレーの作品を模写した作品があること、結構いろいろ悩みながら絵を描いていたことなど、初めて知ることが多かったです。もちろん、有名なひまわりの絵も見られました。想像していたよりも大きな絵で驚きました。

ゴッホ美術館のカフェで休憩した後、いよいよコンサートへ!
ホールはゴッホ美術館から歩いて3分の距離です。



本日の演目は
Lutoslawski作 ピアノ協奏曲(ピアノ:K.ツィマーマン)
Bruckner作 交響曲第4番
指揮:マリス・ヤンソンス

ピアノ協奏曲は現代曲のようで初めて聴きました。曲そのものよりもツィマーマン本人を見られたことの方が重要かもしれません。

コンセルトヘボウのブルックナー4番。とてもよかったです!
やっぱりコンセルトヘボウ、いいです!期待を裏切られないでよかったです。
飛行機に乗って来た甲斐がありました。

会場もとても立派でした。演奏前や休憩時間のドリンクは無料(メニューによっては有料)というのも好印象です。ま、チケット代に含まれているとのことですが。

いつもは演奏終了後もホールにゆっくりとどまって余韻にひたる我々ですが、今回は飛行機の時間が迫っていたので早々に席をたち、後ろ髪をひかれながらもタクシーで空港へ向かいました。

そして夜9時前には帰宅。外国へ行っていたとは思えない一泊二日の旅行でした。

アンネの家とゴッホ美術館に興味のある方、行くときにはインターネットでチケットを購入してから行くことをおすすめします。長蛇の列を横目にさらりと入館できますよ。
コメント (5)
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