ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

クリスマスコンサート@St. Petri Dom

2015-12-20 23:16:11 | 音楽
12/20

家族3人で教会のクリスマスコンサートに行ってきました。このコンサート3年前からずっと行きたかったのに、なかなか行けなかったのです。3年前は妊娠初期で体調が不安定だったためクリスマスどころじゃなく、2年前はDemiがまだ5ヶ月でコンサートどころではなく、去年は1才5ヶ月になったけれどコンサートにいけるような余裕はなく...というわけで、今年こそは絶対に行きたかったのです。

2才5ヶ月のDemiを連れて行くのはどうなのかなぁとも思いましたが、日頃から音楽が大好きなこと、教会での独特な雰囲気でのコンサートを肌で感じるのも悪くないだろうと判断し、ぐずったら即退散できるようにRotaとも話しました。

家を出る前にDemiには、教会のコンサートに行くこと、コンサートの間は静かに聞いていなくてはならないこと、もし静かにできなくなったらパパと外に出ることを話し、本人も「うん、わかった」とのお返事。

夜6時からと小さな子には少し遅い時間の開演。コンサート自体は子供から大人まで誰でも参加していいものです。開演50分前に到着した時には、すでに教会中央の座席はほぼ埋まってしまっていましたが、通路に近い端の席を確保しました。



第一の関門は開演までの待ち時間。座席確保のため早めに来たので、まずは待ち時間を耐えてくれるかどうかです。コンサートに行くことはDemiも楽しみにしていたので、上機嫌で椅子にすわり、まわりをキョロキョロしたり、持参したおにぎりをほおばったり。

しかし、おにぎりを食べ終わると雲行きがあやしくなり始めました(^^;

そして開演10分前ということろで、「おうちかえりたい」と訴えてきました。「あと少しで始まるよ。ほら、歌の人たちがいっぱい入ってきたよ。」などと気をそらせながら、早く始まってくれ~と内心ハラハラ。

このコンサートには、コーラス、ゴスペルクワイア、子供ゴスペル、少女聖歌隊、ポザウネンコア(金管アンサンブル)、フルートアンサンブル、オルガンといろいろなグループが参加しており、しかも客席を取り囲むように配置しているので、どこから聞こえてくるかワクワクするのも楽しみのひとつです。

いよいよ開演し、あちこちから聞こえてくる音にDemiも「お~!」という顔をして機嫌良く座り、拍手のときには率先して手をたたき、まずまずのスタートだとKapiも胸をなでおろしました。

しかし、20分を過ぎたあたりで「おうちかえりたい~!」と再び言い出し、こりゃダメだなという感じだったので、すかさずRotaに抱えられて退散する運びとなりました。

Kapiはそのまま残り、最後までコンサートを堪能。好きなクリスマスの曲も一緒に歌うことができ、久しぶりに『ヨーロッパのクリスマス』を肌で感じることができて満足。

帰宅後、Rotaに聞いた所、Demiはクリスマスマルクトでクレープを堪能してから帰ったそうな。

ロンドンミュンスターに続き、「教会で歌いたい」熱がふつふつと沸き上がったクリスマスコンサートとなりました。






コメント
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