暗闇検校の埼玉県の城館跡

このブログは、主に、私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話しするブログです。

比企能員館跡と串引沼(東松山市)

2018-10-18 17:39:09 | 城館跡探訪
中学生時代以来、30年以上の時を隔てて、比企能員館跡と串引沼に行ってまいりました。

冬場の調査の下ごしらえという感じです。訪問日は2018年07月29日です。

比定地についてはいろいろ変化もあるようですが、中学生時代に地元の方々のご教示頂いたように、

串引沼の対岸、ゴルフ場内の丘の上にあるということで、再訪しました。



国道から細いわき道をはいっていくのですが、道端には石造物があります。





道路開発が進み、館跡との距離感がかなりくるっていました。

入り口には、若狭の局の隠棲した比丘尼山があります。この山の上には荒神社があるそうです。


さて、串引沼は現在農業用のため池、釣りのポイントになっています。

結構広い池です。



記念碑や沼の解説板が設置されています。






水神を祀った石祠だと思いますが、中は空っぽです。




串引沼の遠景です。



串引沼は櫛引沼ではなく、団子の串の、串なのです。



写真奥の辺りが館だと聞いております。








沼の傍らには、青面金剛像があります。庚申塔の意味があります。



小さな神社がありますが、ボロボロに朽ちかけており、祭神もわかりません。

館跡と何か関係があるのでしょうか。