花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

ひたち海浜公園・ネモフィラと空の狭間で青色に染まる

2010年05月08日 | 写真

ひたち海浜公園・みはらしの丘を埋め尽くすネモフィラ

義弟の納骨式があり、家内の実家に法事に行った。
法事の後、ひたち海浜公園に行って、ネモフィラの写真を撮ってきた。

晴天の土曜日でもあり、国営公園の巨大な駐車場が車でいっぱいである。
駐車料金510円也を払って、ゲートに行ったら、65歳以上はシルバー
料金とかで、200円ですんだ。

まるで歌舞伎町の様な人の群をかき分けて、ネモフィラの咲く見晴らしの丘に
行くと、空の青とネモフィラの青が解け合って、その境界がどこなのか
判らないような風景であった。
かろうじて蟻の行列のように並ぶ人の群が、その境目を示している。











みはらしの丘に「みはらしの鐘」がたっており、その鐘を鳴らすために、長い行列が
できていた。
絶え間なくなる鐘の音に、いささかうんざりしながら丘の上に登ると
遙か南にかすんだ筑波山が見え、白波を蹴立てて進む汽船の勇姿も見えた。

人はあの鐘の音に何を願うのであろうか。