樹林帯の中を歩いていくと、やがて古びた木道の道になり、傍らには木道の付け替え工事用の
カラマツの木材がおいてある。
樹林帯の木道は、日陰のためヌメリがついていて非常に滑りやすい。
私は注意していても滑った。
まだ青い葉っぱが多い中で、紅葉した落ち葉が有る。
どこからと思って見回したが、それらしい木は無かった。
しばらく進と、前にも紹介した蔦の紅葉が有り、見事に真っ赤になっていた。
出来れば逆光で光りに透かせて撮りたい光景なのだが、いかんせん木道からは無理である。
少し開けた場所に出たら、付け替え工事用の資材がまたもや並べてある。
9月14日に来たときは、資材を運ぶヘリコプターが、何度も頭上を飛び交っていた。
ようやく最初の標柱にたどり着いた。
鳩待峠1.2km 富士見峠5.1kmの表示がある。時計は7時53分であった。
折角ベンチが有るのだが、先を急ぐのでパスすることに。
無視するつもりだったのだが、赤い実を見ると思わず反射的に撮ってしまう私
茎に触って確かめなかったが、たぶんヒロハユキザサの実だと思う。
猪狩 貴史さんの「尾瀬 植物手帳」によれば、尾瀬には三種のユキザサが有るという
「ユキザサ」「ヒロハユキザサ」「ヤマトユキザサ」の三種類である。
「ユキザサ」は花が白色で、全体的に小さく、雌雄同株である。
後の二種は、花は淡緑色で全体的に大きく 雌雄異株である。
見分け方は
ヒロハユキザサ 茎は緑色で二本の線があり、毛は少ない。
ヤマトユキザサ 茎は暗紫色で線は無い、毛はある。
つまり茎に触って線の有無を確かめるべきなのだが、、、、、、、、、。
茎の色も上は暗紫色に近いが、下は薄い緑色に近いうーん。
判ったちゃいるけど やめられない じゃなかった やめてしまったんだよなー。
お次はマイズルソウの実、真っ赤な実だけの物も有ったが、斑入り模様が可愛いので
こちらを撮った。
おっ付け替え工事の準備が始まってますね。
と言うわけで、これから鳩待街道にお出かけの方、気を付けてくださいね。
その先では、早くも新しい木道が施設された所も有りました。
木道と家内は新しい方が良いって オイ (笑)
出来たばかりで滑らず、快適 快適 !!
つづく