花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

minoさんと行く 鳩待街道 の秋・その2

2010年10月03日 | 登山

樹林帯の中を歩いていくと、やがて古びた木道の道になり、傍らには木道の付け替え工事用の
カラマツの木材がおいてある。
樹林帯の木道は、日陰のためヌメリがついていて非常に滑りやすい。
私は注意していても滑った。


まだ青い葉っぱが多い中で、紅葉した落ち葉が有る。
どこからと思って見回したが、それらしい木は無かった。


しばらく進と、前にも紹介した蔦の紅葉が有り、見事に真っ赤になっていた。
出来れば逆光で光りに透かせて撮りたい光景なのだが、いかんせん木道からは無理である。


少し開けた場所に出たら、付け替え工事用の資材がまたもや並べてある。
9月14日に来たときは、資材を運ぶヘリコプターが、何度も頭上を飛び交っていた。


ようやく最初の標柱にたどり着いた。
鳩待峠1.2km 富士見峠5.1kmの表示がある。時計は7時53分であった。
折角ベンチが有るのだが、先を急ぐのでパスすることに。


無視するつもりだったのだが、赤い実を見ると思わず反射的に撮ってしまう私
茎に触って確かめなかったが、たぶんヒロハユキザサの実だと思う。

猪狩 貴史さんの「尾瀬 植物手帳」によれば、尾瀬には三種のユキザサが有るという
「ユキザサ」「ヒロハユキザサ」「ヤマトユキザサ」の三種類である。

「ユキザサ」は花が白色で、全体的に小さく、雌雄同株である。

後の二種は、花は淡緑色で全体的に大きく 雌雄異株である。
見分け方は
ヒロハユキザサ 茎は緑色で二本の線があり、毛は少ない。
ヤマトユキザサ 茎は暗紫色で線は無い、毛はある。
つまり茎に触って線の有無を確かめるべきなのだが、、、、、、、、、。
茎の色も上は暗紫色に近いが、下は薄い緑色に近いうーん。
判ったちゃいるけど やめられない じゃなかった やめてしまったんだよなー。


お次はマイズルソウの実、真っ赤な実だけの物も有ったが、斑入り模様が可愛いので
こちらを撮った。


おっ付け替え工事の準備が始まってますね。


と言うわけで、これから鳩待街道にお出かけの方、気を付けてくださいね。


その先では、早くも新しい木道が施設された所も有りました。
木道と家内は新しい方が良いって オイ (笑)


出来たばかりで滑らず、快適 快適 !!

つづく

茨城県自然博物館の企画展とシンポジウムのお知らせ

2010年10月03日 | 日記

筑波山に咲くヤマエンゴサク 撮影2008年4月21日


ヤマエンゴサクの特徴は、花の側につく包にギザギザの切れ込みがある。
上の写真の花の下に手のひら型の包が見えている。
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茨城県自然博物館で第50回企画展「筑波山 ブナとガマと岩と」が開かれます
またこの企画展に合わせて、記念シンポジウム「これからの筑波山を考える」が開かれます

第50回企画展「筑波山 ブナとガマと岩と」
開催期間 2010年10月9日土曜日~2011年1月10日月曜日まで

企画展記念イベント  
記念シンポジウム これからの筑波山を考える
~筑波山の生物多様性から~(自然講座)

開催日 2010年10月9日土曜日 時間13時30分~15時30分
場所 博物館内  対象 中学生以上
定員 300名(先着順)

詳しくは、私のブログのブックマークから自然博物館のホームページをご覧下さい。

私は義弟の7回忌のため、諏訪に出かける予定なので、参加は未定ですが、皆さん
どうかお出かけ下さいね。

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私のフォトブックから、筑波山の花


キクザキイチゲ 


ミズタマソウ