花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

茨城県自然博物館の企画展に行く

2010年10月09日 | 日記
今回の企画展のオープニングセレモニーに、つくば環境フォーラムも招待されましたが
責任者の方々が、筑波山自然展の運営のため、参加出来ないためFさんと私の二人が
参加するハメになりました。

10時30分に3階の映像ホールでオープニングセレモニーが始まり、主催者挨拶や
来賓の挨拶があり、その後 展示協力者紹介のところで、私とFさんが紹介されたので
ちょっとびっくり、立ってお辞儀をするだけなんですけど、想定外だったので焦った。
だって廻りは名前の知られた人達ばかりなんですもの。


セレモニーの最後に行われた、企画展のスタッフ紹介。

第二部で、企画展の責任者方から企画展の紹介があり
第三部の内覧会で、くす玉割と、企画展示室案内が有りました。


くす玉割


展示品には、筑波山のブナの分布を、立体的に展示した筑波山の模型も有ります。
これは幹の太さと樹木の衰退度をチップの太さと色で判るようにしたもので、どこにどんなブナが
どれだけ分布しているか、一目でわかります。


展示品の中には、ブナ調査で使われたGPSとか、歩いた軌跡を記録したログも表示されています。
地図上の赤い線が歩いた軌跡で、3年間で筑波山をくまなく歩いた様子がわかります。
急斜面と笹の藪こぎ、笹のホコリの凄いこと、みんな良く歩いたと思います。


またブナ調査に参加した「つくば環境フォーラム」の活動の展示紹介も有りました。

午後は、記念シンポジウム「これからの筑波山を考える」で4氏の専門家の方の講演も聞きました。

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展示品の一つ、筑波山がどんな岩で成り立っているかを示した模型。
頂上付近が、斑糲岩で出来ているのが、色で判るように表示されている。

本当なら、もっと紹介したいのですが、明日早朝に長野に出かけるので、準備する都合もあり
ここまでとします。

自然博物館の「筑波山 ブナとガマと岩と」の第50回企画展にお出かけ下さい。

また筑波山のインストラクターによる「筑波山ガイドツアー」にもお出かけ下さい。
こちらのツアーは無料です。

サッカー日本代表が勝ちましたね。

2010年10月09日 | スポーツ
久々に面白い試合でしたね。
ボールの支配率こそアルゼンチンでしたが、素早くプレッシャーをかけてボールを奪った後
日本らしい攻撃の型が何度か出てました。
最後まで体力が持つのかと心配してましたが、集中力が切れずアルゼンチンの猛攻を防ぎ切りました
そう言う意味では、日本代表も進化してますね。

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今日(8日)は、筑波山インストラクターの、小学生の団体をガイドする筑波山登山に同行して様子を
見て来ました。
写真はガイドのKさんが、シダは花が咲かないのにどうして増えるのかと言う説明をすると
熱心にのぞき込む生徒がおり、ガイドのKさんも熱が入る。

今日は、たくさんの小学校が筑波山に来て、女体山の登山道は大渋滞になるほどだった。

小学4年の生徒が曰く「4年生は年だから疲れるよ、1年生の頃は元気があった。」
大人はと聞かれると「大人はカラ元気なの」だと、参ったね

「minoさんと行く 鳩待街道 の秋」の続編は、少し遅れます。
9日は、県立博物館に出かける予定で、10日からは義弟の7回忌で諏訪に出かけるため
時間が取れません。お許し下さい。



minoさんと行く 鳩待街道 の秋・その4

2010年10月07日 | 登山

横田代湿原で、後ろを振り向くと至仏山が大きく見えます。
だが生憎の雲で、山頂付近が見えません。

前回の方が、曇り空だったのによく見えましたので、その時の写真を載せますね。

9月14日の写真です。左端に笠ヶ岳の三角形の山まで見えてます。


左前方の樹林の上には、燧ヶ岳も見えてました。
それに比べて、今回は天気が良いはずなのに、燧ヶ岳は見えず。


横田代の上部に行くと樹林帯になり、木道の脇には無数のゴゼンタチバナの実が有った。
濡れて光る赤い実は、何とも言えない美しさがある。


所々に有る黄葉の紅葉、私のザックと同じ色で良く目立つ (笑)


横田代の最上部に有るベンチ、風も当たらず展望も有る。
ここでコーヒータイムにした。シラタマノキの実やモウセンゴケの花も付近に咲くので、ザックを降ろして
観察するにも良い場所である。


ベンチの先は少し下りの道となるが、燧ヶ岳の雄姿が樹林帯の上に見える。
おおっ今日は見えているぞ、見えている内にアヤメ平に行かなければと急ぎ足になる。


見えているうちにと、急いで撮った燧ヶ岳のアップ


後ろを振り向けば武尊山が見えた(中央)その左手前の山は戸倉に近い西山、右端に見えるのは笠ヶ岳
写真では判らないが、武尊の右奥には浅間が有る


アヤメ平に向かって左側の樹林帯の上に見えるのが右から与作岳と景鶴山


書き始めましたが、時間が無くなったので、続きは後で書きます。済みません

筑波山ぶらり紀行

2010年10月06日 | 登山

ひまわりと筑波山 10月5日 9時43分撮影

10月5日火曜日
今日から筑波山自然展が開かれているので、久しぶりに筑波山に行ってみた。
筑波山口に近づくと、黄色い花が見える。
畦道を走って行ってみると、ひまわり畑だった。
どの花も東を向いて、背景に筑波山を入れると横顔しか撮れない。
思い切って近寄り、こちら向きの花をアップで入れて、注意をそらした(笑)つもり。

花友のKさんの影響を受けたのか、最近 花と山のコラボ写真を撮るようになった。

筑波山の大駐車場に行ったら、女性の方が立っていて、駐車料金を徴収している。
何だろうと思ったら、観光バスが料金徴収機の開閉ポールを破損してしまったとか。
ポールが無いと、自由に出入り出来るから、徴収係が来たという訳である。
それにしてもプロの運転手がバーに衝突するとは情けない。

私が登山の準備をして出かけるとき、すでに業者が来てポールを取り替えていた。
視線が合ったので何気なくニヤリと笑うと、向こうもニヤリと笑った。
しょうがない奴がいるよなーと、お互いに苦笑したのである。


筑波山神社に近づくと、こんな登り旗も立っている。


ケーブルカーで山頂駅まで行き、早速二階の休憩室に行ってみると、受付の準備をしている最中だった。

すでに何人かのお客様も見えて、熱心に展示パネルを見ている。
私も一通り見て回り、今頃咲き残っているかも知れない花を探して外に出た。


例年咲いている心当たりの場所に行くと、ツクバトリカブトがかろうじて咲き残っていた。


こちらはトリカブトの仲間でレイジンソウ、昔の雅楽の伶人達がかぶった冠の鳥兜に似ているので
レイジンソウになった。
撮影した場所は、数年前まで群落であったが、今年は数本のみだった。


御幸ヶ原に新しいトイレをたてるとき、古いトイレの廻りから野草の保護のため、土を移動した場所に
サラシナショウマが咲いていた。
花の咲き残りも少なくなって、蝶や蜂が沢山集まっていた。


御幸ヶ原まで足をのばすと、ツルニンジンの花が残っていた。


誰かが花の中を撮ろうとして、笹の葉の上にツルニンジンを寝かせていた。
便乗して私も中を。 見たなぁ 覗き魔め (笑)


トネアザミの花に、たくさんのアサギマダラが吸蜜に来ていた。
よく見ると、渡りの調査の為かマーキングの文字が書かれているようだ。
何と書いてあるのか、羽根をひろげるのを待ったが、こちら向きにはなってくれなかった。残念。


こちらの蝶は、羽根がボロボロになっているが「ルリタテハ」だそうである。


午後1時30分から、インストラクターによる自然観察ガイドツアーが始まった。
アブラチャンの木の前で説明するガイド担当のNさん、熱が入りすぎて説明が長くなり、予定のコース
を廻りきれないおそれが出た。


自然研究路を廻りながら、樹木や野草、立身石の上では、筑波山の成り立ちや岩石の説明を聞く
参加者の皆さん。
特に筑波山のブナは、全山を一本一本調査した事もあり、ブナの数は7千本あまりで、イヌブナの
1千5百あまりを加えると、8千本以上のブナが有ること。
最近の遺伝子の調査で、筑波山のブナは、三重県の大台ヶ原のブナのDNAに近いこと、間にある伊豆の
ブナとは似ておらず、何故離れた地域のDNAに似ているのかなど、かなり専門的な話も聞けた。

山の形から、筑波山を火山で出来た山と思っている人もいるようだが、実は海底のマグマが固まり
隆起して出来た山である事など、ガイドツアーならではの話が聞けて、面白い1日であった。

この記事は昨日アップする予定だったが、疲れてアップ出来なかったので、一日遅れの記事に
なっています。
記事中の今日とは、5日の事です。

minoさんと行く 鳩待街道 の秋・その3

2010年10月04日 | 登山

木道の脇に、名前も判らないキノコが沢山出ています。
このところの雨が、キノコにとっては恵みの雨だったのでしょう。


赤いものが見えたので、何だろうとのぞき込んだら、ツクバネソウの実の跡でした。
14日に来たときは、まだ黒い実がついていました。
その時の写真もお見せしましょう。


よく見ると、実の下に赤いものが見えてますね。
この実がツクバネソウの名前の由来になっています。

羽子板の羽根つきに使う衝羽根に似ている事から「ツクバネソウ」になったという。
尾瀬には、6~8枚の葉が輪生状につく「クルマバツクバネソウ」も有るといいます。


ゴゼンタチバナの実も真っ赤になっていました。
ゴゼンタチバナは、葉が6枚以上にならないと花が咲かない。
隣は4枚なので花は咲かず、当然 実もついていない見本のようなもの
葉は向き合った2枚の対生でつき、その葉の脇に新しい葉の芽が一個ずつ付いて展開する
一見すると輪生状に見えるが、輪生では無いという。


樹木に付いたコケが、光りを浴びて綺麗だ。
緑色というのは、やっぱり心を癒してくれる色である。
次回は、マクロで撮ってみたい。


ようやく二つ目の標柱に着いた。時間は8時24分だった。
鳩待峠2.3km 富士見峠4.0km の表示がある。
樹林帯の中で薄暗いが、標柱の後ろの木が面白い形で曲がっている。


まだ若いので、尾瀬の豪雪に負けそうになったのかも知れない。
曲がった所にコケがびっしり着いていた。


落ち葉に彩られた木道が続き、静かな秋の気配を漂わせている。

風が冷たく感じる、先ほどの標柱で気温を調べたら6度であった。
素手では寒いので手袋をはめた。

そこはかとない寂しさが漂う秋の山道、鈴の音色が心地よい。


目の前が明るくなったと思ったら、湿原が見えた。
青空から光りも差している。


中原山の広大な湿原、横田代に到着である。時間は8時44分だった。
鳩待峠を出発したのは7時20分頃だったから、1時間24分ぐらいで歩いた計算だ。
標柱には、鳩待峠3.0km 富士見峠3.3km の表示がある。
およそコースの半分の地点である。


丁度 草もみじが見頃を向かえ、廻りの樹林にも黄葉が混じり、これで青空ならどんなに
良かったことか。
まあ前回が雨と曇りだったから、これでも良しとしなければ。

池塘に写る青空は、いつ見ても感動する不思議な魅力が有る。
湿原に開く 天の窓と言うべきか。


コースの右前方から差し込む光が、草もみじにあたり、橙色に輝く様は、この時刻にここに来た人の特権だろう。


横田代は傾斜湿原で、東から北東方向へ段々高くなっていく。
右を見上げるとオオシラビソなどの緑と黄葉が入り混じり、青空を背景に秋の景色を奏でている。


池塘の湖面に映る樹林の先が、風の吹かれてゆらゆら揺れる。


池塘の廻りは、まるで燃えるような草もみじの輝きで、覆われていた。


横田代には、いくつかベンチが有り、ゆっくりと休む事が出来る。
これは横田代の中間に有るベンチで、私もここでコーヒーを飲む予定だったが、あまりにも
風が冷たいので、風の当たらない所で休む事にした。


何気なく池塘を覗いたら、丸いマリモのような藻(たぶん藻だと思う)が見えた。
まさかね、マリモでは無いだろうけれど 気になる藻である。

続く

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お知らせ
筑波実験植物園で「絶滅危惧植物展」を開催中です

開催期間は 10月2日から10月11日 (月・祝日)まで
入園料は  大人 300円
      65歳以上は無料です、18歳未満(高校生以下)も無料
      年齢を証明する物を持参すること。

今週はイベントが重なって忙しいですね。
筑波実験植物園のホームページは、私のブログのブックマークにリンクが有ります。

      

minoさんと行く 鳩待街道 の秋・その2

2010年10月03日 | 登山

樹林帯の中を歩いていくと、やがて古びた木道の道になり、傍らには木道の付け替え工事用の
カラマツの木材がおいてある。
樹林帯の木道は、日陰のためヌメリがついていて非常に滑りやすい。
私は注意していても滑った。


まだ青い葉っぱが多い中で、紅葉した落ち葉が有る。
どこからと思って見回したが、それらしい木は無かった。


しばらく進と、前にも紹介した蔦の紅葉が有り、見事に真っ赤になっていた。
出来れば逆光で光りに透かせて撮りたい光景なのだが、いかんせん木道からは無理である。


少し開けた場所に出たら、付け替え工事用の資材がまたもや並べてある。
9月14日に来たときは、資材を運ぶヘリコプターが、何度も頭上を飛び交っていた。


ようやく最初の標柱にたどり着いた。
鳩待峠1.2km 富士見峠5.1kmの表示がある。時計は7時53分であった。
折角ベンチが有るのだが、先を急ぐのでパスすることに。


無視するつもりだったのだが、赤い実を見ると思わず反射的に撮ってしまう私
茎に触って確かめなかったが、たぶんヒロハユキザサの実だと思う。

猪狩 貴史さんの「尾瀬 植物手帳」によれば、尾瀬には三種のユキザサが有るという
「ユキザサ」「ヒロハユキザサ」「ヤマトユキザサ」の三種類である。

「ユキザサ」は花が白色で、全体的に小さく、雌雄同株である。

後の二種は、花は淡緑色で全体的に大きく 雌雄異株である。
見分け方は
ヒロハユキザサ 茎は緑色で二本の線があり、毛は少ない。
ヤマトユキザサ 茎は暗紫色で線は無い、毛はある。
つまり茎に触って線の有無を確かめるべきなのだが、、、、、、、、、。
茎の色も上は暗紫色に近いが、下は薄い緑色に近いうーん。
判ったちゃいるけど やめられない じゃなかった やめてしまったんだよなー。


お次はマイズルソウの実、真っ赤な実だけの物も有ったが、斑入り模様が可愛いので
こちらを撮った。


おっ付け替え工事の準備が始まってますね。


と言うわけで、これから鳩待街道にお出かけの方、気を付けてくださいね。


その先では、早くも新しい木道が施設された所も有りました。
木道と家内は新しい方が良いって オイ (笑)


出来たばかりで滑らず、快適 快適 !!

つづく

茨城県自然博物館の企画展とシンポジウムのお知らせ

2010年10月03日 | 日記

筑波山に咲くヤマエンゴサク 撮影2008年4月21日


ヤマエンゴサクの特徴は、花の側につく包にギザギザの切れ込みがある。
上の写真の花の下に手のひら型の包が見えている。
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茨城県自然博物館で第50回企画展「筑波山 ブナとガマと岩と」が開かれます
またこの企画展に合わせて、記念シンポジウム「これからの筑波山を考える」が開かれます

第50回企画展「筑波山 ブナとガマと岩と」
開催期間 2010年10月9日土曜日~2011年1月10日月曜日まで

企画展記念イベント  
記念シンポジウム これからの筑波山を考える
~筑波山の生物多様性から~(自然講座)

開催日 2010年10月9日土曜日 時間13時30分~15時30分
場所 博物館内  対象 中学生以上
定員 300名(先着順)

詳しくは、私のブログのブックマークから自然博物館のホームページをご覧下さい。

私は義弟の7回忌のため、諏訪に出かける予定なので、参加は未定ですが、皆さん
どうかお出かけ下さいね。

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私のフォトブックから、筑波山の花


キクザキイチゲ 


ミズタマソウ

尾瀬の鳩待通りを紹介

2010年10月02日 | 登山
尾瀬の鳩待峠からアヤメ平を通って富士見峠に至る登山道は、通称「鳩待通り」と呼ばれている。

(株)デージーエス・コンピュータから発行されている「ジョイフルマップ「尾瀬」では
この登山道を「鳩待街道」と表示している。
何ともしゃれた名前である。宿場を結ぶ道を、街道と思っている人からは苦情が出るかも
知れないが、私は素敵だと思う。

山渓から、ここ数年毎年のように「山と渓谷」の別冊として「尾瀬ブック」が出版されている。
それで私もそれにならって、尾瀬ブック風の「鳩待街道」の紹介をしてみよう。
それではminoさんと行く 鳩待街道 の秋 の始まり始まり。

本来、鳩待通りは、鳩待峠から富士見峠に至るコースをさすが、私は富士見田代から
長沢道を通って竜宮十字路に抜けたので、富士見峠には寄っていない。

地図からも判るように、アヤメ平から富士見田代までのコースは、右が急に切れ落ちた
コースを歩くので、右の展望が素晴らしく、特に紅葉の時期はお薦めである。
アヤメ平は、かつて雲上の楽園と言われた湿原で、池塘の彼方に至仏山と燧ヶ岳を撮影する
ビューポイントである。

また竜宮十字路に抜ける長沢道は、標柱・長沢頭から先は、急な坂道でしかも悪路である
長沢という沢沿いのルートなので、それも仕方がないが、転倒には充分注意したい。
だが標柱・長沢辺りからブナの美林が続き、沢の水音と共に疲れを癒してくれるのである


出発地点の、鳩待峠は標高1591メートルで、至仏山、尾瀬ヶ原、アヤメ平の三方向への
登山口となっている。

鳩待峠の名前の由来には、二つの説があって、一つは八幡太郎源の義家が鳩待峠を越えるとき
鳩を放って吉凶を占ったという事から、鳩待峠の名前がついたと言う説

もう一つは、村人が冬の間、炭焼きや木出しの仕事で、山中に小屋を造って泊まり込み
春になって雪が溶け、キジバトが鳴き出す頃に、山仕事をやめて山を下りてきたという
そのため、「鳩待峠」と呼ばれるようになったという。

私は、この後の説が好きだ。
主人の帰りを待つ妻や家族の、鳩の鳴き出す頃を待つ心情が伝わって来るようだ。

さて、鳩待街道の登山口は、写真左の鳩待山荘と右の休憩所の間を通って行く。
休憩所の裏に、トイレも建っているので、出発前に寄っておこう。
(富士見小屋までトイレは無い)


登山道の入り口には、種子落としのマットが敷かれているので、靴底をこすってから出かけよう。
登山口には、入下山者をカウントするセンサーが設置されているので、右側から入る。
登山届けも忘れずにね。


最初は木の根が露出した樹林帯の登山道を緩やかに登っていく。
幾分色づいて、早くも落ち葉が道を飾っている。


やがて写真のような階段を登るが、ヌメリが有って滑りやすい、慎重に登ろう。


途中にはぬかるみもあるが、コースは整備されているので、歩きやすい。


オオシラビソなどの混じる樹林帯に入ると、色づきの始まった蔦が目に鮮やかだ。

つづく。
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写真はノブキの実

済みません、もっと先まで書くつもりでしたが、一日草刈りをやって疲れましたので
休みます。

筑波山自然展のお知らせ

2010年10月01日 | 日記

筑波山麓・薬王院のモミジ 例年11月下旬が見頃となる 写真は2007年11月29日撮影


薬王院のモミジ・全体像 見事な大きさである。

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筑波山自然展が開かれます
昨日のブログでも書きましたが、筑波山自然展の詳細が判りましたのでお知らせいたします

筑波山自然展~めざせ ! 筑波山はかせ~

開催期間 10月5日【火】~10月11日【月・祝日】
開催場所  筑波山ケーブルカー山頂駅2階休憩室

開催内容 筑波山の自然解説パネル展示
     筑波山の岩と虫と動物 標本展示
     筑波山クイズ 参加者には抽選で景品が当たります。

筑波山インストラクターがブナ林を案内するガイドツアー(50分程度)開催
     平日 13時30分~
     休日 11時00分~13時30分~
     各回先着15名
     受付は展示会場にて行います。

特別記念講演 「筑波山の自然 昔と今」
     開催日 10月10日(日曜日)
     時間は 午前10時より
     五木田悦郎先生がお話します。

主催   NPO法人つくば環境フォーラム 電話029-863-5151
共済   つくば市
協力   ミュージアムパーク茨城県自然博物館

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筑波山の四季 私のフォトブックより


朝もやに浮かぶ筑波山 2010年5月1日 午前4時19分頃撮影 地方道129号線大園木にて


愛好家がブナ平と呼ぶ北斗岩手前のブナ林の道 2010年6月25日 心も緑に染まる
  

ブナ平付近にて 老木の枯れた枝先を飾るシダ類 


田植えの終わった水田に写る筑波山 2010年5月15日 国松北交差点の近く


不動峠の途中で見られる奥千本風山桜の景観 2010年4月17日 ピークは過ぎていた
 

桜越しに見る筑波山 フラワーパーク展望台より 2008年4月8日


筑波山の樹氷 女体山山頂からブナ平方向を見下ろす 2008年2月8日