「窮極の門の守護者にして、銀の鍵をもってのみ開く時空の狭間に坐し、時の因果律に縛られない最強の神性にしてOuter Gods(外なる神)の副王」
・一つひとつが太陽のように強烈な光を放つ、七色の球体の集積物に見えるが、実は混沌の只中で永遠に泡立ち続ける触角を持つ無定形の怪物。
・時間と空間の法則を超越して、全ての時と全ての空間に存在しうることができる。
・「Necronomicon(死霊秘法)」によれば、「YogSothoth(ヨグ=ソトース)」は、「Outer Gods(外なる神)」が住まう外宇宙への門であり、門の鍵の守護者でもあり、宇宙の秘密そのものである。
・この門を開くための呪文は、「Necronomicon(死霊秘法)」に記載されていたが、17世紀刊行のラテン語版以外のものは、肝心の部分が抜け落ちてしまっている。
・「YogSothoth(ヨグ=ソトース)」は、実体を備えており、人間との交流が可能で、「Whateleys(ウェイトリー家)」の血脈に、その血が流れているといわれている。
・この神は、また、一つの概念でもあり、一つにして全てのもの、全てにして一つなるものである。よって、あらゆる時間(過去・現在・未来)、空間(いかなる場所)に無数に存在するが、それが全て、一つであるのだ。
・「YogSothoth(ヨグ=ソトース)」には、全宇宙の知識が蓄えられており、歴代の錬金術師が、「YogSothoth(ヨグ=ソトース)」の知識「アカシャ年代記」を手に入れ、神の座へ到達しようと暗躍していた。
・「案内者」「窮極の門の守護者」「生命長き者」「最古なる者」等と呼ばれるウルム・アト=タウィルは、ヴェールを纏う人間の姿をした「YogSothoth(ヨグ=ソトース)」の化身だったといわれている。