みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

冬への気配

2012-10-24 18:20:20 | 生き物・植物
昨日の23日は、二十四節気の霜降でした。暦の上では霜が降りる頃なんですね。
道ばたもそろそろ冬の気配がちらほら。

用水路の脇を散歩していたらキィーキィーキチキチキチとモズの高鳴きが聞こえてきました。
高鳴きはモズの縄張り宣言。これでもかと目立たせるように電柱の上で鳴いていました。
モズが高鳴きを聞くと、いよいよ秋も深まった感じがしますね。


モズは他の鳥の鳴きまねもするんですよ。漢字で”百舌”と書くのは鳴きまねが上手いからだそう。
私も、以前モズがシジュウカラの鳴きまねをしているのを聞いたことがあります。
そのモズくんは家の庭の木瓜にトカゲの早贄をこさえてくれたんで、ちょっと迷惑でしたが(笑)

さて、用水路に目を向ければ、浅い水の中に植物が生えています。どうやらクレソンのようです。
人様の用水路なのでやらないけれど、ちょっと摘んで食べたいという誘惑にかられそう。
 

用水路にそって歩くと、水があまり流れていない用水路と分岐。
こちらはイヌダテやジュズダマが用水路の中にたくさん生えていました。
ジュズダマはその名のとおり、数珠玉のような堅い実を付けます。中心にちょうど糸を通しやすい穴まで開いていて、まさに数珠玉。子どもの頃には、実を集めて遊んだものです。


こちらはシロザとノゲシ。
 
シロザは花をつけた姿よりも、春の白い粉を吹いたような若葉のほうが印象が強いですね。花は地味。

雑木林では、ガマズミの実が赤く色付いていました。風が強く枝が激しく揺れていたので、何とか見られる写真になったのはこの1枚だけでした。


丘の北側であまり日の当たらない斜面にはひっそりとツワブキが花をつけていました。
まだ一輪だけでしたが、蕾をたくさん付けていたのでこれから楽しめそうです。

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