人生いろいろ、たぶん大丈夫だ?

40代の中年おじさんです。「四十にして迷わず」うーん、迷える中年羊を誰か救いたまえ。

韓国 戒厳令の夜 2024年12月3日 わずか6時間の自己クーデター

2024年12月14日 09時39分09秒 | 社会
韓国の政治政府度は、普通の日本人にはわかりにくいのです。近年は大統領が交代する都度に前大統領は逮捕投獄されています。逮捕の理由は、ほとんどが政治的な不正、しかも親族などに対する優遇などという陳腐なものです。アメリカの某元大統領のような、機密に関することとか政治謀略で訴追されているのと比べると、スケールが小さいです。しかも、訴追する捜査機関も命がけ、次の大統領によって駆逐されるおそれもあります。日本の政治制度を通してみると、本来ありえないことが韓国の政治なのだと思っていました。
さて12月3日の戒厳令の布告、そして6時間後に解除という現大統領が何を目的としたのか。新聞などの報道によれば、自分の政敵を排除するためらしいです。そのために大統領の権限で軍を動かし、政敵を排除する。これは、軍事独裁政権の手法です。本来、韓国の戒厳令の制度は、北朝鮮との対峙が前提であり、その際に韓国国内で北朝鮮に関わる不穏な動きがあった場合に布告されるものだと思っていました。しかし、今回は政争の手段として発令され、軍もそれに従い動いたのです。
朝鮮戦争は現在は休戦中であり、北朝鮮の動きによっては戦争が再開される場合もあります。それに備えた政治制度を大統領は悪用したのです。
今回の動き、韓国の内政問題ではありますが、在韓米軍をおいているアメリカ、隣国としての日本は韓国の政権の動きをどう判断するのでしょうか。
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ぽつんと一軒家と日本国

2024年11月15日 09時43分19秒 | 社会
最近はあまりテレビを見ていないのですが、テレビ番組に地図で見つけた山の中にある一軒家を訪ねて、住んでいる人の事情をご披露するというものがあります。もともと地図を見るのが好きなので、こういうのも番組になるのだと、着眼点に感心しました。

さて、番組ではデレクターが地図(主にGoogleマップ)写真の中から、どう見ても交通不便な主に山中の一軒家に、人馬未踏の道をかき分けてたどり着き、そこに住んでいる人の生業などを本人に語ってもらっています。住んでいる理由はご先祖様から引き続きという人が多いのかなと思います。ご先祖の生業の関係で便利な場所として、またはテレビでは語ることができない理由もあるのかもしれません。わかりやすく言うと、外界のみんなと暮らしたくない、とか理由があって追いやられたとかです。集団の中でいきていくより、個を選びしかも地理的にも離れたところに居を構えたのです。でもこれはあくまでの私の想像でしかありません。この状態を地球規模で見たら、日本国だって「ぽつんと一国」状態ではないかと思いました。

話は人類がアフリカで誕生したという時代まで遡ります。現代ではホモ・サピエンス、つまりわたしたちが地球のあらゆるところで生活しています。アフリカ大陸を出るまで千年単位の時間がかかっているそうです。そして、今で言うヨーロッパ、中東、アジアまで大陸伝に人類は何かを求めて歩き続けたのです。

「何か」とは何でしょう。生命の安全を確保して安心して暮らせる場所、ではないでしょうか?そのためには、食料の確保が良い場所、気候や自然環境が適している場所など主に地球が提供する自然環境をもとに探し回ったのでしょう。その移動のためには単独ではなくみんなの協力が必要な場面があったはずです。そして小さなコミュニティが生まれ更に大きな集団となり、安住の地を見つければ定住して更に大きな社会的な集団ができ、国というものになっていきました。

さて、日本人の祖先はベーリング海沿いに来た民族、今の中国大陸から来た民族、南方の島伝いに来た民族だそうです。彼らは何を求めてこの島に渡ってきたのでしょう。きっと、彼らの理想とする安住の地を求めてのことでしょう。その要件の中に「他の集団とは暮らせない」という判断もあったはずです。例えば、大陸で他の集団と接して暮らしていても、食料やいろいろなものを求めて争いがあれば「こんな場所にはいたくない。海の向こうに渡れば向こうも来ないだろう」そう思った日本人のご先祖様たちが命がけでわたってきて作り上げた国が今の「日本国」だと思っています。今風に言えば日本人とは「ちょっと変わった孤立主義の集団」と言えます。日本の歴史をみると、明治の開港まで、ほとんど海外との交流がなかったのも事実です。鎖国という状態で独自の社会制度、文化、風習、価値観を築き上げてきたのです。

さて、感の良い読者ならそろそろ私が何を言いたいのか気がついた方もいるとおもいます。現代の日本国は人口が減少して、それに伴い労働人口の減少、経済の停滞、社会機能の運用が難しくなるなの社会問題が顕在しました。これを解消するために、「外国人の移民を(労働力として)受け入れる」論議が盛んになりました。現実として、日本のある地域では特定の国のコミュニティができるくらいまで外国人が多く暮らしています。そして、日本人と間に軋轢が生まれ、トラブルになっています。それを理由として海外移民の受け入れに反対の立場を取る人も多いです。

私はこの考えに一定の理解を示します。その理由は、そもそも日本人とは孤立主義の集団にほかならないと思っているからです。言葉を選ばなければ「排他的」です。数千年前の誰も検証できない理由をグローバルな時代の日本に当てはめて良いのだろうかという意見もあるでしょう。今を生きる日本人として、肌で感じるのは日本の文化や価値観の中に古来からのそれは流れ続けていると思います。

その一方で、日本の文化価値観を共有する人々には理解を示すのも日本的かなと思います。姿形が違っていても、日本という価値観の中でいきてくれる人は受け入れています。

労働力の不足を補うためと称して外国人を受け入れるのは、日本人の悪い面(排他的なこと)を世界に示してしまうので、受け入れ側としてよく考えなければなりません。過去に起こった悲劇の繰り返しになります。

労働人口の減少、経済の縮小でかつての鎖国時代の日本の経済規模になるというのであれば、日本国は世界経済の表舞台から消えていく運命でしかありません。でも、小さな経済の中で国民が豊かで幸せな暮らしができる国ができるのであれば、歓迎したいです。
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在日米軍基地 米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史  川名晋史 著 を読んでみた!

2024年09月28日 10時02分14秒 | 社会
在日米軍基地のいくつかの司令部の国旗掲揚の場所には日本、アメリカの国旗の他に水色の国連の旗が掲げられています。これを初めてみた当時は単に国際連合のどこかの機関が在日米軍内に間借りしていると思って深くは考えてこなかったのですが、気になっていました。

タイトルに惹かれてこの書籍を手にとって読んでみると、今まさにその認識が誤りであることに気が付きました。基地従業員である日本人でもこの本に書かれている事実について知っている人は少ないのではないかと思います。基地の使用権や訓練コーディネイトに関係している人であれば知っているはずです。

本書には、なぜ在日米軍基地に国連の旗がはためいているのかその歴史を明らかにするとともに、日本における国連軍とはなにか、現在でもその効力が有効であり、現在の日本の周辺で起きている防衛に関する出来事にも密接な関係があること、更に沖縄の普天間から辺野古への基地移転に重要な要素になっていることが詳細に書かれています。

いろいろな興味深いことがあったのですが、個人的に謎が解明できたのが第7章で語られる民主党政権下で時の首相鳩山由紀夫が国外、最低でも県外移設と風呂敷を広げた普天間基地移設が、その後間もなく取り下げられたことです。
当時、ずいぶん大きなことを自由に表明したなと感じたのですが、すぐに取り下げられたことに違和感を感じていました。民主党が政権を取った直後であり、首相にになれば自由に国政を動かせると勘違いしている感があり、事務方である当時の外務省と情報の交換がうまく行っていなかったのでは、日本の防衛上触れることのできない闇のような事実を知ってしまったのではないか、などと思っていたのです。
この行為が原因でその後の沖縄と普天間辺野古基地移転問題がこじれて行きました。

本書では、まだ実証されていな事実として首相鳩山由紀夫が実は日本における「国連軍」の存在を知らなかった、そして普天間の基地は実は国連軍も使用する基地の一つであることも知らなかった、そのため基地移転における大前提の一つであることを知らぬまま風呂敷を広げた、としています。そもそも、国連軍の存在理由を知っていたのであれば「国外移転」などという言葉が出たはずがありません。闇ではなく、きちんとした歴史と事実に基づいた重要な事実だったのです。

その後政権を失った民主党及び元首相鳩山由紀夫等は、この件について何も語っていません。
第二次世界大戦が終わり80年、朝鮮戦争が始まって75年になろうとしています。国連軍の旗が在日米軍基地にはためいている限り、日本の戦後はまだ終わっていないのです。
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ムカつく!令和6年米騒動

2024年09月10日 21時44分47秒 | 社会
令和6年の秋、たしかに私達の周りからコメが消えています。近所の大手スーパーの売場にも販売用のコメはありません。2024年、令和6年の日本でこんな事が起こってよいのかという、怒りとムカつきがあります。以下そのムカつきポイントを上げていきます。
  • 本当に店頭からコメが消えたこと。
    • コメ不足の原因にはいくつかあるようです。昨年のコメの収穫量が少なかった、南海トラフの予報報道で不安を感じた人のコメの先買い、そして本当かどうか疑わしい、インバウンドによるコメの需要増加。
  • 政府の無策、農林水産省のおふざけ
    • 昨年の収穫量が少ないということであれば、この一年間無策だったのかと問いたいです。需要ギリギリの収穫なのであれば、備蓄米の在庫を増やしたり、海外米の購入を進めたりするべきでしょう。
    • 大きな災害に不安を感じると、食料を始め備蓄をする人が増えます。正月の能登半島地震で幕を開けた令和6年だからこそ、(食料の)危機管理に注意を払うべきだったでしょう。
    • そもそもコメは日本人の主食、それが3つくらいの要因が重なったからと言って市場から消えるのは、おかしいことであります。何かが間違って、うまく回っていないことがわかりました。
    • インバウンドの回復は、コロナ明けで誰でも予想できたと思います。そこに円安で来日するひとが増えたと言っても、税金を払っている日本国民の主食を食いつぶすほどの需要増加だったのか疑わしい。後付のこじつけのような気がします。
    • 農林水産省はSNSで遊んでいる場合ではない。
      • 過去に牛乳の供給過多?需要減少で若手官僚(あるいは玉子)がSNSで消費を訴えていましたが、これも農政の無策の結果ですよね。それをSNSで無邪気に広めている場合ではないのです。牛乳の需要と供給のミスマッチを解決できない結果が、数年後の主食のコメ不足につながっていると思います。
    • もう少しすれば今年の新米が市場に出てきます。落ち着いてそれを待ちましょう。
    • 政府はなぜ備蓄米を出さないのでしょう。少なくとも、店頭にコメが並んでいる状態を見せていたら、国民の不安感は生まれなかったはずです。
    • でもね、もしこのようなコメ不足という国家の一大事のときに、日本周辺で有事が起こったらどうするつもりなんでしょうね。海外との貿易は航路や航空路の制限になり、米に限らず品不足が起こるはずです。仕掛けてくるには相手にとってグットタイミングなのかもしれません。
コロナのときにマスク不足で大騒ぎになったとき、私は日本には本当に資源がないんだと実感しました。そして、日本人は流されやすい国民だということも思い知りました。今後、気候変動で農作物の収穫には変化が生じるでしょうし、国際情勢や経済情勢で日本の貿易も今までのようにスムーズな物流がなくなります。こんなタイミングで、また大きな災害が起こったら、日本はどうなってしまうのでしょう。
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2024年に振り返る、COVID-19と在日米軍

2024年05月14日 22時05分15秒 | 基地従業員

2019年から始まった、COVID-19の感染の広がりに伴う様々な社会の混乱がありました。その中に、「在日米軍の行いが日本の感染を広げた」というような報道があったことを覚えているでしょうか。

基地従業員として身近に在日米軍がいたわけですが、彼らがどうCOVID-19に対応していたのかを書いてみたいと思います。ただし、体系的に時系列に沿っていなくて、思いつくままに書いていることをご承知おきください。

日本の国内と在日米軍の対応の違い

感染の始まった頃、日本国内では感染の広がりを抑えるためになにか強制的な施策を行ったわけではなく、「自粛」という方法を各自が取っていたと思います。その一方、在日米軍では施設内への出入りに制限を設ける一方、国内の感染状況を見たうえで、旅行禁止の地区を毎週決めていました。その地域には用件がなければいかないこと、また何かの理由でその地区に行ったり、その地区から訪問で来た人がいる場合は、施設に入る前に数日の経過期間を設けていました。

これは基地従業員にも適用されており、一時期自分の行動の記録をつけるように求められたこともあります。

マスク着用

米軍側の兵隊や従業員は公の場ではマスクをしていました。日本人従業員にも求められていました。ただ、当初日本国内ではマスクの供給が追いつかなかったのが理由で、マスクを手に入れるのが大変な時期がありました。その時、米軍側で布マスクでしたが日本人従業員へも配付がありました。

ワクチン接種

ワクチンが開発され接種が始まったのは、在日米軍のほうが早かったです。接種対象者は、当初アメリカ人を中心とした兵隊や軍属、その家族でした。やがて日本の国内でも接種が始まろうとする頃、日本人従業員の希望する人に対して、米軍側の施設で接種することができるようになりました。

私自身は、市役所から送付される接種券に基づいてワクチン接種を受けました。

検査キット

発熱した場合、COVID-19の判定に使うキットは、米軍の病院で手続きをすれば誰でも無料で受け取ることができました。感染拡大の山を超えた時期は、国内の旅行前に自分で検査キットで確認することができました。

入国

よく言われたのは、在日米軍のアメリカ人たちは空港での検疫を受けないので、感染を拡大させた、といわれました。しかし、実際のところ、成田や羽田などの空港を使った場合は、他の入国者と同じ手続きでしたし、直接在日米軍基地経由で日本に到着しても、基地内で一定の期間隔離されて、発症のないことを確認されてから活動していたのです。

このように、当時はどこの報道機関も在日米軍のCOVID-19に対する施策に関して調べて報道した形跡もなく、一般国民が思い込んでいることをベースに、ある事象を取り上げて記事にしていたと思います。

また日本国民も、感染拡大のスケープゴートとして在日米軍をやり玉に挙げていましたが、上記のようなことをみていた身としては、日本の国民は自分たちで感染拡大を広げていっただけだった、と言えると思います。

こうして書いてみて改めて思ったのは、在日米軍はアメリカ軍であり、感染という非常時でも作戦行動ができるように対処したと思います。蔓延したので、施設ごと閉鎖しました、では戦争ができないからですね。

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日本の防衛予算を増やし、その財源を増税で賄う?

2022年12月16日 22時24分20秒 | 社会

岸田政権がいよいよ防衛予算のGNP1%の枠突破を目指しています。そしてその財源を広く国民に求めています。このニュースに関して思うところがあります。

  • 政治家や官僚が国防費を増やす先に見ているものは何か
    • 今までも国防について、その方針が何も語られていないにもかかわらず、唐突に予算を増やす話が出てきたように見えます。広く国民に負担を求めるというのであれば、まずは「言葉」で語るのが政治家ではないでしょうか。たしかに、現在の日本を取り巻く情勢は、以前より緊張感を持つものになっています。それに対応するために、何をどうするつもりなのかを示してほしいですね。以前、日本海側の2箇所に陸上イージスミサイルシステムを建設するという構想も、話の持ってきたたがずさんであったために地元の理解が得られず、頓挫した経緯もあります。下手な説明は聞きたく有りませんが、今何をやっているのかは国民に話すべきです。
  • 日米同盟をどうするつもりなのか、語ってほしい
    • 今締結されている日米同盟を日本の国防の枠組みの中でどのように位置づけるつもりなのか、明言するべきです。そのためには、アメリカの腹を探るような問いかけをしないで、具体的(場所と事象)に何か事が起きたときに、日米はどのようにどのように対応するつもりなのか、アメリカと日本国民に語るべきです。
    • 定期的に行われている日米合同訓練などの軍事演習の内容は、どのような場面で誰が発動するつもりなのか、説明してください。大規模な税金でやるサバゲーのようなものだとしたら、意味がありません。
  • 今起こっているウクライナとロシアの戦争を見てわかったことは、政治的な条件によっては、日本単独で敵と対峙しなければならない場合があるということ
    • ウクライナはNATO加盟国ではないので、西側の直接の介入は今のところ行われていません。しかし、西側諸国にも思惑があるので間接的に介入や援助でウクライナに手を差し伸べています。その理由は、ウクライナの領土にロシアが編入を目指して攻め入ったからです。この構図は、大勢の人にとってわかりやすかったので、西側の世論がウクライナ寄りになっているのだと思います。一方、ロシアと同じような問題を抱えている中華人民共和国はその態度をはっきりさせていません。
    • 仮に日本海のEEZなど日本の利益に関係する地域に、尋常でない兵器が撃ち込まれたり、日本が主権主張する島々に敵国軍が進駐したりしたとき、領土問題などを予め世界にはっきり主張し説明して置かなければ、いざ戦争というときに同意を得ることが簡単ではないと思います。
    • 私たちは、ウクライナとロシアの戦争が始まったとき、なぜこの二国が争っているのか、はっきり理解していた日本国民は多いとは言えなかったのではないでしょうか。
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安倍元首相の狙撃事件と世の風潮

2022年07月14日 17時27分18秒 | 社会

2022年7月8日のお昼前に突然飛び込んできた、安倍元首相への狙撃事件。参議院議員選挙投票日2日前の出来事で、テロなのかと一時騒然となりましたが、今のところ個人的な恨みによるものだそうです。

今回の事件、被害者の死亡という最悪の結果になってしまいました。犯人は自分の家庭が崩壊した原因の一つが安倍元首相だと思い、狙撃の機会を狙っていたのだそうです。事件の全容の解明はこれからとなります。

さて、一国の元首相が選挙の応援の際に死亡するという衝撃のためか、はたまた、世の中には安倍元首相を敬愛していた人達が多いからなのか、彼の死の取り扱いが妙な雰囲気になっていると思います。

  1. 首相在任当時は、連日野党から叩かれていて釈明もはっきりしない出来事が数多くあった。
  2. 3本の矢という経済政策は、どう総括されたのか。
  3. 国際関係、特にロシアとの関係、北方領土問題の解決に期待が大きかったのに成果が出なかったのはなぜか。
  4. 肝心な時期に持病の悪化という理由で二度、辞職しているが、プレッシャーに弱かったのかそれとも放り出しぐせがあったのか。

肝心なことを問いた出す前に、また国民に語ることがあったはずなのに、本当にいなくなってしまい、その実績で後世に名を残す人だったのか。評価が分かれると思います。

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「パスワードをここに書いてください」って言われて

2022年06月09日 21時23分46秒 | 社会

パスワードの管理は非常に重要なことであり、当然のことながら自分以外の人に知られるということは、利用しているサービスに他人が割り込んでくる可能性があるということです。

ここ数年でいくつかの窓口でのやり取りで、「この紙にパスワードを書いてください」と言われたことがあります。この紙、とはただのメモ用紙です。

一度目はマイナンバーカードがロックしたので解除のために役所の窓口を訪れたとき。操作する機械に向かう前に、メモ紙に予め入力するパスワードを書くように言われました。そしてそれを係に渡してくれと。思わず「パスワードを他人であるあなたに見せるのですか。変だと思いませんか?」と聞きました。しかし、その顔は「なんで」というような表情。更に念を押して「パスワードを係の人だからといってあなたに書いて渡すのですか?しかも申請用紙でもないメモ紙にですよ。」

二度目は、Dポイントカードを交付してもらうために、ドコモの販売店を訪れたときです。すでにアカウントを持っていたので、カードとアカウントを紐づけするために端末で手続きを始めたときでした。「この紙にアカウントとパスワードを書いてください。」以前と同じことを言いました。「パスワードを書いて他人のあなたに見せるのですか?」どうやら端末の操作を係の人が一人でやってしまうためのようでした。

この二度の経験で思ったのは、「高齢者など情報関連の不得手な人にはパスワードを聞き出してまで手続きをする。これは効率のためであり、情報漏洩の危機意識が全くない。これでは情報漏洩問題は永遠に解決しないだろうな」

マイナンバーカードを普及させるのは良いが、窓口も持ち主も情報漏洩に危機感がなさすぎです。

 

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ウクライナ大統領

2022年03月26日 14時59分23秒 | 社会

騙されるな!は極端な言い方かもしれないけれど、ウクライナの大統領の戦略にほだされるな日本国民、と言いたいです。

ウクライナとロシアの戦争は軍事力で言えばロシアが圧倒的な優位ですが、ウクライナはなかなかな業師なのか、ロシアの思惑通りには事が運んでいないようです。

さて、ウクライナ大統領は西側各国の国民や政治家に直接働きかける方法として、リモートで各国に個別に支援を訴えかけています。演説は各国別に上手に練られた内容です。日本ではアジアで唯一その演説があったわけですが、なぜ日本が選ばれたのでしょう。軍事協力も制約があり難しいとわかっていると思いますが、やはり日本のお金が目当てなのでしょうか。

日本側も、早々に防弾チョッキや戦闘用ヘルメットそのほか民間支援物資を送るそうです。日本は誰の意思で西側諸国特に今回はNATO諸国に倣ったのでしょうか。

今回の演説、政治家や国民は彼の真意を十分見極めたうえでの協力を模索するべきです。ロシアが勝った場合、ウクライナが勝った場合両方の結果を見据えて政策を練るべきです。

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基地の中で出会った、ちょっと変わった人たち

2022年03月10日 20時08分03秒 | 基地従業員

基地で働いてきて早〇〇年。毎日ではありませんが、時々常識とか無いんだろうなって思う人達に出会います。そんな人達との出会いのお話です。

  • もうすでに何度過去のブログに登場しています。皆様御存知?キレキレの電話をかけてくる日本人従業員。
    • お仕事依頼をメールでしたところ、断りが初めからキレた調子でした。そもそも断りではなく、そんな仕事を頼まれる筋合いはない、というものでした。対処法は、電話を上司に代わることで解決です。要は知らない相手から知らない、なにか面倒な仕事を依頼されるのが嫌なだけでした。
  • 机の上に足を乗せる日本人従業員
    • 違う部署に聞きたいことがあったので事務所を訪ねました。応対してくれたのは、一応この仕事の窓口の責任者。個室を与えられていたのですが、入室したときから椅子に座り足をクロスさせて机に乗せていました。少し昔のアメリカの映画でよく見るヤツです。全然かっこよくなかったです。私の用件が終わるまでの間、そのままの姿勢で通しました。私はずっと汚い靴底を観ていました。
  • 面接で自己紹介しない日本人従業員
    • とある部署の採用面接を受けに行ったときのお話です。アメリカ人の責任者と日本人のスーパーバイザーと更にもうひとり日本人責任者が面接官でした。アメリカ人とスーパーバイザーは面接の冒頭で自己紹介をしてくれましたが、3人目の日本人は年長であったが故か彼の番になった時、「俺の自己紹介は必要ないでしょう」とおっしゃいました。その瞬間この職場に応募する気が失せました。
  • 仕事の打ち合わせ事項を反故にする日本人従業員
    • とある部署との仕事のやり取りの中で、いつもと違う進め方をしなければならない事が起きました。この件については、処理の方法は色々あるので、その中の一つの方法を取ることで双方合意のもと仕事が進みました。ところが、かなり仕事が進んだところで、先方の一人が合意したはずの方法を反故にする行動に出ました。この件で、先方の上司と当方の上司が何度か話し合ったのですが、何度合意してもその人が反故にするので仕事が止まります。止める理由を聞いても、要は責任をかぶりたくないというもの。だったら抜けてもらってもよいのですが、そうも行きません。だったらということで、先方のさらに上の人と話をして合意を取りました。
  • 勝手に仕事を抜けるアメリカ人
    • おそらくコントラクターが本業で、こちらの仕事が副業のアメリカ人。色々忙しくて、段取りの中の一員なのに、「暇になったでしょ。私はもう一つの方の仕事に行くから」といって抜けてしまいます。そのアメリカ人がその足で職場に行ったのか、帰ったのかは誰も興味ありません。後にコントラクターの仕事は、彼の致命的なミスにより解雇されていました。

今回は、今までのように抽象的な部分で変と思ったのではなく、具体的な行動の中での事例を上げてみました。まだまだあるのですが、それはまた次回のお楽しみに。

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2011年東日本大震災、2021年東京オリンピック、2022年北京オリンピックそして2022年ロシア、ウクライナに侵攻

2022年02月25日 17時14分09秒 | 社会

表題にかかけた出来事に怒っています。

2011年に起きた東日本大震災津波。発生から11年が経とうとしています。コンクリートの復興は形が見えています。しかし、11年たってこの形で良かったのだろうかと思うことがあります。当時の世相は近視眼的であり、兎にも角にも次の大津波を防ぐ街を作らなければならないと、闇雲に突き進んだように思えます。その結果、城壁で囲まれたような沿岸の街が出来上がりました。沿岸部に住んでいながら海と隔てられて生活をしなければならない地元民はどう思っていることでしょうか。

コロナ禍の影響で1年延期された東京オリンピックが決まったのが、2012年。あの瞬間日本全国には「おもてなし」の高揚感がみなぎっていました。しかし、それと同時に震災からの復興に関わる人材と、コンクリートなどの資源が東京に持っていかれるのだなと感じた人も多くいました。開催までの期間、なんとか大義名分を復興五輪ということにしたかったのでしょうが、幸いにも?コロナ禍の世になってしまいました。その前からもう誰が見たって「おもてなし」も「復興五輪」も消えていました。2021年夏、なんとか開催にこぎつけた東京オリンピックでしたが、私は初志貫徹の意味で開会式から閉会式と競技の中継を見ていません。バブルの中で咲いた花です。

2022年2月、北京オリンピック。いろいろなことが起きている開催国が、オリンピックの衣を身にまとえば、まるで何事もなかったかのように振る舞える。競技が始まる以前から、ロシアのウクライナ侵攻が危惧されていました。平和の祭典オリンピックの場で、平和を叫ぼうとすると懲罰を食らう。これはブラックジョークなのか!開催国を取り巻く情勢への平和、ロシアとウクライナへの平和。選手や関係者はもっと「平和」を発信しても良いはずだし、「平和」はどちらか一方の政治問題でもない。SNSはなぜ反戦を謳わない、クレダはどこに行った。戦車は化石燃料で走っているんだ。今こそ大人に向かって中指を立てるときだろう。

2022年2月24日、ロシアとウクライナの戦火が外交努力と世論で早く収まりますように

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米軍基地のCOVID-19対策

2022年01月30日 20時45分09秒 | 基地従業員

2022年も明け、日本国内でははやり病の第6波が訪れています。年明け早々、成人式も過ぎた頃でしょうか、沖縄の米軍基地が沖縄県内の感染源であるという意味の発言が沖縄県知事からありました。それをきっかけとしてマスコミやSNSで「そうらしい」と拡散が始まりました。1月も下旬になるとそういう声は少なくなっています。

沖縄県での第6波についてはそうなのかもしれませんが、それ以外の本土の米軍基地は果たして感染源でしょうか。

日本国内でこのはやり病が広がり始めたのは、今からちょうど2年前の2020年1月のダイヤモンドプリンセス号事件からです。(個人的にあれは事件だったと思っています)

そこからの2年間、各基地の基地従業員は「日本の方針」と「在日米軍の方針」の二つに縛られています。日本政府や各県の知事と在日米軍の対策では、感染の広がりのとらえ方に差があるために、微妙にずれていたところもありました。ただ、そのずれが緩いほうではなく厳しいほうにです。

在日米軍の方針は具体的で、例えば初期のころは日本の地図に具体的に立ち入らない都道府県を示していました。そのころ日本国内では県境をまたぐ移動はまだ言われていなかったはずです。また、基地の敷地に入るとき、そのような地域から来た人には2週間の待機を求めていたはずです。そのほかにも、飲食店での飲酒や食事についても細かい指示がありました。

何かに責任を向ける。その何かは日本人の行動や方針など、見えにくいものではなく、だれが見ても「在日米軍」というユニフォームを着ている人達でした。SNSや報道では、「在日米軍」の私的な行動に制限を変えろという主張もありました。もしそうであるならば、周辺の日本人の私的行動にも制限をかけるべきです。

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あなたはリーダーシップの声を聞きましたか?

2021年12月18日 13時35分07秒 | 基地従業員

2021年もあと半月ほどで2022年になろうとしています。いかがお過ごしでしょうか。

基地従業員特に日本人の基地従業員にとって社長にあたる人って誰なんだろうと考えたことはありますか。

大きな会社は社長の役割が他の役員などに割り当てられたりしていますが、一応会社の代表、顔としての地位にあります。そう考えると、ベースコマンダーになるのでしょうか。それとも、派遣元である防衛事務所長や防衛大臣でしょうか。このように、働いている現場では、はっきりしていないのが基地の環境です。

そんなことは関係ないと思う人もいて、誰かの方針で仕事をしているのか深く考えたことがないかもしれません。

逆に、誰かがどんな考え方で私達基地従業員を働かせているのか興味があるのであれば、リーダーの声を聞きたくなりませんか?

班長、スーパーバイザー、上司、マネージャー、部隊長、コマンダー、防衛大臣、国務長官、大統領、この辺の声が聞きたくなりませんか。私達に向かって話している声や顔を見てみたいと思いませんか。

いろいろな機会を捉えて、こちらから探してみましょう。そうすれば、今の自分の立ち位置などが、少しははっきりすると思います。

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基地の仕事での交渉術

2021年12月12日 10時10分32秒 | 基地従業員

仕事上、メールや口頭でいろいろなことを他部署の仕事相手に頼むことが多いです。この相手に対しての依頼を出したときの反応で、その人が仕事のできる人かどうかある程度判断できます。(以下箇条書きです)

  • アメリカ人のできる兵隊の場合
    • その立場から、一を以て十を知る能力がある人に対しては、要点を伝えれば、こちらの求めている結果が早く手に入ります。
  • アメリカ人の普通の兵隊の場合
    • 背景まで説明すれば、すぐに理解してくれます。自分で判断ができないときは、軍隊なので上司に聞いて答えるか、上司を紹介されます。
  • アメリカ人のだめな兵隊の場合
    • 今の所、私の仕事ではこのようなタイプの兵隊には出会っていません。
  • 日本人のだめな従業員の場合
    • 依頼を断る勢いが必要なためか、最初から返事がキレています。きちんと理由を説明すれば、こちらとしても理解をするのですからいきなりキレて電話をしてこないでください。
    • 依頼の内容が理解できていないようですが、そのことをまず理解してください。わかっているつもりのようですが、話が永久に噛み合いません。
    • メールで依頼しています。そちらの都合などを考えてメールにしたつもりですが、電話回答ですか?結局電話で話したことを守ってもらうために、私がまたメールを作らなければなりません。
    • 依頼メールに対していつまで経っても反応がありません。確認したところ、メールを読んでもらえていませんでした。仕事のメールは毎日目を通しましょう。
  • 日本人の普通に出来る従業員
    • まだ出会ったことがありません。

 

以上の内容からおわかりのように、私にとって日本人基地従業員で交渉が上手で、お互い仕事がはかどり「さすがですね」と思える人がまだいません。もしかすると、私の仕事以外の場所にはスーパー日本人従業員は沢山いるのかもしれませんね。

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アメリカの退役軍人の日と日本の憲法改正

2021年11月11日 14時10分20秒 | 社会

11月11日はアメリカの退役軍人の日です。この日は、アメリカの軍務に服したすべての兵士に感謝を捧げ、今一度思いを馳せる日です。祝日になりますので、基地従業員も休日です。

さて、常備軍を憲法で定めて正式に備えている国というのは、その軍務に服した人たちのケアにも気を配っています。戦地に赴き、戦死や負傷した兵士やその家族へいろいろな国の制度があり、常に国が後ろにいるのであることを意識づけています。当然だと思います。そうでもしなければ、国のために命をかけるという道を選ぶ人がいなくなるのです。もちろん、時代の中で戦地への派遣や戦いについて批判をすることも許されているので、個別の戦争や戦いが国民の中で論争になることはあります。

現在の日本は憲法で軍を持つことを禁じられています。その結果としての自衛隊が存在していて、近年の国際情勢を反映して、憲法に軍の保持を記載するように改正しようという動きがあります。

私は、この憲法改正の一つで問題が解決するとは思っていません。実際に軍を持っている超大国アメリカの軍人がどのように国や国民から扱われているのかを間近で見たり、過去の戦争(特にベトナム戦争)での復員兵士への扱いの酷さを文献で読んだりすると、日本が憲法を改正して軍を持つことへの、国民の備えや深いところの理解がまだ十分ではないと感じます。

常に話題になる靖国神社の問題でも、過去の戦争が正義の戦争ではなかったということになり、祀られている兵士たちの扱いも日本の中で割れています。

はい、憲法を改正しました!は一つの過程でしかないのです。その次になにが始まり、なにを受け入れるのかを考えなければならないのです。

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