ムシムシと暑い日のとある時間。
なにやぐったりした様子のご主人様が。
「どうしたんですか?そんなりだらりと。融けかけのアイスクリームみたいですよ」
「融けかけのアイスクリームとはいったいどんな例えだー」
「あんまり暑いんで、食べたいなあ~と。31で、雪ダルマやってるようですから、買ってこうようかな?」
「わしが食べられないのを知っていてそんな事を言う。けしからん」
「はいはい、冗談ですよ」
そんなこんなで、ちょっとかっこつけてみたり~なご主人様です。
でもって、姫のコジロウはというと、レースのカーテンを天蓋のレースに見立てて深窓の令嬢のようです。
本人(本猫?)はいたって真面目。とはいえ、ここが定位置。
「楽しそうね~」
と言ったかどうか。
平安時代の御簾のようでもあります。
口開けて寝てます。
小さい犬歯(猫だから猫歯)が覗いてます。イビキはかいてません。
クロネコの執事はこのシャッターチャンスを見逃すはずがありません。
そろりそろりと寄っていって、パチリ。
ケイタイなのでその時「ピロリロリ~ン」と大きな音が。
瞬間、ガバッと飛び起きたのはいうまでもありません。
字に被っていますが、飛び出しているのは後ろ足。
腹だし、口開け。どんだけ緩んでるんだ~という姿です。
暑いから許しましょう。
※ 三匹の写メを撮るのは結構大変なんだとあらためて感じたクロネコの執事でした。