※2022.05.13更新 第15弾として配布されているマンホールカード、防火水槽の蓋1枚を追加しました。
※2021.06.29更新 ゴジラをデザインしたマンホール蓋2種類などを追加しました。
新宿区の経緯は、昭和22年3月15日に四谷区、牛込区、淀橋区が統合して成立し、現在に至っています。
新宿区は、東京23区のほぼ中央に位置し、東西約6.5km、南北約6.3km、面積は18.22平方キロメートルです。千代田区、港区、文京区、豊島区、中野区、渋谷区にそれぞれ接しています。令和2年4月1日現在で、人口は34.7万人強、世帯数は20.0万世帯強となっています。
区章は、古来から堅実さを表すといわれている菱形を原型に、新宿の「新」の一字を一筆で勢いよく描いたもので、新宿が将来に向かってますます堅実に発展していく意を表現するものです。(昭和42年3月制定)
区の花は「ツツジ」、区の木は「ケヤキ」です。(以上は、新宿区HPより)
新宿区の下水処理は、雨水と汚水を一緒に処理する合流方式を採用しています。新宿区の大部分は、芝浦水再生センターで処理され東京湾に放流されますが、区域によって新宿区にある落合水再生センターで処理され神田川に放流、あるいは荒川区にある三河島水再生センターで処理され隅田川に放流、あるいは板橋区にある新河岸水再生センターで処理され新河岸川に放流されます。
新宿区は、2021年11月5日に第15弾として東京都特別版のマンホールカードの配布を始めました。
(2022.05.13追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
大ヒット映画「シン・ゴジラ」をモチーフとしたマンホール蓋です。 実物大のゴジラヘッドがある新宿東邦ビルの入り口付近に設置されています。 新宿区は、2015年に「ゴジラ」に特別住民票を交付し、新宿観光特使に任命しました。 「ゴジラ」を通じて、まちの賑わいと活力を創出するとともに、国際観光都市・新宿の魅力を国内外に発信しています。 また、新宿東邦ビル前の道路は「ゴジラロード」として、多くの区民・来街者の方に親しまれています。 日本有数の繁華街である歌舞伎町のシンボル「ゴジラ」を体感しに、ぜひ現地に足を運び、マンホール蓋もご覧になってください。
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都内23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前平成4年から採用、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
新宿区は、2015年ゴジラヘッドの出現に合わせて、ゴジラに特別住民票を交付するとともに、新宿観光特使に任命、新宿のまちの活性化の一役を担うゴジラをマンホール蓋のデザインに選定し、令和3年5月に歌舞伎町にある新宿東宝ビルの入口付近に2種類設置しました。(新宿区HPより)
こちらは、マンホールカードの座標軸に設置されている「シン・ゴジラ」の蓋です。
東京都が都内の区市町村と連携し進めている、アニメ・マンガ・ご当地キャラクター等を活用したデザインマンホール蓋を製作・設置する取り組みの一環として製作されたデザインマンホール蓋です。
こちらの蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、新宿区内に設置されていますのでこちらで整理します。
(2021.06.29追加)
こちらは、「ゴジラvsモスラ」のデザインです。
(2021.06.29追加)
しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。
こちらは、新宿歴史博物館付近で見つけた角蓋です。用途は、電気・通信系の蓋でしょうか。
博物館に展示される展示物も描かれています。
こちらは、深鉢土器が描かれています。
こちらは、「江戸木桶史図」に描かれる木製の水道管のようです。
玉川上水は、四谷大木戸から暗渠となり石や木で造られた水道管を通じて水を供給していたようです。
こちらは、「四つ谷大木戸構天図」に描かれる水番屋、吐水門、芥留や石水門などの配置が描かれています。
こちらは、江戸時代の五街道の一つ甲州街道の宿場「内藤新宿」の様子が描かれています。
こちらは、明治32年に完成した淀橋浄水場の風景が描かれています。
こちらは、昭和初期の東京市電「チンチン電車」が描かれています。
こちらは、現在の新宿副都心が描かれています。
こちらは、区の花「ツツジ」、区の木「ケヤキ」が描かれています。
こちらの蓋も用途記載がありません。やはり用途は、電気・通信系の蓋でしょうか。
右蓋は、区章の角度にズレがあります。
こちらは小型マンホール蓋です。
上部に「IGS」のマークがあるので伊藤鉄工㈱が製作した蓋のようです。
こちらは角蓋です。
下部に「DAIICHIKIZAI CO.LTD」とありますので第一機材㈱が製作した蓋のようです。
こちらは、インターロッキングタイプの蓋です。
左蓋の区章は、右蓋と比べ少しずれているようです。
(2021.06.29追加)
こちらは、防火水槽の蓋です。
新宿区中落合三丁目にある「やよい公園」で見つけました。(2022.05.13追加)
最後は、公共基準点の蓋です。
(2021.06.29追加)
以上で、東京都新宿区のマンホール蓋の整理を終了します。