楢篠賢司の『人間とは』

人間とは何かを研究しています。現在は経済学を自分のものにしたいと目下勉強中です。

格差はやがて経済を崩壊に導く ⅩⅢ

2012-01-29 07:19:55 | Weblog
最近の記事から。
 アメリカが雇用を2割増やす、それには空洞化した製造業を国内に戻す、これはできないことではないと言えます。
つまりドル安に持って行けば輸出を拡大できるわけです。
 
 ただ一つ言えることは今の外国為替の変動性ではアメリカが輸出拡大・輸入減少で黒字国になったとき当然ドル高になるはずです。ドルは強い。
ドル高になれば輸出減少輸入増加が予想できるはずです。このような予想が出来るという以上起業家が空洞化した製造業を立て直すことができるかということです。

  また数日前に打ち上げたゼロ金利政策の延長、そしてさらなる金融緩和、その意味は単なる消費者の心理状態を変えることが経済を活性化できると単純に考えているからだと言えます。

 金融緩和をしても貧乏人には金が回ってこないのです、つまり銀行が貸すわけないでしょう。金融緩和、ゼロ金利の維持、結果わ金持ちにお金が貯まるだけです。

 金持ちにお金がたまらないしくみを考えなくては経済は決して良くならないのです。

 
 これは阿修羅という掲示板にコメントとして投稿したものです。この歳ではなかなか文章を書く事ができなくなり、人が書いたものをコメントとして書いたものを使わせていただきます


AEの関係で書いたように経済を活性化させるには貨幣の交換を活発にする意外ないということです。それは変な話ですが人間心理以外に頼れないのです。
世界的にも経済を刺激(EU問題、イランとの戦争か、日本の景気低迷等のマイナス要因)できる状態ではないとき人は消費を抑えてしまう。