今日は一年半ぶりに、以前働いていた職場でアルバイトをしてきました。僕の以前働いていた職場というのはオーストラリアのとある教育機関です。一年半前にその職場を早期退職したのですが、二十数年の間、有給休暇を一度もとらなかったので、ロングサービスリーブという有給休暇が溜まりに溜まっていまして、今も有給を貰っています。有給を通常の半分にしてもらって、代わりに有給の貰える期間を長く、二倍にしてもらったので、今年の8月までは有給がでます。
退職後、ほぼ一年半、主夫として息子の学校への送り迎えや買い物、料理、後片付けなどをこなし、家事が終わると畑で野菜を作ったり、趣味を楽しんでいたのですが、退職以来、人と話す機会が極端に減ってしまいました。毎日会って話すのは家族のみ、或いは散歩の途中に、ご近所の顔なじみの人に会えば話すくらいでした。最近では、ショッピングセンターの食料品売り場のレジで店の人と短い会話をするのが楽しみになっていた程でした。友人たちも殆どがまだ50代なのでフルタイムで働いているし、コロナ禍以降は会う機会が減ってしまっています。
それで何かボランティアでもしてみようかとボランティアの求人サイトで自分に合いそうな活動を探してみたり、市役所が主催する老人大学、つまり年配の方々の為に市の集会所で催される様々な講座(University of Third Age)など、調べてみたのですが、自分に合いそうなものは見つかりませんでした。
やはり家族以外の人と話すことは大切ですよね。どうすれば良いだろうか、、、と考えていたところ、以前の職場の人から「今、コロナ禍やインフルエンザで今、職場で人が足りていない。それで週に一日か二日、アルバイトで手伝いに来てみれば?」と言われて、これは渡りに船だと承諾したわけです。
一年半ぶりに以前の職場に戻った感想は、夏休みの休暇後に職場に戻ったような感じで、全く違和感がなく、違いと言えば、「引退生活はどう?お帰り!」と多くの人に言ってもらえたことです。週に一度か二度ならストレスを溜めることなく楽しく働けるし、職場の同僚と話せるし、しかもアルバイト料も貰えるので一石二鳥です。以前の様にフルタイムで働きたくはないので、不定期ですが、これからもしばらくは週に一度か二度アルバイトをさせてもらってセミリタイヤ生活をより充実させようと思っています。
見出しの画像は昨日撮ったウサギの巣穴。数日前に沼の泥を捏ねて、巣穴に入れてみたのですが、そのすぐ隣に別の穴ができていました。