今日はビクトリア州ではメルボルンカップという競馬の日の祝日です。オーストラリアでは各州によって祝日を制定出来るようで、、、今日の祝日はビクトリア州だけが祝日です。日本では、、、例えば、「神奈川県の祝日は明日で、、。」とかは考えられませんよね。
それに、オーストラリアでは州に依っては時差がありますし、、、下の写真のように、車のナンバープレートも州によって、かなり違います。
それに、別の州に農産物を持ち込めない決まりもあって、飛行機でメルボルンからケアンズに行く時にはオレンジなどの新鮮な果物を持って行くことは出来ないなど、、、国境かと思えるくらい厳しいです。
法律も各州によって微妙に違っています。例えば、殆どの州では、お酒が飲める年齢は18歳以上ですが、西オーストラリアと南オーストラリアでは、親が隣に付いていれば、16歳になったらお酒が飲めます。
さて、今日の本題ですが、、、これはあまり日本では知られていないことだと思いますが、、、オーストラリアとニュージーランドの間には特別な協定があって、、、オーストラリアの市民、及び永住者は、他の州に行くように、ニュージーランドにも行けて、移住するにもニュージーランドの永住権が必要ありません。つまりオーストラリア人やその永住者にとってはニュージーランドへ行くのは、他の州で仕事を見つけたり、引っ越しするのとあまり変わりがありません。
と言う事は、、、オーストラリアの永住権を保持している僕は、飛行機に乗ってニュージーランドへ行けば、ビクトリア州からクイーンズランド州に行くような感覚で、ニュージーランドで仕事を探すことも出来ますし、永住することだって可能です。(今の所そのつもりはありませんが、、、)
同様に、ニュージーランド人とその永住者はオーストラリjアとの国境が存在しないかの様に、オーストラリアで仕事を見つけたり、引っ越して永住したりすることが出来ます。なので、ニュージーランドで仕事が見つからなかったニュージーランド人はシドニーやメルボルンに来て就職することはよくあります。
それで、もしあなたが、オーストラリアに永住したいが、永住権を取るのは難しそう、、、と諦めていらっしゃるのなら、オーストラリアの永住権取得よりも比較的取得が易しいと言われているニュージーランドの永住権を取得することをお勧めします。ニュージーランドの永住権を取得出来たなら、オーストラリアの永住権をとることとほぼ同じなのですから、あとは飛行機に乗って引っ越しすれば良いのです。
僕の知り合いの中国人女性は、この方法でオーストラリアの永住権を取得しています。
因みに英国人は以前はビザなしで簡単にオーストラリアに移住出来たのですが、1975年からは他の外国人と同様に永住する為には永住権が必要になりました。とは言っても、母国語が英語ですから、日本人が永住しようとするよりも遥かに簡単だと思います。
と言う事で、、、今日はメルボルンカップの祝日のお話しから、オーストラリアの永住権取得の話になりました。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。
ニュージーランド在住です。
オージー永住者はニュージーで働けますが、残念ながら逆はできないのです。ニュージーの場合は市民権を持ってないとオージーへ行って自由に働けません!そこのところはみなさまお間違いなく!