今朝は、予報通り風がなく晴れていて、、、カヤック日和でしたので、行って来ました。
いつもの様に5時半頃に目が覚めましたが、寝床から出たのは6時半頃でした。お昼ご飯のお握り🍙を作れるように、早速ご飯を炊き始めました。このブログを読んでいる皆さんのご家庭では、炊飯器でご飯を炊かれると思いますが、、、家ではお鍋で炊きます。一昨日お握りを作った時は、水の量が少なくて、炊きあがったご飯は少しパサついていましたが、今日は少し多めに水を入れたので、丁度良い炊きあがりでした。
今日のお握りは、ベジタリアン(菜食主義者)のバルにも食べてもらうので、鰹節は入れず、塩、塩昆布、胡麻で、お握りを作りました。その他、ウエットスーツや着替えを準備して家を出たのは9時ごろで、少し早いので、バルの家の近くに車を停めて、10分程待ちました。待ち合わせの5分前に到着してみると、、、まだ、外出中(教会のミサ)でした。それで、家の前の道に車を停めて5分くらい待っていたら、ほぼ時間通りにバルが到着しました。
着いてからバルに友達のジョーがカヤックを2つ売っている話をすると、急にそのカヤックに興味を示し始めました。それで、昨日ジョーの家の車庫で撮ったカヤックの写真を見せると、、、「うん、買う!、丁度、こんなのが欲しかったの。」と言い出しました。幸いそのカヤックは、僕が欲しかったカヤックの上に乗る方ではなく、中に座るカヤックです。バルがそのカヤックが気に入った理由は、マリー川というビクトリア州とNSW州の境を流れる大きな川に友達とカヤックをしに行く予定があって、川で使うのには丁度良いカヤックなのだそうです。それで、今日はカヤック遊びから帰ったら、直ぐにバルと一緒にカヤックを見に行きたいと、ジョーに連絡することにしました。
さて、今日カヤックで行く場所は、前回と違って、車で5分ほど行った所です。なので、カヤックを車に積み込む作業を開始。僕の車もバルの車も、屋根にはルーフキャリアと言う2本の荷台が付いていますから、カヤックを車の上に載せて運ぶことが出来ます。ただ、荷台に載せてから、ロープで固定する必要があります。幸いバルは何十年もヨットクラブのクルーとしてヨットに乗っていて、ロープを結ぶのは得意ですから、、、教えて貰ってカヤックをルーフキャリアに固定出来ました。
海に到着してみると、、、前回よりも少し風と波があって、ベストの状態ではありませんでしたが、、、潮の流れはベストで、行きは塩の流れと反対ですから多少、漕ぐのが大変ですが、帰りは潮の流れの方向に帰りますから、楽です。
今日も岸から200メートル程離れたボートやヨットが係留してある所や、フェリーの船着き場を横切って、キング岬まで、4キロ程、カヤックを漕ぎました。
この辺りは陸が崖になっていて見晴らしが良いので、超富裕層の別荘が並んでいます。個人所有のヘリコプター発着場や桟橋が幾つもあるのです。気になる不動産価格ですが、、、10ミリオン(10億円)以上から数十億円のようです。
実は、28年程前、こちらの大学院で資格をとって、就職するまでの間の夏休みに、この超高級別荘地にお手伝いとして、2週間程、滞在したことがあるのです。確かに海の眺めが素晴らしい大きな家でしたが、その家の所有者である年配のご主人が、僕らの様な凡人より幸福な生活をしているかと言うと、、、全く普通、というか、ご主人の40代の子供達3人は、親がお金持ち故に、堕落していて、3人中2人の息子は無職で、一人はクスリ中毒、もう一人は大学に13年通ったのですが、卒業できず、無職でフラフラしていたのです。もう一人の娘は専門学校の講師でしたが、彼女の3人娘は、かなり甘やかされて育っていて、、、前年な人生を送りそうだと直感しました。
ですから、超富裕層になったからと言って、幸福な人生が送れるとは限らず、どちらかと言えば、不幸になる確率の方が高いのでは?とさえ思う程です。因みに、そのご主人も離婚されていて、寂しい老後を送っていらっしゃいました。僕ともう一人の学生がお手伝いとして雇われたのも、どちらかと言えば話し相手が欲しかったからのようでした。
さて、話はそれましたが、、、今日のカヤックも2時間程で終了し、カヤックを車に載せてバルの家に戻り、カヤックを洗って片づけて、シャワーを浴びてから、昼ご飯。今日のお握りは、塩、胡麻、塩昆布の簡単な物でした。今回、初めてお握りを食べたイギリスからの移民のバルは「お握りがオイシイ。」とのことでした。彼女はジャガイモの他に、玄米もよく食べるとのことで、米を食べるのは慣れているそうです。
こちらでは、お寿司(巻きずし)が人気で、どこのスーパーマーケットに行っても巻きずしを売る寿司屋があるのですが、実は最近、お握り専門のお店も出来始めていて、お握りも流行る兆しがあると、こちらの新聞記事で読みました。日本のコンビニなどでは、お寿司よりもお握りの方が売り上げが多いように思います。手っ取り早く空腹を満たすには、お寿司よりもお握りの方が、コスパが高いからではないでしょうか。
お昼ご飯の後、ジョーからメッセージがあって、3時半に仕事から帰るので、カヤックを見に来てもいいとの事だったので、早速、バルも車を運転して2台の車で出発。丁度3時半に到着し、カヤックをチェックすると、商談成立。バルは150豪ドル(1万5千円)でカヤックやパドルを買って、嬉しそうに荷台に載せて帰って行きました。僕は、財布の中には110ドルしかなかったので、残りの40ドルは火曜日にボートクラブで会った時に渡すことにしました。
中古のカヤックの他に、背もたれ、救命胴衣、パドル(櫂)トロリー(両輪の付いた荷台)もくれました。お店で新品の物を揃えたら千ドル(10万円)くらいだと思いますから、かなりの節約が出来ました。それにジョーも車庫のガラクタが少し無くなったし、臨時収入が入って嬉しそうでした。
折角手に入れたカヤックですから、これからは色んな所へ持っていって楽しもうと思います。そして出来れば、友達と一緒に漕ぎたいです。友達とお喋りしながら漕ぐのも楽しいですし、やはりウオータースポーツは危険が伴いますから万が一の為、他の人と一緒なら助け合えるというのもあります。ただ、カヤックを持っている友達はあまりいないのが問題です。
と言う事で、、、今日は、忙しく過ごせました。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。