風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き水彩画「東山動物園の仲間たち・キュウリを食らうゴリラ」

           

開催中の名古屋・東山動物園春祭りの主役をつとめている「ニシローランドゴリラ」です(サイズは10号)
類人猿の仲間では最も大きな体です。今朝(4月21日)のNHKニュースに、アメリカの動物園でゴリラが観客と隔てているガラスに突進する様子が出ていました。迫力十分です。
でも、僕は描いているうちにいかつい顔や巨体からは想像できない柔和さと暖かさ、そして風格さえ感じました。

描いたのは、東山動物園で暮らすゴリラ一家の父親で18歳になるシャバーニがキュウリをかじっている様子です。
先のブログ(3月21日掲載)でも書いたとおり、東山動物園では以前はバナナを主食にしていましたが数年前からキュウリやトマト、ナス、ハクサイなど野菜中心にしているそうです。

東山動物園の類人猿舎には、ゴリラの食事内容を展示してあり、親子連れの会話が聞こえます。
「ゴリラさんは、好き嫌いをしないんだね」
「ニンジンも、セロリも。カリフラワーだって平気だよ」

黒い巨体、毛むくじゃらの大きな手、大きな口に、緑の一本のキュウリ。
朝日新聞社の語彙・読解力検定の広告に掲載されている、ゴリラがバナナを夢中で食べている写真と同様、自分が描いた絵なのに見ていて楽しくなります。
いずれまたゴリラ家族を描きたいと思っています。親子のくつろぐシーンや、シャバーニの背中がおとなのオス特有の銀色に光るシルバーバックもいいですね。

         
         ゴリラの食事内容です。はかりの針は5・5
         キロをさしています。 









          




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