名古屋の都心に近い中川運河に飛んできた鳥の群れ
上の写真は、秋日和に誘われて出かけた名古屋の中川運河でとらえました。
中小の工場や倉庫が並ぶ運河の岸でスケッチブックを開いていたところ、突然、鳥の群れが飛んできて運河に着水したのです。鳥はカワウでしょうか。
自然いっぱいの場所ならともかく、都心に近いだけにヒッチコックの映画「鳥」のシーンが脳裏をかすめました。
中川運河は、名古屋港と名古屋都心の笹島を結ぶ全長8・4キロ。群れが飛んできたのは、名古屋駅から2キロほどのところです。港の方からエサとなる魚を求めて来たのでしょうか。
あるいは、視線の向こうに大きくなるツインタワーなど200m級の高層ビル群に、リーダーが「これ以上近づくのはヤバイ」と指示したのでしょうか。
かつて「死の川」とか「悪臭の川」と言われた名古屋の都心を貫くもう一本の堀川は、行政と市民の努力でかなり蘇りました。2009年の早春、堀川の上流でボラの群れとシラサギらしい鳥を目にして驚いたものです。
カワウのエサ場がこれほど上流まで広がっているとすれば、中川運河も着実に浄化が進んでいるという証しでしょうね。
2009年2月、堀川の上流での光景です
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