今年は門松が戻ってきた東山動植物園の正門
「アフリカの森」のイメージ看板
名古屋・東山動植物園の正門に、大きな門松が戻ってきました。
2017年は、16年末に発生した鳥インフルエンザのため、動物園が正月を鋏んで1月中旬まで休園する事態に見舞われた年でした。新しい18年は進行中の「東山動植物園再生プラン」の目玉のひとつである「アフリカゾーン・アフリカの森」のオープンが予定されるなど、楽しみが待っています。
再生プランは東山動植物園を「身近に楽しく自然と向き合える『人と自然のミュージアム』にしよう」とのねらい。15年度から「見るものと見られるものの垣根の除去」「動物園と植物園との融合」などを目指して進められ、すでにアジアゾウ舎や飲食店などが整備されました。
「アフリカの森」は、ヒトに一番近い仲間といわれるニシローランドゴリラのシャバーニの家族たちと、現在は背中合わせに暮らしているチンパンジーたちを「同居」させるなど、見る側もその姿や躍動感をより身近に楽しめる施設。工事はシャバーニ家族が現在暮らす園舎前の道を挟んで行われており、17年度内に完成、18年度にはオープンの予定です。
同じ地域の動物を集めるゾーンづくりは、この後もオランウータンやスマトラトラ、テナガザルなどのアジアゾーンや、ジャガーなどの南アメリカゾーン、コアラやカンガルーなどのオセアニアゾーンなどが計画されています。
アフリカの森のイメージ
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