驚きました。モジズリソウが植木鉢に咲いていたのです。
雑草地でらせん状のピンクの花を咲かせる可憐な花。数年前、鉢で育ててみようと思いながらも、ネットで「水の管理など、容易ではない」との記述を読んで「やはりラン科の花は難しい」と断念したことがあるからです。
モジズリソウは雑草の多い空き地や公園の広場などで見かけますが、雑草地で咲く逞しさはあるのに結構デリケートのようです。
先日も書きましたが名古屋市農業センターの芝生広場でも、昨年まで多く見かけていたのに今年は数えるほど。我が家の庭でも例年何本か咲いていますが、今年は2株しかなく、しかもまだ蕾です。
ところが、ベランダに並べた鉢の1つにネジバナが咲いていたのです。しかも3株もあり6本の花が咲いています。
鉢植えは家内の領域なのであまり見ておらず気づきませんでしたが、家内も咲き誇るカモミールなどに目を奪われていたようです。
なぜ、モジズリソウがこんなところに。
鉢の中は咲き終わったカモミール以外の雑草が多いわけではありません。それに鉢を置いてある場所はコンクリートです。
鉢に土を入れたのは数年前らしいですが、その中にモジズリソウの種が入っていたのか、それとも鳥などによって種が運ばれてきたのか・・・。
とにかく鉢ごと譲り受けました。