のぼり旗が立ち並ぶラーメンまつり
名古屋都心に出かけ、久屋大通公園久屋広場での「ラーメンまつり~IN名古屋」に立ち寄ってきました。全国から行列のできる人気のラーメン店が集結――との触れ込みで、10店がテント張りのブースで店開き。立ち並ぶのぼり旗の中から僕は「中華そば」の文字を見つけて味わってきました。ラーメンまつりは12日まで。
ラーメン好きの僕ですが、ウンチクを傾けるほどではありません。ラーメンと中華そばがどう違うのか、違わないのかも詳しくは語れません。
ちなみに、ネットで「ラーメンと中華そばの違い」と入れて検索すると、「中華そばは、日本そばと区別する呼称」とか「中華そばはあっさり、ラーメンはこってり」「いや、ラーメンにもあっさりタイプがある」「どちらも同じ」「ラーメンは函館が始まり」など、さまざまな説が展開。さらに、麺の原材料やスープの味の違いなど、歴史的背景も含めて論議されています。
それぞれ、なるほどと楽しく読めますが、僕は定義などには関係なく「中華そば」という言葉にひかれるのです。
少年時代に過ごした高知県の小さな町にもあった「中華そば」の看板を掲げた店で年に数回、至福の味を楽しんだ記憶がベースにあるようです。学生時代や単身時代に屋台の「夜鳴きそば」を「早く中華そばが来ないかなあ」と夜毎チャルメラの音を待ったこともそうでしょう。
以来、出張先などで「中華そば」の看板や食堂のメニューで「中華そば」の文字を見つけると、迷うことなくオーダーしています。スーパーでずらりと並んだ即席麺コーナーでも、この文字を見ると買い物かごに入れている自分に気づきます。
ラーメンのスープの味が劇的に広がった結果、「中華そばは昔懐かしい味」というイメージがあるからかもしれません。
名古屋のラーメンまつり会場で行列を待って味わった「中華そば」の店は、新潟県燕三条の店。
出張で訪ねたこともある燕三条を思い出しながら食べました。若い人たちに人気の多量の背脂は若くない僕には多すぎかな、とは思いましたが、煮干のスープや中太麺も十分期待に応えてくれました。
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