名古屋城内の石垣の向こうに、真っ白なかたまり。「あれは、何じゃ?」。そう、ナンジャモンジャ(本名ヒトツバタゴ)です。モクセイ科の落葉高木。古木は樹高30㍍にもなるといい、長崎県の対馬や愛知、岐阜、三重、長野県などに自生して、国の天然記念物に指定されています。名古屋城西南隅櫓下の堀を挟んだ梅林沿い。近づくと、細長くて真っ白な4枚の花びらの花が雪のように樹全体を覆っています。花言葉は「清廉」。まさに、そんな感じです。