風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き水彩画・東山動物園の仲間たち「飼育員とコビトカバ」=絵を始めて2年目の作品から」

                          

飼育員と「おはよう」の挨拶をする「コビトカバ」です。子供のころから絵を描くのは大嫌いだった僕が、高齢暮らしの趣味にしよう、と
水彩画教室に入って2年ほど過ぎた2007年7月、東山動物園であった教室のスケッチ会での作品です。
パソコンの保存画像の中から見つけたのですが、「8年も前なのに、なかなかうまく描いているなあ」と自賛しています。でも、「その割に、今の作品は・・・」となるのですが・・・。

思い起こすと、このころは絵を描くための知識も技能もほとんど身についていません。
そこで、写真で切り取った風景を何度も見つめ、鉛筆の線を何度も書き直したり、「この色を出すには」と絵具選びに時間をかけたり・・・。そして、このコビトカバの飼育員に甘えるような仕草を見た感動を思い出しつつ描いた、と記憶しています。

基本的には今も同じですが、やや違うのはこのころは時間が経つのも忘れて描いていたことでしょう。それに、今のようにうまく進まないと見切りをつけてしまうこともなかったと思います。

保存画像を見ながらの反省でした。

コビトカバはギニア、コートジボアールなど西アフリカに生息、果実や木の実などを食べる草食性です。体長150~175センチ、肩高75~100センチ、体重160~270キロ。体重だけをみれば、よく見るカバの10分の1です。
コビトカバ舎の掲示板には、コビトカバはカバ属の祖先の姿を今に残す「生きた化石」。パンダ、オカピ、ボンゴとともに「世界の四大珍獣」とあります。

描いた「おはよう」をするコビトカバは、絵には入れてありませんがフィルムを見ると、飼育員が手にした青いバケツに「小夏」と書いてあります。翌2008年11月に21歳で亡くなったメスの「小夏」のようです。

    








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