名古屋・東山動物園の本園のほぼ中央で、大がかりな建設工事が行われています。
工事現場を囲うフェンスには「アジアゾーン アジアの熱帯雨林エリア」「新トラ・オランウータン舎 R4オープン予定」とあります。楽しみです。
東山動物園は戦前の1937年に開園。飼育種類は国内1位、入場者は上野動物園に次いで2位ですが、新しい時代を見据えた再生プランを進めています。
プランの重点は「見るもの」と「見られるもの」の垣根の除去、それに「娯楽」と「学習」の両立。昨年秋には北園にゴリラとチンパンジーが暮らす「アフリカの森」をオープンさせています。
建設中のアジアの熱帯雨林エリアでは、現在は本園で暮らすスマトラトラと北園で暮らすスマトラオランウータンを「同居」させ、地上を闊歩するトラと樹上生活を送るオランウータンの生態をより身近に見ることができるのでしょう。
現在いるオランウータンは1頭。トラはメスのダマイと繁殖のため同居しているオスのクンデですが、繁殖が成功すれば新居でトラの子育てを見ることができそうです。
スマトラトラのダマイ㊤とクンデ㊦
オランウータンのアキ