「6月の花」の代表格といえば、やはりアジサイ(紫陽花)ですね。わが家のアジサイも、カレンダーが6月のページになるのを待っていたように咲き始めました。
「七変花」の名もあるこの花。確かにこの花の色はくるくる変わりますね。
土壌が酸性だと青、アルカリ性だと赤。それに、咲き始めからしぼむまでの間も、毎日のように変化します。
わが家のアジサイはここ数年、赤色。それも咲き始めから赤っぽく、最盛期からしぼむにつれて濃い赤に。数年前に撒いた肥料のアルカリ度が強すぎたのかな、と思いつつそのままにしてきました。
そして、今年は――。
この写真です。ピンクといってもいいくらいです。いつもに比べて柔らかな咲き始め、という印象です。白、黄色、薄緑にもより優しさを感じます。
土壌のアルカリ度が和らいできたのでしょうか。もちろん、花がしぼむまでには赤くなっていくのでしょうが、こんな咲き始めを見て少し得した気分です。
その反面、気になるのは本格的な夏の到来を思わせる気温と強い日差し。きのう(5月31日)名古屋では34.4度という、5月としては観測史上最高の気温を記録しました。
写真を撮った今朝(6月1日6時ごろ)のアジサイは、前日夕方に散水してあったためか花びらもしっかりしていましたが・・・。アジサイには梅雨の訪れが待ち遠しいことでしょう。
鉢植えだったのを露地植えにしたガクアジサイも、たくさんの蕾を付けていて楽しみです。