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私は東京に帰り、平日などに街を私服で歩いているとなにかビジネスマンや派手めな女性などから「ダメ。」「敗者。」「キモい。」「イヤ。」「かわいそう。」とか言われる気がする時が実はよくあります。
(そう言われても仕方ない面も自分にありますが、人権侵害と思います。)
私は「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。」で気にしない様にしていましたが、一時期はグレかけて、かなり「毒を持って毒を制す。」みたいな返しをしていました。
しかし魂が求めていて、東洋哲学に基づく植西聡のレジリエンスの本を読み返しました。
そこで書かれていたことは、心理学的な楽観主義、(他人と比較しない)健全な自尊心、自己効能思考、などが基本ですが、
菅原道真は政敵の陰謀で太宰府に島流しに遭っても、自分に正義があると信念を持ち、自身を奮い立たせていました。
西郷隆盛は、自分なりに倒幕を正しいことと信じて、様々な逆境にもめげずに貫きました。明治維新後も賛否は別れても自身の正しさを通しました。
坂本龍馬も、存命中は彼を理解しない人々も実はたくさんいましたが、「世の人は言わば言え。我なすことは我のみぞ知る。」と言い、自分の志を失わずに、彼は西郷さんより、「日々新た。」で柔軟性がありましたが、自分の正しいという信念を貫きました。
自由民権運動の板垣退助も暴漢に襲われても、「板垣死すとも、自由は死せず。」と周りの人が言い、板垣自身も自己の理想を心の支えに貫き、後に明治政府の要職に就きます。
私も偉人達と比べて微小の身ながら、冷静な状況判断で妥当なことを誤らない様にしつつ、逆境や世の悪口にめげずに、なるべく道理に合った正しさを糧にしたいです。
そしてある意味で多数派の横暴みたいな面も合わせ持ちがちな世間に屈せずに、できるだけ自然の理に合った自分なりの妥当性を保ち進みたいです。