エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

本「恋愛しない若者たち」を読んで。

2018-08-29 20:31:35 | 生き抜く知恵


フランスの詩人ポール エリュアールの言葉
「あの女が落とした扇子を拾え。
どうしたらよいかわからなくても構わないから。」

私は最近「恋愛しない若者たち」著 牛窪恵という本を読みました。


現代はかつてのお見合いや紹介はほとんどなく自由恋愛で恋愛格差は広がり、女性から選ばれない、また恋愛に自信のない非正規の若者を生む経済の格差社会にもなっていて、実に20代の若者の半数は恋愛しないできないシングルな若者達で、各世代にそういう男女はたくさんいます。

彼ら彼女らは高度情報化社会の中で、二次元のバーチャルな世界などにハマる実態が、詳しく書かれています。

その変化への対策としてこれからは、少子化対策に成功したフランスみたいに籍は入れなくても実際は同棲する事実婚や、男女の年の差を気にしない恋愛や、グローバル恋愛や、お試し恋愛や実験するための同棲などの、より多様な恋愛を社会が許容していかないと、ますます少子高齢化に拍車がかかってしまうと指摘されています。

ブックオフで108円だった本で、時代に迎合した様な軽い感じの本ですが、恋愛に悩む方には現代社会の恋愛の実態の分析本としてお勧めします。

最後に恋心を忘れがちな私が自分の肝に命じている言葉を、恋愛に臆病になりがちな方達にも贈ります。

哲学者テニスンの言葉。
「恋をして恋を失ったほうが、
一度も恋をしなかったよりもましである。」
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人間の革命について。

2018-08-29 20:29:06 | 生き方


教育者の安岡正篤の言葉
「人間の革命
世の中の法律や制度を如何に変えてみても、イデオロギーを如何に振りまわしてみても、駄目である。人間そのものをなんとかしなければ、絶対に人は救われない。」

私は政治家や官僚が社会の法制度を適切に変えることは必要で、しかしそれは病気があるから手術して治療する様な対処療法であると思います。
しかし根本から治療するなら教育で予防医療を教えたり、その人が病気になる生き方やハマりがちな生活の習慣の問題などを見つめ直して改善して変えていく必要があると思います。

私はそれと似ている様にもっと根本療法をして本当に必要な社会の変革を起こすには、お金儲けと地位の競争を暗にあおる様な現状の教育のあり方を、かなり変える必要があると思います。

私はその変革に必要な教育の内容とは、
一燈照隅(世間の暗闇を嘆くより、片隅でもいいから自らで明かりを燈そう。)の精神や、
我欲から利他への命の転換や、
志や倫理を教えたり、
儒教で言う修身斎家治国平天下(まずは自分を律してちゃんとして周りや家が治り、ひいては地域や世界が平和になる。)の様な生き方を教えていくことが大切と思います。

端的に言うならガンジーが言う、
「世界に変革を望むなら、あなた自身がその変化になれ。」
と言う言葉に象徴されているかもしれません。

また現代なら松下幸之助の言う素直な心で、私心に囚われない視点で、あるがままの実相や真実から道理や自然の理を把握して、そこから何が正しいか何をなすべきか考える姿勢も重要と思います。

また合理的な研究から明らかになっている様にポジティブ心理学で物質的な富はあまり人を幸せにしないし、もっと心的なあり方の方が幸せに重要だとわかり、その発見から物質主義的な現代社会にパラダイムシフト(概念や価値観の転換)を起こす必要があると思います。

現状の地位と拝金主義的な殺伐とした競争社会、今後は経済の伸びがあまり望めないし、その経済活動のツケで温暖化や原発危機や、格差社会や少子高齢化や1000兆円の国の借金などに悩む現代です。

そんな中で皆様も自分ならどんな人間の革命が必要と考えるか、また自分ならどの様な変化の行動ができるのか思案して実践したいですね。

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明日8月30日(木)に立憲民主党のイベントが開かれます!

2018-08-29 20:23:43 | エコのイベント


私もこちらのイベントに参加して、草の根からあるべき政策など一緒に考えたいです。

今の自公政権によるビジョンもなく目先の経済一辺倒、民意を無視や軽視して進める憲法改正により平和が脅かされている、政治家や官僚達の金権腐敗や公職としての原点を忘れた保身やエゴイズムなど変えるために動きます。

私はもっと経済や福祉や環境や未来とバランスが取れて、
まるで「世間原理主義」と呼ばれる様な全体への同質性ばかりが重視される社会から、もっと多様性や各人の自由と責任が尊重されて、
為政者も国民も地位やお金の追求で人生の可否を判断する価値観から解放されて、もっと自己実現的ないろいろな各人の天分(素質や適性や能力)を生かしきることを人間的な成功とする様な、そういう意味ですべての人が役割と充実感を感じて皆が成功できる社会を作りたいです。

よかったら皆様もご参加ください。
よろしくお願いします!
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経営の神様 松下幸之助に大忍の大切さを学ぶ

2018-08-29 20:19:57 | 生き方

パナソニック創業者の松下幸之助の言葉。

「大忍」

松下さんが存命中に晩年よく弟子達に揮毫した、こちらの言葉の意味とは、
「大きな志を立てれば、実際はそれに伴い大変な忍耐が求められる。
しかし耐えて忍んで、そしてその先に志を果たしてほしい。」

松下幸之助は松下電気(パナソニック)を一代で大企業に作り上げましたが、60代位半ばからは政治の変革を志して、のちに松下政経塾を作るなどしました。

しかし彼の存命中はたしか議員は松下政経塾からは輩出できていなく、政経塾は陰で「老人の隠居仕事」と呼ばれたり、結果が出ているとはあまり言えませんでしたが、死ぬまでその志を絶やさず精力的に取り組み続けます。

そして彼の死後に多くの塾生が議員や首長などになっていきます。
そしてそれまでのしがらみによる談合政治をやめさせたり、ムダをなくす財政の健全化や、必要な官から民への改革や、規制緩和による経済のイノベーション、権限を現場に移す地方分権や、環境税の導入などのイノベーションを起こして、21世紀に必要と言えるだろう改革を様々に行っていきます。

私はフッとこの言葉を思い出して、多いに励まされました!
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