私は元旦の朝日新聞の一面と二面にわたるSDGsについての記事を読みました。
この内容にある科学者達などが警告している事実に、多くの人達が気がつき自分の生き方、働き方、経済、社会、政治を今すぐ真摯に変えていかないと大変な事態になると深く痛感します。
記事の内容は、
コロナの中でベネチアが地球温暖化による高潮で厳しい状態になっていて、このままではベネチアは消滅するだろうと言われています。
またインドや中国の都市は一時期は大気汚染がコロナできれいになっていましたが、また経済再開で家から出られない位悪化している状況が書いてあります。
CO2による温暖化で、2020年は観測史上3位に入る高温になる見込みで、もし対策を何もしないなら、世界の平均気温は20世紀末と比べて21世紀末には2.6度から4.8度上昇が予測されています。これによる生態系への影響はかなり大きいと言われています。
またこの半世紀で世界の人口は二倍に増えて、人類が今の生活をするなら、地球1.6個分の自然資源が必要で、日本人と同じ生活なら2.8個分が必要です。
地球は第六期の絶滅時代に入ったと警告する科学者もいて、この危機はかつてない人類が自ら招いた危機と言えます。
コロナウィルスも一説には、野生動物のコウモリやセイザンコウが開発で生息域が減少して、人と動物の接触が増えたことによる原因が指摘されています。
長崎大の国際保健学の山本太郎教授は、「コロナ禍は地球環境への人類の影響の大きさを改めて示した。二酸化炭素の排出をゼロにするなどのドラスティックな変化を、今すぐ始めなければならない。間に合うかどうか、時間との闘いだ。」と言っています。
私もできるだけのことはしたいと考えています。