
キリスト教徒であった北海道の農学校の教師であったクラーク博士が日本を離れる際に「Boys be ambitious!(青年よ、人としてなすべき全てのことを達成しようとする大望を抱け!)と言い残し、後の思想家の新渡戸稲造や宗教家の内村鑑三などを育てました。
またポジティブ心理学で、「叶わない夢を持っている人よりも、できれば叶いそうな範囲の身の丈に合った小さな夢を持っている人の方が幸せを感じる。」というデータがあります。
私はこれらの学びにすごく救われてきました。
ただ一身的ななすべき小さな幸せを感じていればいいのかというと、私は坂本龍馬みたいな日本全体を世直ししようという様な大きな志もあっていいし、ある意味で必要と思います。
ただ大きな夢による「今の自分じゃ全然ダメ!まだまだ。」と言う人よりも、等身大の夢による「私、結構がんばってるじゃない。私にしては上出来。」と思っている人の方が幸せということもあります。
私は「世界を救う!」位の大きな大志を持ちたいです。
そしてまた自分の境遇や能力に応じた様な小さな達成から充実感を、できたならほどほどの到達に少しづつ成長するみたいなあり方に幸せを感じていく、両輪を持ちたいです。
私はそれが現代社会に必要な活動の継続や拡大や幸福には、求められるのではないかと思います。