2013.03.02(土)
先日、とある港でとらふぐを下ろしているところに出くわした。
養殖物だが今日はこれだけを下ろして、この後仲買人に渡すとのこと。その後仲買人から料亭へと流通する訳だが、料亭で我々の口に入る頃には1尾が1万円以上の価額になる訳だ。因みに卸価格は2割程度のものである。
箱から取り出すととらふぐがまん丸に膨らむ。風船みたく飛んで行きそうだ。このとらふぐが山口県のふるさと切手の図柄にもなっている。
とらふぐを下ろす手捌きは流石という他ない。頭を落として鰭を落としてそれから・・・ああ、覚え切れない。ちょっとした所に包丁を入れたりしているので、このあたりが真骨頂であろう。素人だとこうはいかないと言われる。見る見る内に出来上がる。
一般的には知られていないと思うが、養殖のとらふぐには毒が無いそうだ。知らなかったなあ。天然物だと毒があるが、これは餌の関係だろうとのこと。養殖物には毒が無いということが知れ渡ると、天然物と養殖物の違いが解からなくてはならない。これが事故の元となるため敢えて公表していないそうだ。因みに、身にも毒があるふぐがいるとのことなので、やはり素人が捌いてはならない。
これは白子の部分。とらふぐの刺身を食す時に、これを湯引きして、もみじおろしに溶かして食すとこれが頗る旨い。
この日の夜は自宅でふぐのフルコースだ。料亭のように刺身の薄造りは難しいが、新鮮なので頗る旨かった。これを食すとスーパーのふぐなんかは食べられない。娘がまた仕入れてきてと言う。
【3月2日過去の釣行記録】
・1997年笠戸大橋下、昼間、小潮、釣果=ボウズ
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:10~01:15、中潮、釣果=メバル15・ハゼ2
・2008年平田川河口、14:10~18:10、長潮、釣果=カレイ2・アイナメ1
【この日の釣り情報】
・2008年笠戸大橋下、1日中、長潮、釣果=カレイ6
【旧暦1月21日釣行記録】
・2006年2月18日、第2埠頭東側、昼間、中潮、釣果=キビレ6
・2006年2月18日、笠戸寺崎、19:00~01:00、中潮、釣果=3人でメバル19・カサゴ2
・2006年2月18日、大島庄の浦、昼間、中潮、釣果=ボウズ
・2007年3月10日、第2埠頭東側、06:30~15:45、中潮、釣果=カレイ17・アイナメ3・キス1
・2009年2月15日、第2埠頭東側、07:15~13:00、中潮、釣果=カレイ3・マダコ1
・2012年2月12日、新川港防波堤、18:10~19:40、中潮、釣果=メバル1