千一夜第3章第315夜 大三十日35㎝カレイ

2021-12-30 20:16:21 | サーフ

2021.12.30(木) 大三十日

2021年の釣り納め、大三十日(おおみそか)の釣り場は、やはりホームグランドの築港の釣り場だ。強風の中、めげずに頑張った。
早朝6時20分頃釣り場に着く。気温は7℃と低かったが風は微風だったため、大して寒さも感じず40分頃から始まる朝まずめに合わせてサーフ開始した。
とは言え、一通り竿出しを完了する頃には寒くなり車中で暖を取る。

今朝は海上がとても静かだった。漁師ももう休みに入ったのだろうか、漁船の姿は全く無かった。後で風が強くなったので、恐らく沖は荒れて船が出せないのだろうと考えを変える。こういう日は船のペラにラインを引っ掛けられる心配も無いので悠々と釣りに専念できる。

30分置きに竿を引いてみるが、何の抵抗も無く竿はスッと引ける。竿引きのこういう無抵抗の時には潮止まりか、或いは餌が無いことが多い。リールを巻き上げて見ると果たして餌は無い。水温も下がり魚の活性が悪いだろうとの予測で、餌は何時もより少な目に用意した。しかし予想に反して魚の活性は良いようだった。全部で5本の竿を出したが、殆どの竿で餌は無くなっていた。

時間の経過と共に西風は次第に強くなった。ラインは強風でふけているので魚のアタリなどは殆ど解らない。ましてや目指す相手はカレイである。アタリも1回きり竿先がお辞儀するだけであるから、それを見逃すと竿を引いた時にしか解らないのだ。
8時前に餌替えをしようと竿を見ると、1本の竿のラインが異常にふけている。風の影響だけによるふけ方とは明らかに違う。カレイがヒットした時に、カレイは前進するのでラインが緩んで竿先から垂れることが良くある。今日は風が強いので、カレイが食って緩んだラインが更に風でふけたのではと思いゆっくり竿を引いてみる。すると即、カレイが釣れている手応えがあった。それも結構良い引きなので期待は大きい。手前まで寄せるとやはり結構良いサイズだった。タモを忘れて来たので埠頭の角に石段が付いているので、カレイが抜け落ちないように石段に乗せて取り込んだ。

丁度サイズを測っている時に、チヌ釣りの若い士が来て、大きいですねと言う。35㎝だというと、ここにもこんなのが居るんですねえと感心しきり。序だから若い士に写真を撮ってもらった。こういう写真を見ると、撮り慣れてないなあと解るが文句を言えた義理ではない。釣友Sも最初はこうだったが段々上手くなってきた。とは言え、まだまだ不満が残る写真が多い。

今日のカレイはこの1枚だけだった。今日の悪条件からすれば上出来である。

カレイの後の丁度1時間後の9時前、今日初めてのアタリを見る。竿先が小さくブルブル何度も震える。カレイのアタリでないことは確かである。このアタリだとタイ系かアイナメである。揚げて見るとやっぱりキビレだった。それも20㎝程度の子供、上手く唇に針が掛かっていたので、針を外して直ぐにリリースした。チヌ釣りの若い士に見せようかと思ったが、嫌味になるといけないので止めた。

キビレの後は、フグやメゴチ、キスが釣れた。釣り初めころはヒトデも来なかったが、陽が昇るに連れヒトデの数も多くなった。

釣行日:12月30日
旧暦:11月27日
場所:徳山築港
時間:06:00~11:40
天候:晴れ
風 :西弱風のち西強風
気温:6時30分 7℃
月齢:25.8
潮    :中潮 満潮05:51潮位252cm 干潮11:43潮位115cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌    :アオムシ・ホンムシ
釣果:35㎝カレイ1・キス1・キビレ1R・メゴチ2R・フグ1R

8時頃やって来たチヌ釣りの若い士は、私の左手の海浜公園内で竿を出した。
強風でラインがふけるので餌を沈めてのチヌ釣りだったが、アタリすら取れなかったようだ。10時20分に納竿した。

強風で竿立てから竿が浮き上がりそうになったので、私も10時40分に納竿準備に入った。㈱トクヤマの工場の煙も西風で真横にたなびいている。

釣友Sからも初釣りの誘いがあったが、31日まで予定が確定しないので現状未定である。Sは今年は4日が仕事初めなので、出来れば例年の如く3日に一緒に初釣りをしたいと思うが、孫等の予定が私の釣行予定に優先するので明日にならなければ解らないのである。今季Sはこの釣り場でまだカレイの姿を見ていないので釣りたいのだろうが、年々、この釣り場は難しくなってきている。果たしてSの腕で・・・。

【12月30日過去の釣行記録】
・2005年大島居守、19:20~22:50、大潮、釣果=2人でメバル7・メイタ1
・2006年第2埠頭東側、06:15~17:15、若潮、釣果=カレイ13・キス1・アイナメ3・カナガシラ1・ハゼ3・マダコ1
・2018年徳山築港、06:40~11:15、小潮、釣果=30㎝カレイ2・30cmアイナメ1・ハゼ8・キス1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦11月27日釣行記録】
・2008年01月05日、第2埠頭東側、07:00~15:00、中潮、釣果=カレイ4・キス4・ハゼ1・チダイ1・アジ2
・2008年01月05日、居守海岸、18:30~22:30、中潮、釣果=メバル5
・2010年01月11日、第2埠頭東側、06:20~12:00、中潮、釣果=カレイ1・ハゼ1・イイダコ4
・2021年01月10日、第2埠頭南端、昼間、中潮、ハマチ釣り人多数

 

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第314夜 久々、ハゼ・オン・パレード

2021-12-21 22:57:21 | サーフ

2021.12.21(火)

今日から3日間は冬の寒さも和らぎ過ごし易い日になるというので、早速カレイを求めてやって来た。今日の釣り場は築港西側の南端である。何時もの築港の釣り場でも良かったのだが、この時季は色々な釣り場を試してみたくて何時もの対岸にやって来た。

朝方は曇っていて朝まずめも解らなかったが6時40分に竿出しをした。午後からは天気も良くなると予報で言っていたが釣行間は終始変わらなかった。但し気温は上がったようで、朝方着ていた防寒着は途中で脱いだ。釣り場は何時もは大型の運搬船がズラリと並んでいる西側の埠頭だが、今朝は一隻もいなかった。こんな日もあるんだと少々吃驚、これなら好きなところからサーフ出来るが、こう広いとかえって戸惑ってしまう。結局は最南端の角っこに陣取った。9時頃から大型船が横付けで荷物を積んで行ったが、私の釣り場に影響は無かった。

今朝は6時半でもまだ暗かった。5本の竿を出し終わった頃に漸く明るくなってきた。7時20分頃に全部の竿を上げて見る。何と、5本の竿全部に魚が付いていた。竿を引いてみて重い順に上げて見たが、重かったのは2本ともアナゴだった。ここではアナゴの記憶は無かったので暗がりの内から竿を出したのだが、やはりこの時間帯はアナゴの餌食になった。ハリスはぐちゃぐちゃで使いものにならなくなっていた。この後、7時50分頃にも3本目が揚がった。

残りの3本は全部ハゼである。12月8日に対岸で久し振りにハゼを釣ったが、居ない居ないと思っていたハゼ、一気に釣れ出したようである。但し、私はハゼを持ち帰らないので、帰り際にリリースした。私が居る釣り場は西側では埠頭南端に当たるため、恐らくここと対岸を直線で結んだ辺りからが徳山港の入り口になるのではないかと思う。この入口のラインは重要である。湾内の海底は土泥であり、外側は砂地となるようだ。内側で釣り揚げたハゼは泥に塗れて揚がって来たものもいた。そのことも持ち帰らない理由の一つである。じゃあカレイは?と来るが、カレイは別の理由があるが別の機会に記す。

8時に竿が大きく揺れる。竿を引いた瞬間、タイ系だと解った。赤いと良いなあと思いながら引き寄せると黒かった。40㎝のチヌでまずまずのサイズだが、どうも片目のジャックだったようだ。写真に写っている目が赤くなっている。よくよく見ると黒目が無い。反対側の目は黒々と立派な目が付いている。恐らく今までに釣り針でやられたかどうかであろう。チヌも持ち帰らないので、撮影後即リリースした。赤い目の黒鯛だった。

8時頃までは魚の活性もあり忙しかったが、それ以降は1時間に1尾程度ハゼが釣れるだけで、他はフグとヒトデばかり。フグに針を5本程度切られた。ヒトデは15くらい揚がった。海底はヒトデが占めてカレイの居場所が無かったに違いない。

ハゼを並べて写真に撮った後、ハゼをトングのような魚ばさみで1尾宛海に放り投げていると、頭上でバサバサッっという大きな音と風圧を感じた。何と、トンビが連隊で急降下してきたのである。何処で見ていたのか気配は全く感じなかった。1羽目は海面すれすれでハゼを捕ったようで、2羽目は空中でキャッチ、3羽目は海に落ちたハゼを足を延ばして捕まえようとしたが、どうやら失敗だったようだ。トンビが居ると解っていればその場にハゼを置いたままにしていたんだがなあ。

釣行日:12月21日
旧暦:11月18日
場所:徳山築港
時間:06:40~13:10
天候:曇り
気温:6時30分8℃
風  :弱風
月齢:16.8
潮  :中潮 満潮10:20潮位297cm 干潮03:38潮位16cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌  :アオムシ・ホンムシ
釣果:ハゼ7・アナゴ3・40mチヌ1全R

13時過ぎに、私が竿を出している隣に船が着いたのでそれを機に納竿した。今日は忙しく動いたのは朝8時頃までだった。満潮が10時20分だったので11時30分頃納竿で良かったのだが、丁度その頃知り合いのギャラリーが来て話し込んだのでついつい時間をオーバーしてしまった。オーバーしても釣れれば良いのだが、竿を虫干ししただけだった。それにしても最近はカレイが釣れなくなってきたなあ。年内にもう一度釣行しよう。

【12月21日過去の釣行記録】
・2014年第2埠頭東側、13:30~14:30、大潮、釣果=ボウズ
・2019年徳山築港、06:45~11:00、長潮、釣果=カレイ3・キス3・イイダコ1

【この日の釣り情報】
・2006年華西南防波堤、夜、大潮、釣果=13~18cmメバル7・32cmチヌ1・26cmクロ1

【旧暦11月18日釣行記録】
・1996年12月28日、笠戸島周辺、06:00~15:00、中潮、船釣り、釣果=4人でメバル大漁・マダコ・アオリイカ・キス
・2007年01月06日、第2埠頭東側、06:05~13:20、中潮、釣果=カレイ7・キス4・カナガシラ1・ハゼ1・マダコ1
・2010年12月23日、笠佐島周辺、06:30~14:00、中潮、船釣り、釣果=ハマチボウズ

 

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第313夜 畑を作ろう! その11

2021-12-18 23:59:16 | 百姓仕事

2021.12.18(土)

11月20日(土)、B面⑤に残った九条葱を全部抜いて、畝を再造成した。造成後、抜いた葱を1本1本植え替えていったが日没終了し、翌21日も植えた。
九条葱は成長につれ土を盛って行かなければならないが、初めて作るので良く解からない。成長するまでに研究しておく。
九条葱は種蒔きから始めたが、発芽率が非常に高く沢山の苗が出来た。B面の①と⑤の畝、C面の①と②の畝、都合4畝に植え替えた。育つと良いが。

11月29日(月)、ダイコンは種蒔き後60日で収穫と書いてあったが90日が正解だった。
おでんや巻繊汁、大根おろしなどで食したが非常に美味。
本来は間引いて捨てる苗も植え替えた(従兄弟で畑の師匠博ちゃんに言わせると育たないと言っていた)が立派に育った。しかし植替え時に苗の先っぽまで真っ直ぐに植えていなかったため、途中から曲がったものや二股三股に分かれたものなど変形して成長したものも多かった。土壌改良や肥料が功を奏したのか大きなダイコンが出来た。形は悪いが多いが味は良い。次回は格好良い大根を作ろう。

キャベツは周りの葉っぱのみならず、球の方も虫に食われていたので、葉っぱをむしっていくと段々小さくなった。やはり覆いが必要だ。
ジャガイモはまだ小さいものが多かった。あと2~3週間してからまた収穫しようと思う。

A面⑤の畝のダイコンを抜いたので、その跡を再造成して2回目のホウレンソウの種蒔きをした。
割り箸を突っ込んで穴を掘って行ったが、ちょっと穴が深すぎたように思う。発芽すると良いなあ。

12月2日(木)、C面③の畝造りを始める。草抜きをして表面を耕し苦土石灰、牛糞を撒く。まずは土壌改良からだ。
2~3週間程度置いてから完成させようと思う。2畝にするか1畝にするかまだ迷っているが、遅くても年内には完成させたい。

 

12月6日(月)、2人目の孫とダイコン、ミカンを収穫した。
孫1人の力ではダイコンは抜けないが、シャベルで周りの土を掘り、2人でよいしょ、よいしょと抜いた。抜けた時には孫は大はしゃぎだった。

でかいダイコンに母親(娘)も吃驚、3人目の孫も一緒に記念写真。

12月7日(火)、あくる日には長女の孫も収穫したいと言うのでまた一緒にダイコンを抜く。
母親が長女に前日の収穫のことを話したら、今日行って私もダイコンを抜きたいと言っていたらしい。しかし連日こんな大きなダイコンを抜いても食べきれない。娘が友達に配った。

 

長女の孫は畑仕事が好きらしく、ダイコンを洗うのも苦にならないようだ。
収穫の後で畑に水をやると言っていたが、この時季はまだ畑に水分が残っているようなので、毎日の水やりはやらなくても良いように思いこの日は止めた。

 

12月13日(月)、同級友人の通称タコシ氏が来てダイコン、キャベツを持って帰る。奥さんが喜ぶからと言っていたが、果たしてどうだったろうか。
ダイコンも残りあと15本くらいになった。今度はハクサイ、ジャガイモの収穫に移ろうと思う。

12月15日(水)、別の友人からもダイコンのリクエストがあったので収穫した。16日に持って行く予定だがその日は生憎天候が悪化するようだったので、前日の15日に収穫した。
ハクサイは初収穫したが、我ながら良く出来ているんじゃないかと思う。まだ食していないので味の程は定かでは無いが・・・。

収穫し終わって、庭を眺めながら一服していると、何の前触れも無くこれまた同級の通称グチがやって来た。じっくり会うのは5~6年振りか。散歩がてら歩いて来たとのこと。片道2kmくらいか。ちょっと吃驚である。数日前に同氏から電話があり近況など伝え合ったが、その時に畑を作っていると伝えていたので来たのかも。まあ、本人はあくまで散歩の途中と言い張っていたが、このコース取りはわざわざであろう。それは兎も角、追加でまた収穫したが、本人は歩いて来たので改めて車で来ると言っていたが、家人が野菜をビニール袋に詰めていたので、本人も持って帰る気になったようである。私は改めて車で来た方が良いと言ったが、グチ氏、重い野菜の袋2つを両手に提げて歩いて帰って行った。私は少々アルコールが入っていたので送ることは適わなかったが、2kmの距離はどうだったか、未だ報告は無い。

それにしても何とも艶めかしくてでかいダイコンである。これは両手で抱えてもかなり重い。これを持って帰れとグチ氏や弟の嫁さんに言ったが拒否された。味に問題は無いと思うが、切っても冷蔵庫に入りきらないだろうな。この手のダイコン、まだ畑に2~3本ある。取り敢えず消費してから抜こうと思う。

【12月18日過去の釣行記録】
・2010年第2埠頭東側、06:20~11:30、中潮、釣果=小ガレイ1・キス3
・2016年徳山築港、06:40~11:50、中潮、釣果=カレイ6・ハゼ2・小ダイ1・メゴチ2R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

【旧暦11月15日釣行記録】
・1997年12月14日、粭島岩島、09:30~13:00、船釣り、大潮、釣果=アジ大漁
・2005年11月16日、庄の浦港、19:50~22:00、大潮、釣果=メバル5・アジ2・チヌ1
・2007年01月03日、第2埠頭東側、06:15~17:00、大潮、釣果=カレイ7・ソイ2・キス1・キビレ1・ハゼ6・マダコ1
・2007年01月03日、柳井病院前、07:00~12:00、大潮、釣果=3人でキス60
・2007年12月24日、第2埠頭東側、06:45~14:30、大潮、釣果=カレイ3・キス5・アジ4・イイダコ1・メゴチ1R

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第312夜 いないいないばあっ!

2021-12-13 17:25:05 | サーフ

2021.12.13(月)

地元の釣り場で行くとしたら現状ではこの日立製作所南方岸壁のみである。他には笠戸大橋下、第1・第2埠頭、中電西側岸壁、洲鼻港防波堤などがあるが、最近はご無沙汰である。この日立製作所南方岸壁でもカレイの実績は近年では早春からゴールデンウィークまでである。今の時季に釣れても良さそうなものだが中々姿を見せてくれない。今朝も釣具店の女店員が、今年はみんなカレイが釣れないとぼやいていると言っていた。釣り画報の記者氏は近年では投げ釣りをする人を余り見かけないので取材に苦労すると言っていたが、女店員にはそういった感覚は無いようだった。私からすればこの店内を見渡しただけでも、サーフ人口が如何に減少しているか一目瞭然なのだが・・・。嘗てはサーフ関連の売り場面積も結構広くあったのだが、今では見る影もなく片隅にちょっとだけ竿が並べられているに過ぎない。女店員は私も投げ釣りが大好きですと言っていたが、おべんちゃらと受け止めた。

今朝は曇っていて朝まずめは解らなかったし何時までも暗いので竿出しを躊躇っていたが、6時40分に開始した。この時間でも餌を付けるのにヘッドライトが必要だった。1時間程度最初に投げたままで放っておいた。以前、1時間措きに竿を上げると良く釣れたので今日もそれを踏襲した訳だ。7時30分頃から順次竿を上げていったが、確かに釣れてはいるがリリースサイズの小マダイばかりでカレイは音信不通である。

キスは良型だが2尾のみ。せめて片手くらいは欲しいところだが致し方なし。

小マダイもダブルで釣れるが小さすぎる。唇に上手く針掛かりしているものは海にリリースで生還できるが、針を呑み込んでいるものはどうしようもない。せめて他の魚の餌にでもなればと願う。私が頻繁に釣行し出した若い頃は、マダイの稚魚はあまり釣れなかったように思うが、何時頃からだろうかこんなに釣れ出したのは。稚魚除けの仕掛け、或いはカレイしか釣れないという仕掛けがあればなあと思う。サプライズも必要だが稚魚釣りは本意ではない。小マダイとキス以外にはフグのみである。今日も3尾ほど揚げたが、針も4~5本切られた。

旧暦:11月10日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:06:40~12:45
天候:曇り
外気温:7時30分8℃
風 :西風のち弱風
月齢:8.8
潮   :長潮 満潮04:26潮位214cm 干潮10:24潮位122cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:キス2・小マダイ7R

この釣り場の特徴は、カレイは右手、或いは右方向では全く釣れない。海底の地形かとも思うが、カレイが釣れるのはこの短い岸壁では手前半分程度までである。こういった機微情報は何度か通わないと解らないものである。しかし解かっていても、私の腕をもってしても釣れない時には釣れないのだ。ああ無情である。

昼前に友人から昼飯を食いに行こうと着信があった。今日はほぼ餌も使い切ったし、カレイも釣れそうに無く即了解した。13時に待ち合わせをしたので、12時45分には納竿した。会うのは8か月振りくらいか、友人も現在は派遣の仕事もせず無職だと言っていた。元々家でじっとしているようなタイプではないので、次の仕事を心待ちにしているようだった。昼食後は別の店でコーヒータイム、その後で我が家に寄って野菜(ダイコン3本(形は悪いが味は一品)、レタス、キャベツ等)を持って帰った。

【12月13日過去の釣行記録】
・2008年笠佐島周辺、06:30~13:30、大潮、船釣り、釣果=ヤズ5・カサゴ1
・2009年粭島小瀬戸、18:50~21:30、中潮、釣果=メバル4・アジ3
・2014年徳山築港、06:30~10:30、小潮、釣果=ボウズ
・2020年徳山築港西側南端、06:00~17:10、大潮、釣果=22、23、30㎝カレイ3・キス3

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦11月10日釣行記録】
・2005年12月11日、庄の浦港防波堤、07:00~17:30、長潮、釣果=2人でキス15・アイナメ1・ハゼ4
・2011年12月04日、第2埠頭東側、06:20~13:00、長潮、釣果=カレイ2・キス1・チダイ1・コウイカ2
・2012年12月22日、那智埠頭、18:00~21:10、長潮、釣果=メバル7
・2015年12月20日、徳山築港、06:40~15:20、長潮、釣果=カレイ3・キス8・ハゼ14・アイナメ1

 

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第311夜 J.L命日はキビレ・デー

2021-12-08 22:08:07 | サーフ

2021.12.8(水)

今日はジョン・レノンの命日。車中ではアルバム「イマジン」を流す。

土日の諸島釣行時の大量に余った餌を持って築港にやって来た。前回、11月27日のここでの釣行でカレイ開眼しているので、余裕のカレイ釣行である。
今朝は朝まずめ時には釣り場に着いていたが、フェリーの入港に合わせて6時20分から始めた。何時もあけぼの丸がこの時間に出港するので、待ったが今日は休みとのことだった。船員が乗船していたので出港すると思ったが、船のデッキなど掃除していた。何もこんな暗い内から来なくても良さそうなものだが。台船2台も連なって荷物を積んだままだが明日動くとのことで、今日は空いているスペースをフルに使えた。

釣果の方はまずキスであるが、8時までに3尾、9時までに2尾追加し納竿時に2尾で計7尾。
最大寸は24㎝、このサイズばかりだと申し分無いが、20㎝オーバーは3尾だった。

次にキビレ、チヌ。8時45分に最初のキビレを釣り揚げ、昼頃までにキビレ6枚、チヌ2枚の計8枚。
殆どが掌サイズであり即リリース、ひょっとしてリリースしたキビレがまた喰っているんじゃないかと思う程同じようなサイズだった。これだけ釣れるのも珍しい。針を呑み込んでいたものは海に戻しても死んでいたが、それを空中からトンビが連隊で降下して獲りにくる。最初は4羽ほどが順に降下したが全員失敗。2度目には5~6羽に増えたが3羽目くらいがゲットした。しかし今度はゲットしたトンビが他のトンビに襲われ悪戦苦闘していた。この時季には餌も少なくなるのだろうか、生存競争は厳しいようである。

こちらはハゼ、嘗ては嫌と言う程釣れていたが最近見なくなった。気になるので過去の釣果を調べてみると2019年12月8日が最後だった。実に2年振りのハゼである。このハゼは24㎝程度のものだから割と大きい方である。台船とあけぼの丸の間に落としていた仕掛けで釣れた。普段は持ち帰らない魚だが、大きいのと久し振りということで持ち帰ることにした。因みに’19年12月8日は釣友Sが爆釣していた。

肝心のカレイであるが、掌にすっぽり入る程度のものが1枚揚がった。揚がった時には枯れ葉が付いているのかと思ったくらいだ。勿論リリースしたが写真に撮る気も起らなかった。
今日も満潮時に期待して13時まで粘ったが、尺ガレイには遂に御目文字敵わなかった。

釣行日:12月8日
旧暦:11月5日
場所:徳山築港
時間:06:20~13:00
天候:晴れ
外気温:7時11℃
風 :東弱風
月齢:3.8
潮   :中潮 満潮11:59潮位305cm 干潮05:06潮位6cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ1R・キス7・ハゼ1・キビレ6R・チヌ2R・メゴチ2R(持ち帰りキス、ハゼ)

【12月8日過去の釣行記録】
・2007年第2埠頭東側、06:30~17:00、大潮、釣果=カレイ4・キス5・メイボ1
・2012年大島大原、18:00~20:30、長潮、釣果=メバル4
・2013年櫛ヶ浜港防波堤、17:30~19:30、中潮、釣果=ボウズ
・2019年徳山築港、06:40~14:30、中潮、釣果=カレイ1・キス3・ハゼ2・キビレ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦11月5日釣行記録】
・2006年12月24日、第2埠頭東側、06:20~17:30、中潮、釣果=カレイ13・ハゼ5・キス9・カナガシラ1・マダコ2
・2009年12月20日、中電西側岸壁、06:30~12:00、中潮、釣果=マダコ1・キス4・アイナメ1
・2013年12月07日、八島沖、06:30~13:30、中潮、釣果=ハマチボウズ
・2016年12月03日、大島大原、06:15~11:50、中潮、釣果=カレイ2・キス6・小ダイ4・ハゼ2・メゴチ1・ナマコ1

 

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千一夜第3章第310夜 2度目の諸島メバル釣行

2021-12-05 19:40:21 | 磯釣り

2021.12.05(日)

4日13時釣具店集合、15時30分片添が浜港集合、16時渡船出港、釣り場は大島郡諸島、5日7時渡船迎えのスケジュールでメバル釣行となった。これまでの数回の釣行予定が全てキャンセルや都合が付かずで不参加など、磯釣り、船釣りはなかなか実現しなかった。私としても膝の故障で消極的ではある。特に磯釣りは通し釣りの徹夜なので厳しいものがある。今回は釣り場が楽なこともあり参加することにした。 

出港前のひと時、私等3人以外に4人の釣り人が居たが、乗船名簿を見ると私と同じ町内の人が2人居たので吃驚。但し丁目が違い面識も無かったが、こういう場所では妙に親近感が沸く。他の2人も同じ市と隣市だった。この4人の内1人は初めての磯釣りらしく少々不安気ではあったが、16時の予定通りの出港となった。

16時21分には諸島の手前まで着く。この島の前方の岩場に降りて一晩過ごすことになるのだ。諸島の周りにも沢山の小島が点在する。左手には直ぐ近くに情島、渡船の南方には片島(嘗て何度か岩場に上陸し竿をだしている。あのねのねの清水氏が一部所有している島)、東側には由利島(TVでお馴染みのダッシュ島)などがある。

私はこの島の釣り場に上陸するのは2回目であるが、今回も前回と同じ岩場に上陸する。この岩場は割合平坦な岩場で、しかも広さも十分にあるので動き回るのも楽である。何より、私はひざ痛を抱えているので、今回の釣行ではTがこの場所を選択してくれた訳である(尤も、狭い岩場で身動き一つ取るのも窮屈な場所だったら私は参加していないだろう)。今回は3人で上陸したが、5~6人は十分に上陸出来る場所だ。

船を岩場に着けて上陸開始。釣友TとSが主に荷物を運んでくれるが、やはり2人ではなかなかスムーズにいかないので私も手伝う。こうなるとポーター役をもう1人増やさなければならない。3人のリレーで運搬は完結する。今後の磯釣りはメンバーが4人揃った時に参加としたい。

16時24分には上陸完了し、暗くなる前に釣り場を良く観察しておく。2回目なのである程度は解かっているが、前回通りということにはならないのが釣りである。

17時10分頃からSが先陣を切って竿を出す。まだ明るいのでメバルは釣れない。

私も17時30分頃の夕まずめから竿を出す。ここから21時30分頃の夜食タイムまで、皆それぞれの場所から竿を出す。20時頃まで西風がアゲンストだったが、20時を回った途端に風落ちとなった。

Tが夜食の準備をしてくれ、21時30分から夜食タイムとなる。23時頃まで飲んだり食ったり、そして薪まで準備してくれていたので暖も十分に取ることが出来た。こういう時間帯無しでのぶっ通しの釣行は相当疲れる。

3時頃の潮止まり頃から再び薪をくべて暖を取る。薪は残すことなく使い切り、乾いた流木なども序に燃やす。一旦、この火の前に座り込むとなかなか動けなくなる。みんな小1時間程度は居座っていただろう。

再び暖を取った後の4時頃から朝方6時頃まで竿を出す。6時頃朝まずめ開始頃からアタリが増えてきたが、既に納竿準備に入る時間である。私は最後の最後に大物が針掛かりしたが、揚げる寸前にハリスが切れた。すかさず海面にライトを当てると緑色に光る大きな眼だけがくっきり見えた。最初から物凄い引きで一旦は岩と岩の隙間に揚げたのだが、ラインを緩めた瞬間にまだ海中へと逃げられ、遂にはハリスを切られた訳だ。どうもタイ系のようにも思うが、魚の姿をはっきりと見ていなかったのが残念至極である。

7時には予定通り渡船が迎えに来た。

釣り場を後にする。

朝焼けだ。今日も天気が良さそうだ。

帰港も7時25分で今回の釣行はほぼスケジュール通りにことが運んだ。今回の釣行は私にとって試験的な意味合いもあったが、体力的にはまだ大丈夫かなと思った。膝の具合は、同じ体勢を長く保つとやはり痛みが出て来る。従って釣り場は足が伸ばせられ、体勢も不自由なく変えられるような場所でなければならないと結論付けられた。まあ、無理な釣行はしないようにと言うことである。やはりサーフで置き竿が似合っているかなとも思う。

8時頃、港から帰路に就くが、港を出て数百メートルの所にホテルサンシャインサザンセトがある。私は風呂に入りたくて堪らなかったのでダメ元で行ってみた。丁度従業員の男性が玄関の扉を開けているところだったので、風呂だけの利用はできますかと問うと、一旦フロントの方に入り直ぐに出て来て、出来ますと言うので入浴のみすることにした。料金は私がJAFの会員だったため半額となった。グループや家族で行っても誰か一人会員が居れば全員が半額となるとのことだった。但し、本来は一般の入浴者は午後からということらしいが、余程私が疲れていると見えたのか特別にOKを出して頂いた。

疲れた身体を癒すには温泉が一番効果的である。岩場では無意識の内に膝を庇っていたせいか、不自然な姿勢で釣行していたようで背中が痛くなっていた。膝と背中を温めたくて来た様なものである。入浴場には朝から泊り客が数人温泉に浸かっていた。少し温めのナトリウム温泉だったが、それでも湯に浸かるとまずは「ハー」と溜息が出る。外には露天風呂もあり、こちらの方が水温は高かった。少し長めの入浴で身体は温まった。しかし、これからは徹夜釣行明けの温泉は止めようと思う。何故なら急激に睡魔が襲って来たからである。何とか気力を振り絞って帰宅したが、帰宅するまで何度かはっとした場面があったからだ。

温泉で温まった後は、帰路の途中でサザンセトとうわという道の駅に寄った。昨年も釣行の帰りに寄ったが、ここで大島特産の大島ミカンを購入した。風呂に入ったせいかお腹が凄く空いて来たので饂飩を食べようと出店に入ったが、店主がまだ出汁が出来ていないんですと済まなさそうに言われた。食べられないとなると余計に空腹感が増す。帰路途中2~3軒食事ができるところに寄ったが全て準備中だった。ついに帰宅してか食事を摂った。

釣果、Tと私のメバル、私は夜食までにメバル4尾とカサゴ2尾、それぞれ大きめのものが1尾宛。夜食後もメバルが3尾とアジ1尾、干潮時の休憩後は小メバルばかり4尾。2人の合計20尾のメバルが釣れたが、大きめのメバルは殆どTの釣果である。メバルは足で釣れと言われるが、私は膝痛のため殆ど場所移動をしていないため、大物は狙えず仕舞いだった。Sも6時過ぎの最後の最後に今日一を釣ったと言っていた。目標はメバル20尾だったがあえなく撃沈した。

本命のメバル以外の釣果。帰宅後、まずアジを刺身にしたが非常に美味だった。このサイズが5~6尾釣れると申し分ないのだが。
遅ればせながらSが釣果を報告してきたが、割と大きめのアナゴが1尾いた。帰宅後、解剖すると胃に古い針が刺さっていたとのこと。S曰く「私くらいの腕がなければあのアナゴは仕留められません」とのこと。心当たりのある方、是非Sの腕を見に行ってください。

釣行日:12月4日~12月5日
旧暦:11月1日~2日
場所:大島郡諸島
時間:17:30~06:00
天候:概ね晴れ
風 :西風のち弱風
月齢:0.8
潮 :大潮 大畠 4日干潮14:50潮位92cm 満潮20:23潮位301cm 
         5日干潮02:15潮位-5cm 満潮09:41潮位339cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル10・カサゴ2・アジ1
釣友:T=メバル10・カサゴ6
釣友:メバル11・カサゴ4・アナゴ1

【12月5日過去の釣行記録】
・2009年第2埠頭東側、06:30~12:00、中潮、釣果=カレイ2・キス2・チダイ1・ハゼ1
・2010年櫛ヶ浜港防波堤、06:00~21:00、大潮、釣果=メバル30・シマイサキ1

【この日の釣り情報】
・2004年新日鉄波止場、06:30~08:30、小潮、釣果=カレイ4
・2004年新日鉄波止場、13:30~16:30、小潮、釣果=イイダコ1

【旧暦11月2日釣行記録】
・2005年12月03日、庄の浦港防波堤、16:45~23:00、大潮、釣果=メバル7・アジ2・ソイ1・クロ1・アナゴ4
・2006年12月21日、華西南岸壁、夜、大潮、釣果=メバル7・チヌ1・クロ1
・2008年11月29日、第2埠頭東側、06:10~12:30、大潮、釣果=カレイ1・キス2・アイナメ1
・2011年11月26日、粭島小瀬戸橋、18:50~20:30、大潮、釣果=アジ8
・2015年12月12日、徳山築港西側南端、06:00~17:10、大潮、釣果=カレイ2・キス4・キビレ1・イイダコ1・ハゼ6

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする