2012.2.26(日)
旧暦:2月5日
場所:第2埠頭東側
時間:07:10~12:00
天候:曇り
風 :西弱風
月齢:4.2
潮 :中潮 満潮10:57潮位280cm 干潮04:53潮位58cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌 :ゴカイ
釣果:ボウズ
この1週間体調不良が続いているが、海に出れば殆どの病気は治ると言うのが私の持論であるため、今日も朝から埠頭へ出てみた。
最初は第1埠頭側の新川港に行ったが、H丸という漁船が港の中を掻いていた。掻くというのは、海底に転がっているナマコを獲っているのだ。港の中をぐるぐる回って海底を掻き乱す。これじゃあ何も釣れないと先に来ていた浮き釣り人氏が言う。私はカレイなんかは寧ろ活性が出るかも知れないと思ったが、何時終わるとも知れないので、第2埠頭へ移動した。
第2埠頭の何時もの釣り場には誰も居ない。ゆっくりと竿を取り出して右側に遠投、右斜めに軽く遠投、手前にちょい投げと3方向に投げ分ける。後は軽く引いたりしてアタリが出るのを待つだけ・・・なのだが、これが何時まで待ってもアタリが無い。リールを巻き戻しても餌は齧られてもいない。最初に付けたままの状態で揚がって来るのだ。この時点でこりゃ駄目だと観念したが、カレイは腰で釣れの例えの通り粘る。しかし潮が動いても時合は来ない。
釣行の間、第2埠頭の2人の常連が見に来られた。
最初の方は船のオーナーで、ここ最近全く釣れないので船でも出ないと言われる。今日も港には殆どの船が係留されたままだ。3杯程出ているそうだ。
この方とは昔話に花が咲く。昔話と言ってもこの方の方が15年近く先輩なので、私は専ら聞き役である。笠戸島に赤い橋が架かる前の話だが、当時は伝馬船のレンタル所が3軒あって、1日70円くらいで借りられたそうだ。当時でもラーメン1杯くらいの値段だったそうで、氏が高校生の頃、友人4人で3日間借りて笠戸島を1周したそうだ。伝馬船だから艪を漕ぐ訳だが、漕ぎっぱなしということではなくて、釣りをしたり、潜ってサザエ・アワビを獲ったり、魚を突いたり、もう時効だが夜は漁師が入れている蛸壺を120個くらい上げてマダコを20杯くらい獲ったりと悪さもしたらしい。夜は島に上陸して野宿をしたそうだが、自給自足で3日間を過ごしたとのことだ。こういうのは良き想い出となる。
もう一方、この方もここの常連だが見に来られた。この方は埠頭最南端で投げ釣りをしていたそうだが、餌も無くならないとこぼされる。4人ほど投げ釣り人が居たが、全員同じでカレイは無論、キスでさえ釣れないとのことだ。そう言えばこの方はキス専門だったことを想い出す。ここも全く同じ状態だと言うと、どうも最近は海の様子が変だと言われる。確かにこんなに釣れないことは無かった。一部護岸工事をしたりもしているが、その影響だけでもないような気がする。
昼まで粘ったが時合も来ず、餌も元の通りで何も釣れないので遂に納竿。帰りに埠頭を車で回って見る。南端西側に1人、西側には1人、北側に1人ほど釣り人が居た。休日だというのに釣り人がこんなに少ないのも珍しい。まあ天候も今一だし、釣れないことをみんな知っているんだと思う。
【2月26日過去の釣行記録】
・2006年笠戸寺崎、17:20~22:30、大潮、釣果=2人でメバル5
・2009年南周防大橋下~田名埠頭、19:15~19:40、大潮、釣果=メバル3
・2011年華西防波堤、18:30~19:00、小潮、釣果=小メバル1R
・2011年櫛ヶ浜港防波堤、19:15~22:30、小潮、釣果=小メバル2R
【この日の釣り情報】
・2008年大島大原、夜、中潮、釣果=15cm前後メバル多数。