2013.10.31(木)
「千一夜第2章第736夜」に掲載した記事の中で、ナルトビエイの記載があるが、これはアカエイの間違いだった。ここで訂正しておきます。
10月27日の釣果だが、翌日、同僚釣友Sが図鑑で調べたところ、どうもナルトビエイとは違うようだと言う。私も図鑑を開いて見ると、まさしくこれはアカエイだった。最近はナルトビエイが非常に多いので、これだけの大きさになるとついついナルトビエイと思い込んでしまった。
以前、私は本物のナルトビエイを見ているのだが、もう随分前のことになるし、エイ自体を見ることが少ないので思い込みで書いてしまった。本物のナルトビエイは頭が飛び出ていて、鰭は鋭利な三角形をしているし、尾もかなり長い。見た目もはっきりと違うので今後は間違うことは無いと思う。
釣り上げた後、このアカエイを埠頭の中にある公園の池(海水が出入りする池)に入れて帰ったのだが、池は海水が取り込めるように海と池との間にヒューム管が通してあるため、干満によって水位が変わってくるのだ。大潮の時は完全に池の海水が干上がるので、それまでは少しの海水はあるのではないかと思う。
実はこのアカエイ、尾っぽに鋭い毒を秘めている。尾っぽは途中で二股に分かれていて、分かれた枝の部分が鋭くとんがっている。恐らくこの鋭い枝で敵や餌を刺すのだろうと思うが、公園の池の海水が引いている時に人が触って刺されでもしたら大変なことになる。Sは28日の月曜日に池の様子を見に行ったようだが、この時には既にエイは死んでいるように見えたとのことだ。しかし潮が満ちていたため、確認することは出来なかったとのこと。そのため翌29日火曜日の干潮時に再び池に行って死亡を確認し、網で死体をすくい上げて海に捨てたとのことだ。まあ、釣り揚げて放置して帰った者の事後処理としては当然のことだっただろうが、ここまでやる律義さは見習わなければならない。
私とSとは会社は同じだが営業所もエリアも違うため、会議や研修の時くらいしか顔を合わすことは無い。釣行の時はメールや電話で繋ぎを取ることになる。今日はたまたま他の用件がありSに電話したのだが、Sが出る前にアシスタントマネージャーである彼の部下のN嬢がこのことを電話で教えてくれたものだ。
朝、出勤時に長靴と合羽、大きな網(タモ)を持ってSが事務所に現れたものだから、N嬢、このおっさん何をとち狂ったのだろうかと訝しんだようだ。事の次第をSから聞きN嬢も納得したようだが、一緒に行くことはしなかったとのことだ。N嬢もまだまだ修行が足りない。仕事熱心なのは良いが、こういうヒット性の話題には一緒に現地に赴かねばなるまいに。私なら一緒に行って動画をも撮っていたかも知れない。後日の酒の肴が一つ減ったというものだ。
と言うことで、仕事中ではあるが万が一事故が起こってはとの行為であり、許されるものだと思う。後はもう少し私を見習って釣りの腕前を上げれば良し。
【10月31日過去の釣行記録】
・1999年奈切大気暴露試験場前、08:00~12:00、小潮、釣果=キス4・アイナメ1・アナゴ1
・2009年櫛ヶ浜港旧防波堤、19:25~22:30、大潮、釣果=メバル6・アジ5・キス3・タナゴ3R
・2010年洲鼻港防波堤、20:00~22:00、小潮、釣果=キス5・カワハギ1・ギザミ10R
【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。
【旧暦9月27日釣行記録】
・2005年10月29日、上関四代、15:00~21:00、中潮、釣果=2人でメバル19・アジ7・クロ1・ギザミ4
・2005年10月29日、上関天田島、夜、中潮、釣果=タエビを撒いて大メバル
・2005年10月29日、上関港防波堤、昼間、中潮、釣果=アオリイカ2・アジ大漁
・2006年11月17日、新日鉄波止場、05:30~15:00、中潮、釣果=カレイ7・マダコ1
・2007年11月06日、平生南周防大橋下埠頭、19:00~22:10、中潮、釣果=メバル14・ソイ1・クジメ1・アジ1・チヌ1
・2011年10月23日、櫛ヶ浜港新防波堤、17:30~20:30、中潮、釣果=セイゴ2・アジ2