千一夜第3章第21夜 カレイも次第に春らしく、逃がしたカレイも大きい

2017-02-25 22:51:28 | サーフ

2017.02.25(土)

旧暦:1月29日
場所:徳山築港フェリー乗り場南端
時間:06:10~15:20
天候:晴れ
風  :弱風のち南西強風
月齢:27.1
潮  :大潮 満潮08:33潮位286cm 干潮14:29潮位83cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌  :アオムシ・ホンムシ
釣果:32、23cmカレイ2・木っ端ガレイ3R・26cmアイナメ1・ハゼ1R・小メバル1R・ナマコ1R
釣友釣果:S=27cmカレイ1・28cmアイナメ1・小カサゴ1
(Rはリリース)

正月以来の釣友Sとの釣行。先日まで寒かったこともあり釣果も思わしく無く、今日も期待薄でやってきた。6時頃に築港の何時もの釣り場に到着したが、釣り場に家庭ごみが散乱し、雨水も溜まっていたので急遽フェリー乗り場南端に移動する。埠頭などに家庭ごみを捨てるのは止めて欲しい。

早朝は少し寒かったが風も微風で絶好の釣り日和と思われたが、11時頃から南西の風が強くなった。それでも一時的には弱風となった時もある。強風の割には風は冷たく無く、私は防寒着を脱いでやった。

6時10分から始めて7時台までに私が木っ端ガレイ2枚、ナマコ、ハゼ、小メバルなどを揚げるが、Sはボウズ。そのSが、8時10分に埠頭の東隅に落していた竿に久し振りのアイナメが釣れた。28cmあったがサイズの割には細かった。頭でっかちで身体は細い。産卵後のような体型だった。あまり美味くはなさそうである。

釣り場では遠投の他に、埠頭から真下に仕掛けを落とす。これは私が始めたことで、これまでにしばしばカレイやアイナメの大物が釣れ、ボウズ逃れも数度あった。投げ釣りは何も遠投が良いとは限らず、特にカレイやアイナメは何処で釣れるか解らず、埠頭や岸壁の真下にも沢山居るのだ。私が始めて数々の実績をSも見ているので、今では彼も必ず竿1本はそうする。

アイナメを揚げた10分後、またしてもSの竿に今度はカレイが来る。27cmありまずまずのサイズである。Sにとっても久し振りのまともなカレイであり、私も今年に入って初めてのまともなカレイを見た。Sはこの後、納竿まで殆どボウズ状態となった。

Sがカレイを揚げた5分後の8時24分、私の竿にもカレイが来る。32cmのマコガレイで今年初めての30cmオーバーである。狙いは40cmオーバーなのでまだまだこれからである。この後、9時過ぎに23cmの煮付けサイズのカレイをゲット。また、10時55分には26cmの丸々太ったアイナメもゲットした。

今日は8時30分くらいまでが時合いだっと思われる。私もSもこの時間帯にそれぞれゲットしたのだから。但し私がアイナメを揚げた後だったから、11時過ぎだと思うが、Sと同じく埠頭の東隅に落していた子供用の小さな竿にカレイが来た。海面まで上がった時にこれまた30cmオーバーのカレイだったので、竿が竿だけに引き抜くのには不安がよぎり、Sにタモを持ってくるように頼んだ。ところがSの動作が鈍く、カレイの針掛かりもしっかりしておらず、海面でカレイがノッキングし、針がカレイの口から抜けてしまった。何とも口惜しい1枚であった。逃した魚は大きいのである。今日は寝つきが悪そうである。

今日は持ち帰りのカレイとリリースした木っ端ガレイ(納竿時に1枚追加)、逃したカレイをふくめると6枚のカレイを見ているので、カレイの活性もかなり上がって来たと思われる。但し、コンスタントというには程遠いので、3月に入ってからが勝負だ。花見ガレイで大型のカレイが期待できる。アイナメも1日に2本(Sと私それぞれ1本ずつ)揚がるのは最近では珍しい。

朝方私が釣った小魚とナマコ、おっと、Sもカサゴ1尾。バケツの中に水族館を作ろうと確保。帰り際に全てリリースした。

本日のサプライズ

釣友Sが埠頭から海方向に置き竿にしていた竿が何時の間にか横を向いていた。『スワ!巨大カレイか』と勇んで竿を手に取る。が、しかし、釣り上げたのはサビキ釣り一式である。リール付き竿、バケツ、未使用仕掛け、浮き、錘入れなどで、これに立派なバッカンも付いていた。バッカンは上げようとタモですくったりしている内に海中へ沈んでしまったが、他の物は全て揚がった。どうしてこんなことが起こるのか二人で議論する。先日来より風の強い日が多かったので、恐らく、強風の日に埠頭か防波堤に置いていた道具一式が風に煽られて海へ落ちたのだろうということになった。バッカンは浮かんでいたので、逆さまになってはいたが、空気が入っていて浮かんでいたのであろう。要するに逆さまのバッカンが海面を漂い、仕掛けその他を引っ張って来たことになる。謎は多いが、兎も角これら道具一式がSの竿の仕掛けに絡んで上がって来たのは間違いない。引っ掛けて単品を揚げることはままあることだが、一式は初めて見た。Sは朝方カレイとアイナメを釣っただけなので、これは海神様の贈り物かも知れない。

【1月27日過去の釣行記録】
・2006年第2埠頭東側、07:10~17:30、中潮、釣果=カレイ9 ・アイナメ1
・2008年櫛ヶ浜港防波堤、19:00~21:30、中潮、釣果=メバル2
・2012年櫛ヶ浜港防波堤、19:10~22:10、中潮、釣果=メバル6・セイゴ1

【この日の釣り情報】
・2007年華西岸壁、18:30~20:30、小潮、釣果=メバル8

【旧暦1月29日釣行記録】
・1997年03月08日、笠戸島周辺、06:30~12:00、船釣り、大潮、釣果=3人でメバル50
・2006年02月26日、笠戸寺崎、17:20~22:30、大潮、釣果=2人でメバル5
・2007年03月18日、華西岸壁、18:30~22:30、大潮、釣果=メバル10・タナゴ1
・2010年03月14日、洲鼻港防波堤、06:30~11:40、大潮、釣果=30cmカレイ2・アイナメ1
・2011年03月03日、中電西側岸壁、09:00~11:00、大潮、釣果=木っ端ガレイ1
・2013年03月10日、大島大原、07:00~08:00、大潮、釣果=ボウズ
・2013年03月10日、大島大原、08:15~10:00、大潮、釣果=アイナメ1

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千一夜第3章第20夜 釣友T、男女群島へ

2017-02-20 21:46:52 | 釣り情報

2017.02.20(月)

釣友Tが今年も男女群島へ行ってきた。

40cmのイシダイ。

17日(金)に山口県下松市を出て長崎県平戸港へ向かう。平戸までは車で4時間半程度、平戸から渡船で男女群島まで約4時間。五島列島までなら1時間程度で行けるそうだが、外海へ出るため4時間も掛かる。今の時季は海も大荒れなので大変そうだ。男女群島の釣り場に上陸したのが18日(土)午前9時、ここから24時間以上岩の上で竿を出したのだ。

釣り場に上陸した直後、風に煽られてタモを海に落してしまったとのこと。何時もならクーラー一杯にぎゅうぎゅう詰めで獲物を持ち帰るのだが、タモが無いばっかりに大物はみなハリスを切られたようだ。持ち帰ったのは50cm以下のクロ数尾と40cmのイシダイ、餌取りの金目鯛である。キャッチ&リリースと思えば良いが、煩悩まみれのTは色即是空には程遠い。そういう私も少ない獲物の中からそれぞれ1尾ずつ頂いた。

実際、釣れ始めた時間は19日未明の4時頃からと遅かったようで、時合いは一気に来たとのこと。その間に殆ど釣れたそうだ。しかしその時合いを逃さずに釣るのは流石である。

釣果の一部。

19日(日)の11時頃、釣り場から迎えの渡船に乗り込み、平戸を出たのが17時10分、我が家へ着いたのが21時40分頃だった。岩の上や渡船の中で少しは睡眠を取ったようだが、十分ではなさそうで疲労困憊の様相は隠せない。まあ、好きで行くのだからしょうがない。

本来なら先週の予定だったが天候不順のため1週間ずれたとのこと。それで金曜日の呑み会に来なかったのかと得心した。私もヘルニアさえ無ければ遠征するのだが・・・・、まあこの近辺で我慢しておこう。愛媛県の青島や周防大島寄りの岩島などのミニ遠征でも腰が痛くて寝込みそうになるのだから何をか謂わんやである。

【2月20日過去の釣行記録】
・2011年第2埠頭東側、07:40~11:50、中潮、釣果=カレイ1・32cmアイナメ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません

【旧暦1月24日釣行記録】
・2011年02月26日、華西岸壁、18:30~19:00、小潮、釣果=メバル1
・2011年02月26日、櫛ヶ浜港防波堤、19:15~22:30、小潮、釣果=メバル2
・2015年03月14日、徳山築港西側岸壁、07:40~13:00、小潮、釣果=カレイ1・ハゼ3

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千一夜第3章第19夜 ウミウシ泳ぐ

2017-02-19 16:59:02 | サーフ

2017.02.19(日)

2月中旬だというのに今日は暖かい。全国的に春一番が吹いたようだが、山口県も例外では無かったのだろうか。この時季はあまり出歩かないので良く解らない。春一番の後はまた寒くなるようなのだが・・・。それにしても朝まずめが早くなった。少し前まで6時40分頃から始まっていたが、今は6時頃か。6時30分頃釣り場に着くと餌付けのためのヘッドライトはもう要らなかった。

旧暦:1月23日
場所:徳山築港
時間:06:40~11:20
天候:晴れ
風  :西弱風
月齢:22.1
潮  :小潮 満潮13:37潮位215cm 干潮07:45潮位134cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌  :アオムシ・ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ2R

20cm未満の木っ端ガレイが2枚釣れたが、全部リリース。今日はこの木っ端ガレイ2枚以外何も釣れなかった。台船の入港により竿出しの方向が変わったとは言え、普段ならハゼやキス、アイナメも釣れるが、餌取りのイトヒキハゼさえも釣れない。カレイの他にはヒトデが釣れただけ。

アタリは1回も見なかった。水温が低すぎるのだろう、魚の活性が悪いようだ。餌も無くならないので、当然、餌取りも居ないということ。足元では40~50cmはあろうかと思われる大きなボラが悠々とこれ見よがしに泳いでいる。寒ボラなので今の時季は美味しいということだが、私は食したことは無いし、たとえ釣れてもリリースする。ボラはサビキ釣りの時に良く掛かるが、重くてタモが無い限り揚がらない。しかし気持ち悪い魚である。

8時30分頃から1時間ばかり、台船2隻が入って来て東ソーの製品のセメントを船に流し込む装置を陸揚げした。この釣り場の後ろ側が装置を保管する場所になっている。クレーン車が1台やってきて一つずつ装置を釣り上げて陸揚げする。東ソーに装置を運んでセメントを流し込むのだから、これらのバラバラの部品を東ソーで組み立てるのだろうが、出来上がった装置の全体像は見たことが無い。作業員は30人くらい来る。

台船の方向がカレイのポイントになるのだが、一旦仕掛けを全て巻き上げて台船と平行に投げ直す。昔はこの方向ばかりでやっていたのだが、近年は釣果が思わしく無く、台船の向こう側の方向の方が良く釣れる。従って、この方向で釣れないという訳では無いのだが・・・・。それにしても一番釣れそうな時間帯を邪魔されたようだ。

台船が去った後にあけぼの丸が帰ってきたが、一番若い船員でカヤックをやっている青年が、昨日は休みだったので早朝に船回りを探ってみたが何も釣れなかったとのことだ。今日はもうオフなので、ここから40分くらいの何とか湖でカヤックに乗り、ルアーを試してみると言っていた。ひっくり返らないよう祈る。

今日は満潮時の13時半頃までやろうと思っていたが、こう釣れなきゃ飽きて来る。漁船の出入りは全く無く、ラインを切られる心配も無かったが、その分、気が緩み、おまけに竿出しの方向も変えたりで満潮時まで気持ちが持たなかった。11時過ぎには納竿した。餌は大量に余ったが海に返した。

今朝はウミウシが泳いでいるのを見た。最初は小イカが泳いでいるのだろうと思ったが、よくよくみると海面を身体をグニャグニャとくねらせながら泳いでいた。多分、ウミウシだろうと思う。

【2月19日過去の釣行記録】
・2006年第2埠頭中電前、07:05~11:30、小潮、釣果=マダコ1
・2011年粭島小瀬戸、18:40~19:40、大潮、釣果=ボウズ
・2011年大島大原防波堤、19:50~22:20、大潮、釣果=小メバル6
・2012年新川港浮桟橋、07:30~12:30、中潮、釣果=アイナメ1
・2016年第2埠頭東側、11:30~14:30、中潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・2006年第2埠頭東側、07:05~11:30、小潮、釣果=カレイ2・アイナメ5・ナマコ1
・2007年中電西岸壁、08:00~15:00、大潮、釣果=カレイ8・コノシロ5・ボラ1

【旧暦1月23日釣行記録】
・1997年03月02日、笠戸大橋下、昼間、小潮、釣果=ボウズ
・2008年02月29日、中電西側岸壁、朝まずめ~夕まずめ、小潮、釣果=カレイ9

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千一夜第3章第18夜 3か月振りのメバル釣行

2017-02-11 22:56:09 | 浮釣り

2017.02.11(土)

この冬最大の寒気団が日本列島を覆っているらしいが、下松の平野部は少し冷たいがとても良い天気だった。夕方から少し風が出て来たが久し振りにメバル釣行する。18時頃、釣具店に行くと客は結構いた。女店員が 「これから行くんですか?今夜は寒いですよ」 と事務的に言う。初めて見る若い女店員なのでマニュアル通りの挨拶なのだろう。釣具店から釣り場までは僅かな距離、餌を40gほど買って釣り場に向かう。今日はスマホを忘れて来たのでリアルタイムの釣り場風景は撮れなかった。

釣行日:2月11日
旧暦:1月15日
場所:櫛ヶ浜港防波堤
時間:18:20~21:20
天候:晴れ
風  :西風のち弱風
月齢:14.1
潮  :大潮 満潮21:03潮位284cm 干潮15:23潮位73cm
狙い目:メバル
釣り方 :浮釣り
餌  :アオムシ
釣果:メバル5

18時15分頃に釣り場に着くと、思ったより西風は強かった。海面が波立っていたが、経験上1時間もすれば風は落ちるはずだ。西の空にはどす黒い雲があったが、陽が沈む寸前の夕まずめの夕焼けはあった。真上の空は星が出ていて快晴だった。防寒着を着ているので寒くは無く、手もさほど冷たさは感じなかった。釣り人は私以外一人も居なかったが、時々車は入って来る。アベックだろうか、暫く居てまた出て行く。

夕まずめの内に竿を出す。一投目からアタリがあったが小メバルのようで針掛かりはしなかった。3投目でやっとメバルゲット。いきなり浮きが沈んで引っ張れる。こういうアタリはまずまずのサイズのメバルである。今日一の20cmのメバルだった。暫くして2尾目のメバルが揚がったが16cm程度だった。

この後から1時間程度は全くアタリ無しだった。スマホが無いので正確な時間は解らないが、月が出ていて朝の満潮時の潮高の跡が夜目にもくっきり岸に残っていたので大凡の時間は解る。最初は長い堤防沿いを探っていたが、アタリも無くなったので遠投した。棚は1.5尋から始めて、遠投する頃には3尋まで深くした。すると小さいアタリが多く出だした。針掛かりしたものはやはり小さいサイズで15~6cmのメバルばかりだった。15cm未満のメバルが4尾釣れたがこれはリリースした。持ち帰りは3尾追加しただけだった。

今季最大の大寒気団の割には冷たく無かった。手の感覚が無くなるほどの冷たさでは無かった。3時間で5尾のメバルでは少し寂しいが、今夜は腰のヘルニアの痛みも出ず快調だった。久し振りにメバルの煮付けにありつける。

【2月11日過去の釣行記録】
・1998年小踏日新製鋼波止場、12:00~15:00、大潮、釣果=カレイ6・アイナメ1・ハゼ10
・2007年第2埠頭東側、06:30~17:30、小潮、釣果=カレイ3・ハゼ1・マダコ2
・2009年華西防波堤、19:20~22:20、大潮、釣果=メバル6(3人で15)
・2012年新川港浮桟橋、07:30~13:00、中潮、釣果=カレイ2・アイナメ1
・2014年小深浦・落港、07:10~10:00、中潮、釣果=落港キス3
・2016年第2埠頭東側、07:00~14:30、中潮、釣果=カレイ2・メゴチ1R

【この日の釣り情報】
・2005年小踏日新製鋼波止場、昼間、中潮、釣果=42cmチヌ2
・2016年新日鉄波止、06:30~16:30、中潮、釣果=2人でキス3・アナゴ1・ボラ1

【旧暦1月15日釣行記録】
・1998年02月11日、小踏日新製鋼波止場、12:00~15:00、大潮、釣果=カレイ6・ハゼ10・アイナメ1
・2006年02月12日、大島庄の浦、08:30~15:45、大潮、釣果=3人でカレイ8・アイナメ1
・2006年02月12日、笠戸寺崎、夜、大潮、釣果=メバル12
・2006年02月12日、第2埠頭西側、昼間、大潮、釣果=カレイ3
・2007年03月04日、第1埠頭西側、12:30~17:00、大潮、釣果=カレイ2
・2007年03月04日、新川港桟橋、昼間、大潮、釣果=2kgマダコ1
・2007年03月04日、笠戸島ガラン、07:00~13:00、大潮、釣果=クロ2・サヨリ1・メバル5・イソバラ多数
・2010年02月28日、第2埠頭東側、06:15~11:00、大潮、釣果=ボウズ
・2013年02月24日、櫛ヶ浜港防波堤、18:20~20:20、大潮、釣果=メバル1

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千一夜第3章第17夜 平生佐賀港初釣り

2017-02-04 12:24:50 | サーフ

2017.2.4(土)

 

初めての釣り場、平生佐賀港入口近くの堤防。西強風のため海は荒れていた。

釣行日:2017年2月2日
旧暦:1月6日
場所:平生佐賀港入口堤防
時間:12:10~13:20
天候:晴れ
風  :西強風
月齢:5.1
潮  :中潮 満潮12:13潮位283cm 干潮05:53潮位38cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌  :アオムシ
釣果:ボウズ

堤防から東方に平生港を望む。

ここ1年、平生の営業所に嘱託として勤務している。昼の休憩時間に平生の海岸線をあちこち探索していたが、ここ平生港入口の堤防が以前から気になっていた。地形的にもカレイが入ってきそうな塩梅である。平生では南周防大橋の麓でメバル釣りを何度かやったことがあるが、時合い宜しく大漁だったことがある。また、丸山海浜公園はアオリイカ釣りが盛んな場所で、私も数回行ったことがある。私にとってここは平生では3番目の釣り場になる。この日は昼の休憩時間にちょっと竿を出してみた。

堤防西側、海岸線のカーブを過ぎた辺りに白い建物が見えるが、この前辺りに砂地が広がっている。カレイ釣りならこの辺りが良いかも知れない。私が竿を出していると地元の人らしき老人が早速見に来た。「この風じゃあちょっと難しいね」と言われ、ひとしきり釣りの自慢話を聞いたが、どうやら船を持っているらしく、このちょっと沖で60cmのカレイを揚げたと言われる。私は「イシガレイでしょう」と言うが、カレイの種類については無頓着のようで反応は無かった。私の狙いはマコガレイであるが、カレイが居ることは間違いなさそうである。この堤防ではサヨリ釣りが多いと言われた。

この海岸は綺麗に清掃してあるが、地元の人が定期的に海岸の掃除をしているようだ。老人は、漁師たちは海岸の掃除もしないくせに、やれ漁業権がどうのこうのと地元の人の船釣りなどにも結構煩く言うと不満を言っておられた。どうやら老人は漁師ではなかったようだが、漁師と住民、或いは釣り人との間ではこのようなことは何処も同じようなものである。

堤防入口。この日は西風が強くアタリは全く解らなかったが、餌が直ぐになくなるので10分置きくらいには仕掛けを上げてみた。竿を手に2度ほどアタリを感じて揚げてみたが、クサフグだった。この時季クサフグは揚がらないのだが、水温が高いのだろうか。根掛かりは殆ど無いが、海藻が多い。堤防から沖を眺めると砂地の部分は明るく見えるが、それも僅かな距離で直ぐに黒々とした色に変わる。海底が急に深くなっているようにも思えないが、恐らく藻が密集しているのだろう。そう言えば堤防にイカ墨が付いていたので、藻場であればアオリイカが釣れるのだろう。

残念ながら時間もあまり取れず1時間程度で納竿したが、竿を出してみて感じたのだがここはなかなか良いシチュエーションである。ロケーションも良いし、今度は凪な日に試してみたい。

【2月4日過去の釣行記録】
・2006年大島大原海岸、19:30~22:30、小潮、釣果=ボウズ
・2007年第2埠頭西側、11:20~17:30、大潮、釣果=カレイ4・ハゼ4

【この日の釣り情報】
・2007年第1埠頭、15:00~18:00、大潮、釣果=カレイ1
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、18:00~22:00、大潮、釣果=メバル9

【旧暦1月8日釣行記録】
・2000年02月12日、奈切大気暴露試験場前、昼間、小潮、釣果=ボウズ
・2006年02月05日、第1埠頭南端西側、09:00~15:30、小潮、釣果=カレイ2・キス3・カナガシラ2
・2007年02月25日、華西防波堤南端、18:30~20:30、小潮、釣果=メバル8
・2010年02月21日、徳山築港、06:30~12:00、小潮、釣果=カレイ1・アイナメ1・ハゼ1・マダコ1
・2013年02月17日、櫛ヶ浜港防波堤、18:45~20:10、小潮、釣果=メバル9・ハゼ1

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