千一夜第3章第225夜 笠戸島沖下コーズメバル釣行

2020-05-31 20:49:04 | 磯釣り

2020.05.31(日)

釣友Tが先の新月(5月23日)の時に、笠戸島沖の下コーズ(岩礁)に1人で上がり夜通しのメバル釣行をし、23㎝前後の良型メバルを50尾も揚げた。昔からメバル釣りは新月(大潮)、暗闇、小雨、濁り水、波静かなどの条件が整った時が最高のシチュエーションと言われ、この時は新月で真っ暗闇だったため絶好のメバル釣り日和だった訳だ。今回は先週釣れているし、天気が悪く暗闇、小雨、濁り水といった条件が当て嵌まるため是非行こうと誘われた。私としては雨に打たれてまでの釣行は望むところではないが、ここ最近体調が戻って来たので行くことにした。

17時に渡船「栄勇丸」で瀬に渡る。出港予定時間には瀬に渡る人員が揃った。私とTは下コーズ、他の2人が上コーズ、もう1人は笠戸島の南端火振り岬に上陸することになっている。今夜は雨予報だが、0時頃から雨ということなので我々以外の3人は半夜(23時頃まで)での釣行とのことだ。最近は女性の進出もあり釣り人口が増加傾向にあるというが、若い人たちは殆どがルアー釣りで、瀬に渡っての餌釣りとなると高齢化の波は避けられない。そのため半夜が多くなる訳だ。しかし同じ釣るのなら通しの方が良いと思うが、私もそろそろ寄る年波には敵わず半夜組に仲間入りするやも知れない。

16時58分、居守港から定刻通り出港する。この港は徳山競艇場に隣接し、近年整備されて近代的な港に様変わりしている。昔は台風が来る度に船が沈没するということで避けられていた港だが、今や、見る限りにおいては係留は満杯である。今日は何時降り出しても可笑しく無いような鈍曇りではあるが波静かである。潮が小さいのが玉にきずだが、メバルの揚がる予感はある。船のベンチに腰掛けている2人を見ると、ポール・サイモンの「オールド・フレンズ」という曲を想い出す。

17時10分、私とTが上陸する笠戸島沖の下コーズという岩礁に着く。非常に小さい岩礁なので360°何処からでも竿が出せるのが良い。但し、大波が来ると怖いかも知れない。私はこの周辺で船釣りで竿を出したことはあるが、上陸するのは初めてである。上コーズ、下コーズ周辺は、秋口からはヤズ、ハマチ釣りが盛んである。大型ヒラメ(80㎝級)が釣れることでも有名である。今夜はアジが釣れたら、アジの泳がせ釣りでヒラメも狙ってみたい。

2人の荷物を降ろして無事上陸完了。明朝5時30分に迎えに来る予定である。

17時13分、先ずはTから沈み瀬などのメバルのポイントの説明を受ける。こういうことは明るい内に完了しておかなければならない。感覚を掴むため竿を出して数投投げてみる。小さい岩礁だが割合平坦なので、他の切り立った瀬に比べれば移動は楽なものである。

Tが言うには、岩礁の東端の突き出た岩の上から釣るのが良いという。まあここはTに任せるとして、私はより安全な場所からやることにする。まだメニエル症状が完治していないので、平衡感覚を失って海にドボンは避けたいところだ。それに今日は磯靴を用意していなかったので滑るのも怖い。磯靴はスパイク付きで滑らないように作ってあるが重いのが嫌なのであまり使わない。

17時50分、Tがテントを張る。夜中から雨が降るという予報なので、予め避難場所と夜食を摂る場所を確保しておく。岩礁の天辺にザイルを打ち込んでビニールシートを張っているので、少々の風には耐えられるだろう。こういうことには小まめなTである。私も重宝している。

天気予報は0時から朝方まで雨だったが、予報がぴったり当たった。0時までの釣果であるが、予想や思惑に反して全く駄目だった。アジは沢山釣れるが本命のメバルは、私もTも2尾ずつという情けない釣果だった。0時を機に食事タイムにした。お湯を沸かしてカップ麺を食するが、こういう場所で食べるカップ麺やビールは殊の外美味い。

1時頃から釣りを再開する。食事終盤に私が「今から入れ食いになるかも知れん」と言ったが、正しくその通りとなった。1時過ぎに竿を出して立て続けに5尾のメバルを揚げる。良い感じになってきた。この後もムラはあったがぼつぼつ釣れた。前半のことを思えば雲泥の差である。それに22~3㎝のメバルで型も良い。横走りするアジなんかとは大違いのアタリが楽しめた。私にとっては5か月振りのメバル釣行であるが、忘れかけていた感覚を取り戻すことが出来た。雨のための避難場所としてのテントだったが、合羽を着て釣行し続けテントに入る暇は無かった。

5時前には納竿する。2人合わせてメバル28尾だった。釣れた時間的なことを思えばまずまずだろう。前半もこの調子なら軽く50尾は越えていただろうが、そう上手くいくものでもない。アジを生餌にヒラメも試してみたが、この方は全く駄目だった。

Tは釣れたアジを全部リリースしたが、私は最近アジを食べていないので少し持ち帰ることにした。アジも結構良いサイズのものが揚がる。

釣行日:5月30日~31日
旧暦:閏4月8日~9日
場所:下コーズ
時間:19:00~04:30
天候:曇りのち雨
風 :北風
月齢:30日7.4  31日8.4
潮 :小潮 30日:満潮14:15潮位228cm 干潮20:42潮位90cm  
      31日:満潮03:36潮位273cm 干潮10:06潮位127cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル14・カサゴ7・アジ多数・ベラ3R
釣友:T=メバル14・マダイ1・アジ多数R

5時20分には迎えの栄勇丸が来た。この頃には雨も上がって風も落ちていた。まだ完全に帰り支度が終わっていなかったので海上で少し待機してもらった。乗船してから改めて下コーズの岩礁を眺めるが、何と小さい岩礁かと吃驚する。こんな岩の上に一晩いたのかと思うとぞっとする。

5時30分頃居守港を目指して帰港の途に着く。船長が言っていたが、夜半組で火振り岬方面に降ろした人はメバルを沢山釣っていたが、我々の北側の上コーズに上がった2人組は全く駄目だったそうである。我々の下コーズでも前半は全く駄目だったのだから、当然と言えば当然である。これを思うと通し釣りじゃなければと思う。

5時40分帰港。この後会社の同僚N嬢が魚を1部引き取りに来る。
帰宅後一風呂浴びてメバルを配るが、アジの要望も多かった。こんなことならアジも全部持ち帰れば良かった。

【5月31日過去の釣行記録】
・2006年切戸川河口岸壁、19:00~23:50、中潮、釣果=キス7・アナゴ2
・2008年第2・第1埠頭、14:00~18:30、中潮、釣果=キス5・アナゴ1・アイナメ1・メゴチ3
・2014年徳山築港、05:00~11:30、中潮、釣果=キス3・ワタリガニ1

【この日の釣り情報】
・1997年新日鐵波止場、16:00~18:20、長潮、釣果=キス9・カレイ1

【旧暦閏4月9日釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

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千一夜第3章第224夜 少し場所移動 まだまだいるよ

2020-05-23 15:04:24 | サーフ

2020.5.23(土)

今朝は当てにならない目覚ましで起きたのが5時、外は既にすっかり明るかった。急いで支度して釣具店へ、こんなことなら前もって餌を購入しておけば良かった。5時30分頃釣り場に着くが、既に先客が居た。但し、釣り場の入り口には円錐形のロードコーンが置いてあり、入るのを拒否しているようだった。先客も車を釣り場に入れずに手前に着けていた。どうしようか迷ったが、少し笠戸寄りの方から竿を出すことにした。

写真は笠戸大橋をズームして撮った。お天気の日は笠戸大橋が映える。5時40分からサーフ開始。天気晴朗波静かである。外気温も16℃あり絶好の釣り日和である。しかし、時間が進むにつれて暑くなった。待機中は車中でエアコンをつけて竿先を見つめる。

旧暦:閏4月1日
場所:日立製作所南方岸壁(旧日石前岸壁)
時間:05:40~12:00
天候:晴れ
外気温:朝方16℃
風 :弱風
月齢:0.4
潮   :大潮 満潮08:39潮位283cm 干潮15:07潮位30cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:25~30cmカレイ3・ギザミ4R・メゴチ1R

車中から竿先を見つめるがアタリは無い。餌替えのため5本の竿を順次巻き上げるが、まずは6時55分にギザミ(ベラ)だった。藻にまみれて揚がってくるので重いのなんの。5本中2本の竿にギザミが付いていた。この魚は持ち帰らないので即リリースした。

最初の餌替えで5本中2本の竿にはギザミが付いていたが、内1本には今日最初のカレイが付いて揚がった。25cmと煮付けサイズで小振りではあるが、今日のボウズ逃れである。もう一回りサイズアップを狙いたい。

今日はウミケムシも5匹揚がった。こいつを針から外すのは一苦労である。手に少しでも触れると痛痒くなり、それが直ぐには治らないのでやっかいである。まずは足で踏みつけて内臓ごと引き抜くが、針には頭部分が残るのでこれを外す時が要注意である。足元に落ちている石で押さえ付けて慎重に針を外すのである。

今日の潮だと最も釣れそうな時間帯の8時ジャスト、根掛かりかと思った竿に30cmマコガレイが揚がった。今の時季は海藻が多く、リールを巻き上げる度に海藻を引っ張って来る。その重いことと言ったらない。この時は重いだけでは無く根掛かりかとも思ったが、どうやらカレイが藻に潜り込んでいたようだ。何度か竿を引いている内にじわっと寄ってくる。すかさずリールを休めること無く巻き続ける。手前まで寄って来てやっとカレイの姿を路上から視認する。上の針には喪が付いて、下の針には黒々としたカレイが泳いでついて来る。まずまずの大きさである。真下まで寄せて、せーので一気に引き揚げた。何度揚げてもこの瞬間が一番ホッとする。

10時ジャストにも28cmのカレイが揚がる。下げ潮になってからの潮3分といったところか。このサイズがコンスタントに釣れれば申し分ないのだが、これからはサイズも小さくなりそうだ。この後、昼頃まで粘るがウミケムシとメゴチが1尾釣れただけだった。

今日の釣果、マコガレイ3枚。
今日は寝坊して何時もの釣り場に入れなかったが、それが功を奏したかも知れない。何時もの釣り場に入った先客も、私とほぼ同じ時間までやっていたので、少しは釣れたのかも知れないが、確認していないので良く解からない。ここの釣り場は船の往来も殆ど無いので、ゆったりと構えてサーフが出来るのが良い。それに、まだまだたくさんのポイントがありそうだ。今日の釣り場でも新たなポイントを発見することが出来た。

【5月23日過去の釣行記録】
・2009年東海岸通り、18:30~22:45、大潮、釣果=17~24cmメバル5・小アジ5・ベラ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦閏4月1日釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

 

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千一夜第3章第223夜 メダカの箱池掃除

2020-05-17 20:15:02 | メダカ関連

2020.05.17(日)

今年はメダカの箱池(セメントを練る箱をメダカの池にして箱池と称している)の掃除をさぼってしまった。本来なら産卵の時季を見通して、遅くても4月中旬までには済ませなければならないが、ついつい先延ばしになってしまった。水草の根に着いた卵は少しずつ取っていたが、実際はそれ以上に底に発生した藻に産み付けたものの方が多い。掃除の過程で藻に付着した卵も多く取った。

全部で10個の入れ物があるが、昨日と今日とで3個の掃除を完了した。箱池2個と睡蓮鉢1個である。一気に出来ないところが玉に瑕だが、水の確保が困難なためである。以前は井戸水をモーターでくみ上げていたので、水で悩むことは無かったのだが、最近はモーターの調子が悪くなって水汲みが困難になったため、水道水をバケツに汲んで2~3日置いてカルキ抜きをしてから使用している。この時季は家の西側に流れている小川に水は豊富にあるが、農業用水であり、我が家は比較的河口に近い下流方面なので、農薬が混じっている可能性が多分にあり使用はしない。そのため全部の池を掃除するには時間が掛かるのである。

睡蓮鉢も水を一杯に入れたいのだが少しずつ足していくしかない。

それはさておき、問題がある。実はこれらのメダカは血が濃くなりすぎている。最初に飼い始めたのが10年程度前だが、最初は13尾の赤ちゃんメダカから始まった。その後毎年孵化を繰り返し増えてきたのだ。この間、他のメダカの血は一切混じっていない。そのため奇形で産まれるメダカが数尾いる。誰かメダカを交換してくれる人はいないものか。但し家の近所などでは駄目だ。近所のメダカは殆ど我が家の分家だからだ。

孫が通う幼稚園でメダカが要るということなので、昨年産まれたメダカを進呈することになった。メダカの寿命は4~5年といわれるので、少しでも若いメダカの方が良かろうと思った次第である。紅白のメダカをそれぞれ50~60尾と、最近産まれたまだ4~5㎜の赤ちゃんメダカも50尾程度追加した。上の写真は進呈予定の白メダカである。

赤メダカも50~60尾進呈予定。幼稚園では孵化させるような暇はないだろうから、今後毎年進呈することになりそうである。出来れば屋外で飼うことを勧めたいが、恐らく室内で飼うのだろう。なるべく朝は日当たりの良い場所で、と言っても暑くなりすぎるような場所は避けたい。

5~6年前にも他の幼稚園にメダカを進呈したことがあるが、そこは1回だけだった。進呈後のことは聞いていないので解からず仕舞いだが、上手く孵化させて増やしていけば1回のみでも済むはずだ。

【5月17日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、09:00~15:30、船釣り、小潮、釣果=ボウズ
・2008年平群島・上関沖合、07:10~14:00、船釣り、中潮、釣果=50cmアジ10・カサゴ2・ギザミ1R
・2014年徳山築港、04:50~11:15、中潮、釣果=キス8・アイナメ1・46cmチヌ1R
・2015年日石前岸壁、05:30~11:20、大潮、釣果=カレイ5・キス3・トラハゼ1・メゴチ1R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦4月25日釣行記録】
・1997年05月31日、新日鉄波止場、16:00~18:20、長潮、釣果=カレイ1・キス9
・2007年06月10日、櫛ヶ浜港防波堤、19:50~23:15、長潮、釣果=メバル15・キス1・アジ2
・2017年05月20日、徳山築港、05:20~11:40、長潮、釣果=木っ端ガレイ4・キス6・35cmマダイ1・マダイ3

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千一夜第3章第222夜 ゴールデンウイークの終わりと共に花見ガレイも終わり

2020-05-07 21:32:37 | サーフ

2020.5.7(木)

今週一杯休みである。築港の釣り場とこの釣り場と代わる代わる来ている。今日も天気は良いし、孫も遊びに来ないので釣行である。連休明けではあるが、釣具店は客が多かった。大企業は7日、8日も休みかな。私の会社は大企業ではありませんが、私は休みということです。

旧暦:4月15日
場所:日立製作所南方岸壁(旧日石前岸壁)
時間:05:20~11:40
天候:晴れ
外気温:5時20分15℃
風 :微風
月齢:14.0
潮   :大潮 満潮08:16潮位311cm 干潮14:38潮位10cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:23、26cmカレイ2・24cmアイナメ1

ここで釣っていると、近所の工場の工員らしき人が来て、「連休間はここで結構多くの釣り人が竿を出していたけど何が釣れるのかね」と聞かれた。狙いはカレイだと答える。私は5月の連休はここに来ていなかったが、そうか、地元では結構このブログを見ている人が多いので、ひょっとするとこのブログを見てきた人がいるのかも知れないなあ。連休間となると親子連れかな。

5時20分からサーフ開始、暫く車中でウトウトしていたが、6時30分に最初の餌替えのため竿を揚げる。6本中4番目の竿に生体反応あり。しかしリールを巻いても余り重くなく、割とスイスイ巻ける。揚げてみると23cmの木っ端ガレイだった。最初の餌替え時に木っ端とは言えカレイが揚がるのは久し振りである。幸先は良いがサイズ的には喜べない。

3回目の餌替えの8時30分には、左手桟橋の橋桁近くに投げていた竿にアイナメがくる。藻にまみれて揚がって来たので、アイナメ独特の首を振る引きは全く解らなかった。この時季は藻が多いので、各竿を巻き戻す度に大量の藻を引きずり揚げる。藻を取り除くのに時間が掛かるので、手返しは当然遅くなる。

9時30分、このカレイも先程のアイナメと一緒で、藻にまみれて揚がって来た。今度はサイズも26cmあったので、藻と一緒ではあるが幾分重かった。

今日は餌を控えめに用意してきたので、10時30分の餌替えで使い切った。11時30分から順次納竿していったが、カレイは2枚で終わった。この時季を過ぎると尺クラスのカレイは極端に少なくなってくる。水温が高くなってくるので、大きいカレイは沖の深場に移動して行くのかも知れない。

帰宅後は、裏庭のサクランボが鈴生りに生っているので捥いだ。職場のおばはんらが要るというので持って行く分と、自宅で焼酎漬けにする分を確保。これでも捥いだかどうか解らないくらいで、サクランボの木は依然として全体が真っ赤である。殆どのサクランボは鳥の餌となるが、それは見事に、一瞬の間に全て食べ尽くすのである。勿論、これを狙って大量の鳥が押し寄せる訳だ。

【5月7日過去の釣行記録】
・2005年新日鐵波止場、06:00~16:00、大潮、釣果=キス2・アジ4・ハゼ5・ウグイ1・メゴチ25・メバル2・ソイ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦4月15日釣行記録】
・2009年05月09日、徳山晴海埠頭、06:40~12:30、大潮、釣果=2人でキス15

 

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千一夜第3章第221夜 久々の築港、良いじゃないか

2020-05-04 17:52:39 | サーフ

2020.5.4(月) みどりの日

ここ3か月の内、この釣り場は2回目である。最近は下松の日立沖岸壁(旧日石沖)の釣り場がメインになっていたので、ホームグランドたるここ築港を疎かにしていた。前回、日立沖でボウズだったので今回はホームに帰ってみたのである。昨日の雨が残っており窪地には水溜りが出来ている。嘗て、雨後の釣果はあまり良くないが、明日からは孫等が遊びに来るので、行ける時に行っておかなければ機会を逸することになりかねないと思った次第である。

勿論、コロナウイルスに関する3密、ソーシャルディスタンスを守りながらの釣行である。

旧暦:4月12日
場所:徳山築港
時間:05:30~11:00
天候:曇り
外気温:5時20分17℃、7時21℃、蒸し暑い
風 :微風
月齢:11.0
潮   :中潮 満潮06:21潮位287cm 干潮12:39潮位82cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:30、29cmカレイ2・キス1R・25cmギザミR ・メゴチ2R(持ち帰りはカレイのみ)

築港の釣り場の左手の海浜公園、やはり何時もより散歩人は少ない。私がここに来てから帰るまでに20人程度だったろうと思う。私が納竿する直前に、ベトナムかミャンマー辺りの若い男女6人の外国人グループが竿を持ってやって来た。自転車で来たので近くに住んでいるのだろう。公園内に入っていったので一安心した。早朝には2人の中近東方面と思われる外国人が公園を走りに来た。2グループとも私のバッカンを覗きに来たが、全員マスクを着用していた。ここは外国人が多く来るので、ソーシャルディスタンスを守りながらとは言え不安は残る。

5時20分からサーフ開始。6時40分、7時15分とメゴチが揚がる。散歩の老人がフライにすると美味いと言ったが、即リリースした。この時季のメゴチは丸々と太っていて身もしっかりついているようなので、出汁に取るには良いかも知れない。しかし、私にとっては外道、こんなのを釣りに来たんじゃないのだ。

8時55分に小さいキスが揚がる。キスも数くれば良いのだが、今日はこの1尾のみだったので帰りにリリースした。この時点では今日もカレイボウズ臭いなあと殆ど諦めモードに入っていた。

大方諦め掛けていた9時、正面4本の竿の右から2番目の竿が大きくお辞儀した。カレイのアタリに間違いない。間違いないが、針掛かりしているかどうかは別、3分程度待ってから竿を引いてみると、海底で翻った感触が手に伝わる。今度こそ間違いない。リールを巻く手が重い、良い感じだ。手前まで寄せると、下に潜ろうと必死の抵抗、そうはさせじと竿を立てる。埠頭の足元に寄せて見えたカレイの姿は、30cmと見た。他の竿と竿との間なので、他のラインに引っ掛けないように垂直に一気に引き揚げる。果たして30cmだった。この釣り場での30cmは久し振りである。最近では25cm程度で止まっていたので嬉しい1枚である。

機嫌を良くして他の竿も引いてみると、内1本が重い。これまたカレイかと慎重にリールを巻き上げると、やはり間違いない。先ほどと同程度か、♬来たぞ、来たぞ、カレイが来たぞ♬とゴジラのテーマ曲に乗る。揚げてみると同サイズだったが、惜しくも30cmを切っていた。この竿はアタリを見ていないので、恐らくこっちの方が先に釣れていたものと思われる。

この後は無しのつぶて、全くアタリもないし釣れる気配すら無い。今日のカレイは9時の時合のワンチャンスのみだったようだ。

11時前、2人連れの若いしが来た。隣でチヌ釣りをやっても良いかと言うので、私も餌を使い切ったところだし、もう納竿しようと思っていた矢先だったので、場所を譲ることにした。納竿時に釣れるということは良くあることだが、納竿の最後の竿に25cmのギザミ(ベラ)が釣れた。これも丸々と良く太っていたが、即リリース。広島方面では釣れなくなって高級魚となっているらしいが、私は持ち帰らない。

今日は一瞬の出来事のようだったが、30cmクラスが2枚釣れれば良しとしよう。それにしても最近は小さい木っ端ガレイばかりだったのに今日はどうしたことだろう。釣り場を少し休ませたのが良かったのかも知れない。しかしこの釣り場疲れるなあ。船の往来が激しいため気が抜けないのだ。ついうっかりすると船にラインを引っ掛けられることになる。上手くラインだけが切れれば良い方で、下手すると竿ごと海に投げ出されることになる。船が通過する度に相手に注意を促さなければならないので、気が抜けないのだ。暫く、殆どリスクの無い釣り場でやっていたので、今日は疲れた。

【5月4日過去の釣行記録】
・1994年中電西側岸壁、13:00~16:00、小潮、釣果=アイナメ6・キス1
・2000年笠戸大城下、昼間、大潮、釣果=ボウズ
・2007年笠戸大城下、19:30~01:30、中潮、釣果=メバル10R15
・2008年笠戸落港防波堤、20:00~22:30、大潮、釣果=メバル10
・2009年第2埠頭東側、06:30~12:30、長潮、釣果=カレイ1・キス4
・2010年粭島小瀬戸、19:30~22:40、中潮、釣果=メバル9・アジ4
・2011年徳山築港、09:00~12:00、大潮、釣果=カレイ5
・2014年徳山築港、04:55~15:40、中潮、釣果=カレイ6・キス1・アイナメ2
・2016年徳山築港フェリー乗り場、05:30~12:10、中潮、釣果=カレイ1・キス2・ベラ1
・2019年徳山築港、05:40~11:00、大潮、釣果=カレイ9・キス1・マダイ1・メゴチ1

【この日の釣り情報】
・2000年末武川河口、昼間、大潮、潮干狩り=アサリ大漁
・2006年笠戸寺崎、夜、小潮、釣果=メバル3

【旧暦4月12日釣行記録】
・2009年05月06日、櫛ヶ浜港防波堤、19:05~21:10、中潮、釣果=メバル2
・2011年05月14日、大島大原、19:00~22:00、中潮、釣果=メバル11
・2014年05月10日、徳山築港、04:50~13:00、中潮、釣果=カレイ4・キス4・チヌ1


 

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