2007.2.28
24日に久し振りにセイゴを釣ったので、その成魚であるスズキについて蘊蓄を少々。
スズキは『鱸』と書きますが、『盧』は並ぶと言う意味を表し、「えらの並び方に特徴のある魚」と言う意味です。またスズキは刺身にした時の身の美しさから「すすぎ洗いしたような綺麗な身」をしているからスズキになったとも言われます。
呼び名も、『オオマタ』、『ハネ』、『コッパ』、『ハクラ』、『セイ』、『マダカ』、『チュウハン』、『オオタロウ』、『ニュウドウ』、『ヌリ』など色々です。
スズキ目は脊椎動物の中でも最も多くの種類を数え、約8,000種います。アジ、タイ、サバ、カジキなどもスズキ目です。
中部日本や西日本沿岸で主に漁獲され、特に島根県の宍道湖や瀬戸内海のものが上物と言われます。
皆さんご存知のように、この魚は成長に合わせて名前が変わる出世魚です。一番小さいのが『コッパ』で、1年魚が『セイゴ』(私が釣ったのは28cmなので多分セイゴです)、2~3年ものが『フッコ』、それから『スズキ』となります。また大きさによって生息地が違います。セイゴ、フッコ時代は河川に上って来ますが、スズキになると河口に近い沿岸に生息するようです。
スズキの旬は秋から冬にかけて産卵するので夏場です。スズキにはビタミンA・Dが豊富で成長するほど美味になると言われます。産卵後は「枯れスズキ」と言って脂が抜け味が落ちます。腹に子を持ったものを腹太スズキと言って、奉書紙に包んで焼き上げた「奉書焼」は松江市の郷土料理にもなっています。因みに、スズキの皮は焼くと縮んで剥がれやすくなるので、焼く前に皮に筋を入れておくと焼き上がりが良くなります。でもやっぱり夏は氷でキュッと身を締めたあらいがいいですね。
スズキを買うときは、体に厚みがあるもので、尾に近いところがふっくらしているものを選びませう。
私が居る近辺では、特に島田川、末武川などの河口がスズキ釣りは良いようです。10年くらい前に宇部市の河口に釣りに行って、60cm級のスズキを揚げたことがありますが、それ以来スズキ釣りはやっていません。セイゴは浮き釣りやサーフでもたまに釣れます。
24日に久し振りにセイゴを釣ったので、その成魚であるスズキについて蘊蓄を少々。
スズキは『鱸』と書きますが、『盧』は並ぶと言う意味を表し、「えらの並び方に特徴のある魚」と言う意味です。またスズキは刺身にした時の身の美しさから「すすぎ洗いしたような綺麗な身」をしているからスズキになったとも言われます。
呼び名も、『オオマタ』、『ハネ』、『コッパ』、『ハクラ』、『セイ』、『マダカ』、『チュウハン』、『オオタロウ』、『ニュウドウ』、『ヌリ』など色々です。
スズキ目は脊椎動物の中でも最も多くの種類を数え、約8,000種います。アジ、タイ、サバ、カジキなどもスズキ目です。
中部日本や西日本沿岸で主に漁獲され、特に島根県の宍道湖や瀬戸内海のものが上物と言われます。
皆さんご存知のように、この魚は成長に合わせて名前が変わる出世魚です。一番小さいのが『コッパ』で、1年魚が『セイゴ』(私が釣ったのは28cmなので多分セイゴです)、2~3年ものが『フッコ』、それから『スズキ』となります。また大きさによって生息地が違います。セイゴ、フッコ時代は河川に上って来ますが、スズキになると河口に近い沿岸に生息するようです。
スズキの旬は秋から冬にかけて産卵するので夏場です。スズキにはビタミンA・Dが豊富で成長するほど美味になると言われます。産卵後は「枯れスズキ」と言って脂が抜け味が落ちます。腹に子を持ったものを腹太スズキと言って、奉書紙に包んで焼き上げた「奉書焼」は松江市の郷土料理にもなっています。因みに、スズキの皮は焼くと縮んで剥がれやすくなるので、焼く前に皮に筋を入れておくと焼き上がりが良くなります。でもやっぱり夏は氷でキュッと身を締めたあらいがいいですね。
スズキを買うときは、体に厚みがあるもので、尾に近いところがふっくらしているものを選びませう。
私が居る近辺では、特に島田川、末武川などの河口がスズキ釣りは良いようです。10年くらい前に宇部市の河口に釣りに行って、60cm級のスズキを揚げたことがありますが、それ以来スズキ釣りはやっていません。セイゴは浮き釣りやサーフでもたまに釣れます。