2013.10.13(日)
黄金の国ジバングである。今年も収穫の時季になった。今年は台風の上陸も無く、稲は順調に育ったようだ。この地域では我が家の収穫は比較的遅い方になる。勿論、植えるのも遅いのだから刈り取りも遅くなる。既に刈り終った人に聞くと、今年は例年に無く豊作だったとのことだ。秋晴れの好天気になって良かった。
まずは畔回りを手作業で刈り取る。コンバインでは刈り取れない部分である。例年、コンバインで刈り取れない所には苗を植えるのを止めようと言うのだが、苗が余るので何時の間にか母が植えている。畔回りを植えただけでも籾袋4つ程度は収穫がある。次は機械が入る場所を手作業で刈り取る。コンバインの方向転換が出来る程度のスペースは刈り取らなければならない。最近では、田植えが終わった後の他所の田圃を見ると、機械が入る場所を始めから植えていない所が多い。
機庫には田植え機、コンバイン、トラクターなどが入っている。減価償却が終わる前には買い替えるので、得なのか損なのか良く解らない。償却が終わってからが儲けのような気がするのだが・・・。と言うよりも、そこまで機械が持たないせいかも知れないし、農機具屋さんのセールスが上手いせいかも知れない。
8時半頃から始めたが、最初にトラブル発生。稲を刈り取っても籾が袋に入らないのだ。直ぐに農機具屋さんにTEL.するが、既に他の田圃に出かけていたので、我が家の田圃に到着したのは9時半を回っていた。農機具屋さんがコンバインを見ると直ぐに直った。コンバインの底の籾を吸い上げる蓋が開いていたとのことだ。弟に言わせると、JAの人が整備してくれた時に底蓋を閉じるのを忘れたのだろうとのこと。
2日前に雨が降ったので、田圃は水が溜まっている所もあり、濡れた藁がコンバインに詰まるため高速での刈り取りは出来ない。スロースピードで弟と代わる代わるコンバインに乗って稲を刈り取る。それでも数回、藁を詰まらせて作業が中断した。ビールを片手に仕事が出来るのはこの時くらいのものだ。田圃だから道交法の適用も無く、飲酒運転でも構わないだろう。
稲穂の下の部分が濡れていることもあり、農作業は思うように捗らない。全体の2割程度が済んだのが11時を回っていた。夕方、ライスセンターに籾を取りに来てもらうのだが間に合うかどうか心配になる。
コンバインで収穫した籾を弟の子供2人が運んでくれる。我々にとってはこれが一番の重労働なのだが、甥たちは筋トレだと言ってトップカー(キャリーカー)も使わず両手で抱きかかえて運んで来る。最長100m以上の距離があるだろうと思う。最終的に87袋あったが、2人で全部運んでくれた。甥の長男の方は広島に就職しているが、稲刈りのためにわざわざ帰省してきてくれた。感謝、感謝である。
上の田圃を刈り終ったのが既に14時前、何時もなら下の田圃を半分くらい刈り終っている。2時間程度の遅れだ。機械を休めることなく弟と交代で刈り続ける。勿論、甥たちもフル稼働だ。女性陣は畔回りの稲穂の刈り取りや藁を田圃に均等に蒔いたりしている。
田圃にはカエルやバッタなどが大量に居る。何処で見ているのか、刈り終ると直ぐにシラサギやハト、カラスが飛んで来て、カエルなどを食べる。
下の田圃を刈り始める。時間も経っているので上の田圃ほど地面は濡れていない。早く作業しても3時間は十分に掛かるが、暗くなる前に終わらせたいものだ。幸い、籾を取りに来るのが少し遅くなると連絡があった。18時頃までには何とか来るとのことだから、こちらにしてみれば丁度良い塩梅である。
ほぼ予想通りの17時半頃に刈り終った。この後、コンバインやトップカーの掃除をする。泥も固まるとなかなか取れなくなる。
我が家の田圃の周りは、西と北が民家、南と東は会社に囲まれているので、稲刈りなどの作業をする時には事前に知らせておく。風に因っては藁ゴミが家屋まで飛んで行くので、民家の洗濯物などは要注意である。東側の会社は車のディーラーなので、新車が汚れてしまうが、納車時には改めてコーティングなどするので特段の影響は無いように思う。しかし、何はともあれ、周辺に迷惑をおかけします。
【10月13日過去の釣行記録】
・2006年日石前防波堤、20:45~22:30、小潮、釣果=アオリイカ1・マダコ1
・2006年第2埠頭南端西側、22:40~00:00、小潮、釣果=アオリイカボウズ
・2007年華西防波堤南端、19:15~23:00、中潮、釣果=アジ10
【この日の釣り情報】
・2005年第1埠頭西側、夜、若潮、釣果=メバル3
自分たちで育てたお米は美味しいでしょうね。
自分は昨日の夕方、居守に行きましたが、小アジが
ポツポツでした。人が沢山いましたがあまり釣れていませんでした。
それから、今はやりませんが、米の乾燥も自宅でやっていました。大きな箱の中に米を入れ、下からコークスを焚き続けて熱風を一昼夜掛けて送り続けて乾燥させるのです。勿論、それ以前は天日干しでしたが。